============================================================ ●アドテック東京のアプリ自慢大会を見てわかったアプリビジネスのヒント ============================================================ <アドテック東京 Apps Exchange Square講義録> iPhone/android/iPad アプリプレゼン大会 アドテック東京の展示会場の中央の特設会場に、 17社のアプリクリエイターが集結し、各々のアプリを自慢しながら、 貴重な経験談や、今後のビジネスのヒントをバラまいた。 各社5分のプレゼンという短い時間の中にも、 ガラケーでしか通用しないと目された音楽配信ビジネスの新境地、 デコメやキセカエのガラケービジネスの世界展開、 個人でも戦える世界的技術への挑戦、出版コンテンツの新しいあり方、 スマートフォンアプリのマーケティング手法、 さまざまなヒントが隠されていた。 ひとつずつ見て行きたい。 株式会社ヤマハミュージックメディア 田中威志 ガラケーで最も大きな市場を占める着うた配信ビジネス。 i-tuneで参入が難しいはずだ、誰もがそう思う。 しかし、ヤマハは、ストリーミング配信、聞き放題、月額定額という新境地を開拓した。 ガラケーだとメーカー変更やキャリア変更で、曲を購入した権利を失う。 これはユーザにとって不利益なことを、ガラケープレイヤーがやってきたことになる。 あなたの選曲リストもあなたの資産だよということで、マルチデバイス対応をすすめている。 2 「Lyrica」 株式会社ファンコミュニケーションズ 関根佑介 リリカは30万人以上がダウンロードしたマンモス歌詞アプリだ。 日本の歌謡曲の収録数は日本最大、そして洋楽対応ももうすぐ。 アイチューンのリストを再生すると自動的に歌詞をとってくる。 これもただのウェブサイトではできない芸当である。 確かにスマートフォンアプリはガラケーよりもユーザ体験を向上しているのである。 3 「スマイリーメール」 株式会社KBMJi 木村武弘 去年のリリース以降、常に有料ランキング上位を維持するスマイリーメール。 デコメ業者がたくさんいるなか、デコメアプリをいち早く市場投入した裏には 同社の技術力や日本の文化を世界に配信したいという執念があった。 4 「デコメリー / プチモジメーカー」 株式会社寺島情報企画/株式会社テクノード 小川真沙美 ガラケーのデコメの王者がiPhoneにやってきた。 先述のように、デコメアプリは、送受信やデコメ保存など、アプリ側で用意しなくてはならない。 デコメ画像だけ作って流通すればいいというガラケービジネスとはわけが違う。 そんななかの王者の参入にiPhone業界人も驚いた。 しかももっと驚いたのはビジネスモデルを「まずは無料開放」という変更したことである。 あきらかに、iPhoneユーザの方が得だ。なにせ最初はただで十分楽しめるのだから。 しかし、この戦略にはしっかりとした計算がある、 いままでとれなかった、デコメのリアルな利用状況までわかるわけだから。 また、一度メーラーという彼氏のようなポジションをとったら、 そう簡単にブランドスィッチは難しい。いやあ、ガラケーの王者も元気だ。 5 「キセカエADVANCE」 テックファーム株式会社 矢吹通康 KBMJと同じく、今までの主要なプレイヤーに代わって、 キセカエも技術会社が、市場開拓の一歩を踏んだ。 彼らはこのビジネスが厳しいからこそ、 みんなで力あわせてがんばろうという主旨のもと、ビジネスを構築。 コンテンツホルダーには、リスク無く市場参入できるようなプランを用意しており、 現在、大手各社が相談に来ているという。 6 「Electricdraw」 Electricwoods LLC 吉川和成 これを個人で作ってしまうなんて。会場全体が沸いた。 アプリの世界は、アドビのような大会社と対抗する個人がたくさんいる。 「これはイラレやフォトショにとりこめるんですか」という会場からの質問に、 「いったんPDFにすれば可能です」と吉川さんは答え、一同に笑いがおこった。 7 「PHYZIOS Studio」 株式会社フィジオス 櫻井敦史 アングリーバードやカットザロープなどの優れたゲームは、 物理演算の描画ロジックがあってのもの。 そういったゲームをあなたも作れる、フィジオスの技術があれば。 同社がリリースしたアプリはこぞって10位以内のランキング。 協業相手も探しているという話だから、同社と一緒に世界を狙いにいこう。 8 「食べレコ」 株式会社ハンズエイド 小室健 ただ書籍をPDFにすればいいってもんではない。 ハンズエイドの食べレコエンジンは、 サーバサイドのCMSも用意しており、 雑誌のクリッピングのようなアプリができてしまう。 ブログよりも雑誌っぽい編集ができる管理画面の秀逸さに会場が唸った。 9 「オックスフォード辞典」 株式会社エヌフォー リチャードノースコット 大辞林がトップセールスで、常にトップ10入りをしているところから わかるように、高額でも辞書は売れるということがわかった。 どうやら、困ったその時に使うというよりも、 前もって常備薬をという先行投資型の購入方法があるようである。 インターネットに慣れ親しんだ人間はウィキペディアがあるから要らないとか、 Google翻訳があるから要らないとかなりがちだが、市場は案外肝要なのだ。 エヌフォーは、オックスフォード辞典を皮切りに、クロスランゲージの辞書を ライセンスしては開発して、自社リリースをしている。 専門分野に特化したテンプレートアプリのビジネスの典型例と言えよう。 10 「指さし会話touch&talk」シリーズ グランドデザイン&カンパニー株式会社 小川和也 兎に角、海外渡航者にはお馴染みの、爆発的な発行部数を誇る、 指差し会話がiPhoneアプリになった。 現状の有料が無料になったらどうなるか。 爆発的なユーザをかかえ、「これください」と指差した先が、実の商品だったら。 「シャンプーを探しています」というつもりで指をさしていたら、 「メリットをください」という意味に店員はとらえてしまうのである。 こういったビジネスモデルの変換に期待が膨らむ。 11 「catひろしピアノ」 株式会社サル 見田修一 アプリ内容については、見ていただくに超したことはないので、 説明を省くが、このアプリ、 なんと「包茎のことなら…」という広告がついていて、会場が騒然となった。 12 「痛車 ita☆sha」 株式会社デジタルアドベンチャー 上田裕資 多少の経験のあるiPhoneディベロッパーなら、 誰もが失意の底に落とされた、忘れもしない今年の1月。 エロ禁止の粛正のもと、伝説のスカートめくりアプリのPuffや、 すべての水着系アプリが一斉リジェクトにあった。 デジタルアドベンチャーはまさに、その被害が甚大だった一社で、 このたび、新境地を開拓したというわけだ。 なんと、ニューヨークジャーナルにも、 日本のハイエッジなオタク文化としてとりあげられている もっとも旬なコンテンツカテゴリーなのだ。 13 「ガチャツイ」 株式会社ジェネシックス 三田文康 ガチャピンのツィートだけのタイムラインが目玉のアプリ、手堅くヒットを飛ばした。 しかも350円という割と高いゾーンである。 国民的人気キャラクターとツィッターという掛け算。 他社も多いにトライして欲しいところだ。 14 「YourGolf」 亜才株式会社 才神健児 アンドロイドですでに、上位ダウンロードを獲得したゴルフスコアアプリが、 iPhoneでもスポーツカテゴリで上位に食い込んだ。 Googleマップ上の全世界のゴルフ場対応ということもあり、 世界でダウンロードされてる。 世界中のお金持ちにアテンションできるメディアとしての成長に期待したい。 15 「五者択一!」 株式会社ウィンシステム 武藤直樹 武藤さんには、Zen Artistにて、ライブアートを披露していただいた。 水墨画のツールで、萌え系の女のコをすらすらと描いていた。 五者択一は、クイズを作りたい人と、クイズを楽しみたい人のマッチングで、 知的な時間つぶしや自分探しができる、クラウド連携のアプリである。 16 「AskSmart.ly」 株式会社フィルモア・アドバイザリー 森航介 スマートフォンアプリ業界において、マーケティングは死活問題だ。 何せ広告が効かないのである。そんななか、 リアルアフィリエイトのいいツールが紹介された。 いわゆるアンケートメディアなのであるが、 例えばアプリ購入アンケートを実施できる。なおお駄賃も任意に決められる。 購入したかどうかはスクリーンショット写真をタスクにいれて証明をとる。 このような購入促進も重要だが、さらに重要なのは、本来のアンケート回収。 というのも、アプリのレビューは一般的には実購入数の百倍の一から千倍の一。 きちんとしたレビューや、改善要求は少なく、ただの感想や野次が多い。 これだときちんとしたユーザ評価がすぐにわからない。 リリース後、ユーザアンケートを速攻でとって、 すぐにバージョンアップ開発に活かすということが、実はすごく重要なのである。 17 「APPBANK」 株式会社GT-Agency 村井智建 神様、仏様、ムライさまという言葉がある。 ある方面ではエントリーポストマンならぬエンペラーと崇められている。 というのも、アップバンクに取り上げられば、ランキングイン、 村井氏はテレビでささやけば、ランキングアップ、 まさにランキングを動かす男なのである。 この業界にいて、彼を知らないならば、 それはジョンレノンを知らずしてロックを聞いているようなものである。 ============================================================ ●アドテック東京レポート Apps Exchange Square 一日目 ============================================================ オープニング講演「米国事例から学ぶスマートフォンビジネス」のレポートはこちら ●ユーザーインターフェースは何度もつくりなおせ。 <アドテック東京 Apps Exchange Square講義録> 「FLASHによるアプリ開発」 深津貴之 トイカメラなどで有名な深津さんの手がける作品は、 すでに200万ダウンロードを超えている。 出せば売れる、そんな定石を作ってしまった深津さんから、 いろいろとヒントをいただいたのでおすそわけしたい。 1.まずは実機画面に同寸大のポストイットを貼ってUIを書く とにかくUI案をペンでかけ、そして実際に触ってみろというわけだ。 ボタンがとどくか、ボタンがちゃんとわかりやすくさわれるかなどなど。 ちなみにボタンは44ドット以上ないときちんと押せないという助言もあった。 2.ユーザーインタフェースは何度もつくりなおす。 深津さんならではの開発方法であるが、彼はまずFlashにして検証して、 OKであれば、アプリ開発にすすめるという方式をとっている。 Flashの方が開発スピードが早い、だったらこちらで何度でもやりなおしすればいい。 彼はそもそも、一発で一番いいテイクをだそうなんてことをこれっぽっちも考えていない。 3.ウェブに公開して、訪問者のフィードバックをもらう Flashができると、それをウェブにあげて、訪問者の反応を見る。 フィードバックをもらいながら完成したら、 「アプリできました」という風にアップストアに導線をはる。 このようにして、開発行為そのものがプロモーションを兼ねている格好になるのだ。 深津流iPhone開発方法、いかがだっただろうか。 Flashができないから無理と諦める前に、 スクリーンショットのデザインぐらいは書けるようにしておこう。 アプリアイデアは企画文書や機能一覧で終わりではない。 iPhoneアプリのダウンロード数を決めるのは、アップストア上での アイコンそしてスクリーンショットのクリエイティブの見栄え。 そして、いざダウンロードして、 そのひとが友達にクチコミするかどうかは、 ユーザインターフェイスの快適さに尽きるのだ。 ============================================================ ●アドテック東京レポート Apps Exchange Square 二日目 ============================================================ 二日間に渡って行われたアップエクスチェンジ。 初日は開発者による自社のアプリケーションの紹介、二日目は企業のスマートフォンへの取り組みやスマートフォンビジネスのトレンドについて有識者による講演という盛りだくさんの内容であった。 スマートフォンおよびアプリビジネスへの注目が高まる中、凄まじい熱気とともに幕を開けた初日の詳細は司会進行を努めた藤永氏のレポートをご覧いただきたい。 本レポートでは二日目に行われた有識者によるスマートフォンビジネスの最新動向とビジネスのポイントについて紹介したい。 ●アプリビジネスの鉄則「マーケットの特性を知らずして成功なし」 最初に登壇したのはイーグル株式会社の相澤氏。 ライブ感を重視したプレゼンにしたいとのことであったが、まさに相澤氏のパワーと熱意がダイレクトに伝わってくる熱い講演で終始圧倒されっぱなしであった。 相澤氏によれば「そろそろスマートフォンでアプリビジネスでもやってみようか」という軽い気持ちで参入してくる企業が多いがiTunes AppStoreというアップルが管理するマーケットにおいてはiモードの時とは異なり、巨額の広告費を投じることで販売につなげていくような「プロモーション」手法が存在しない。 そのため著名企業がアプリケーションをAppStoreでリリースしたとしても必ずしもランキングで上位に入れるわけではなく、逆に個人が趣味でつくったアプリケーションに簡単に負けてしまうケースもある。 更に収益構造も全く違う。 例えばどれだけアプリケーションの売上げが上がるかは全く読めないし、パッケージソフトに比べてアプリケーションの価格は10分の1以下であることが多いためアプリあたりの売上げ規模は小さくならざる得ない。その為、これまでと同じ制作プロセスでアプリ制作を行っていては収益を出すことは難しい。よってこれから参入を考えるならばまずは開発コストを下げ、とにかく経費を最小化していくことからはじめなければならない。 そうやって「最小のコストで出来るだけ多くのアプリをリリースする」というサイクルを積み重ねていくとアプリビジネスの経験が貯まってくる。そうすると制作原価を下げるコツがわかるようになり、より安く早く良いアプリがリリースできるようになってくる。また、アプリの特性によって最適なプロモーションの方法や売り方、稼ぎ方がわかってくる。 アプリビジネスに参入する際は上記のようなアプローチで取り組み、まずはマーケットの特性を学ぶことから始めることが大切である、というのが相澤氏のアドバイスであった。 アプリビジネス、そしてマーケットの特性について具体的な数字を出して行われた相澤氏の講演はまさにアプリビジネスへの参入を考えている企業にとっては非常に示唆に富む内容だったと言えよう。 (文責:加賀谷友典 KAGAYA.COM) 上が第一回目のプレゼンで、下が第二回目のプレゼン。 内容はとある事情でまったく違います。
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●Eagleサンフランシスコ上陸物語。第1日目 ============================================================ サンフランシスコに到着したのは朝8時ぐらいでしたが、 それから入国に1時間もかかりました。 審査では、右手と左手の写真や顔写真を撮るんですよね。 それじゃ、時間がかかりますよ。 911の前では、「齋藤寝具店」と一言言えば通るし、 それをおばちゃんたちが間違えて「山田寝具店」で全員スルーしたというのは過去の話。 EFも10年前のシスコ行きでは、 タワーレコードのビニール袋一つの荷物で1週間を過ごしたわけですが、 そのときはとやかく言われませんでした。 しかし、今回は、「お前は荷物が少なすぎる」とか、 「日本では何をやってるんだ」とかうるさいわけです。 こうしてウェブデザイナーになった私はサイトシーイングで通過したというわけです。 今回はさすがにリュック姿ですがね。 空港で、武富さん率いるアドテック東京事務局メンバーとD2Cの藤田さんと合流、 一緒にショートツアーしてきました。 ハイウェイで、ジンガのファームビルの看板広告がありました。 武富師匠が、「誰か写真とれ」と叫びます。 これから米国滞在記のはじまりです。 ============================================================ ●プラグアンドプレイテックセンターは毎日が文化祭。 ============================================================ 空港から30分ほどセンノゼの方に行くと、そこはありました。 あらかじめグーグルストリートビューで見ておいたので、すぐにわかりました。 もともとはフィリップスのオフィスだったそうです。 そこで、サンブリッジの川鍋さんとお会いして、見学ツアーです。 なんと、数日前にシリウスの小河さんにご紹介いただいてすぐに応じていただいたというわけ。 1階のインキュベートオフィス群に、iPhoneAPPSパビリオンがありました。 ここには10社ほどの数人企業があつまっているそうで、 有名なのは鼻歌検索の「midomi」です。 ここにEagleも拠点を作りたくなりました。 ちなみに、アメリカ人は土日にオフィスに通うことはないそうで、ここもガランドウでした。 中国人は昼も夜もなく働いているのに、この国は大丈夫なのかと不思議な気持ちになりました。 ここは、ファウンディングとあらゆるリクルーティングのチャンスの場ですから、 土日はさすがにお休みということにしておきましょう。 【いきべん極秘朗報!】 6月14日にジョブズ級の人物がここにやってくるとか。 狙いすまして行くことをおすすめします。 この日は息子のレイジの8歳の誕生日だったりします。 ============================================================ ●スタンフォードの塔見学の学生ガイドは東洋系でちょっとかわいい。 ============================================================ スタンフォード大学のゾーンに行くと、芝生で寝転ぶ日光浴が増えます。 ビキニ姿で焼いているのと、秀才が集まるイメージがどうもリンクしません。 ま。ただの観光地なので、この辺で説明不要とします。 ============================================================ ●グーグルは勝沼ワイナリーみたいだった。 ============================================================ グーグル社は田舎町にあります。 すごいのんびりしていて、どこかの芸術系大学じゃないかと思う佇まいをしています。 私が一番関心したのは、ガーデニングです。 結構、センスのある庭木職人がやっているに違いありません。 それだけで、ピクニックに行く価値はあります。 ちなみに、グーグルはわかりにくいところにあり、 スタンフォードの本カフェのMac販売コーナーにて、 MacBookProをさわって、ネットで調べてから行きました。 ●iPadは昼間に入荷して、おやつには売り切れる ダウンタウンに戻り、一行はAppleストアへ。 もちろんiPadを買うためです。結論は入手失敗。 予約すると確実に買えるのですが、 1週間後になるし、ひとり1台まで。 店頭に行けばひとり2台まで買えます。 ようするに毎日お昼に通えと、スティーブ軍曹はそうおっしゃっているのです。 幸い、GFの滞在先のモッサーホテルは激近です。 いくらでも通ってあげましょう。 ちなみに、ここのMacBookProでネット検索して、ホテルの地図を探しました。 ============================================================ ●前夜に20名が集結。サイバーエージェント勢が過半数を占拠 ============================================================ 6時ごろ、いったんホテルにチェックインしました。 気づけば爆睡。もう8時くらいになってます。 まずはAT&TのWi-Fiを買って、ツイッターです。 ありました。 == take45 @tryal 本日の場所です。全員はいれるかな?7時半からやってます。 Santorini 242 O'Farrell Street://bit.ly/aluWlO #atsj == これが集結のきっかけです。 私がかけつけたときは3人でした。 武富さんに、「リンクが貼られてないから来れないじゃないすか」と言うと、 「じゃあ、ふじふじ、つぶやいておいて」ってことになり、 となりのホテルのWi-Fiはタダだったので、下記の通りツイート。 == ikiben #atsj サンフランシスコで椿さんを囲む会。もうはじまってますよ。 サントリー二です。242oFarrelです。ユニオンスクエアの近くです。 == そのとき、まだ椿さん来てません。来る保証はありません。 しかも、ボクはまだ会ったことありません。 そこからでした、なんとぞろぞろと20名がやってくるじゃあーりませんか。 いやあ、椿さんってすごいですね。 サイバーエージェントってすごいですね。 出張費出るんですもん。そりゃ入りたくなりますよ。 アドテックの日本人参加者は40名くらいになる模様で、 有給とって自腹で来る方も多いんだとか。 ============================================================ ●真田将軍もサンフランシスコ入り ============================================================ 宿に帰ったらこんなメールが、真田将軍から来てました。 == こんにちわ アドテックに行ってるんですね。 私はInside Social Apps というカンファレンスに出席しています。 当社から3人の他、日本からソーシャルアプリ関連の連中が何人か来ています。 ギズモードの今田さんと同じ飛行機で、アドテック行くって言ってました。 20日の夜、サンフランシスコで一緒に食事しませんか? アドテック組&Inside Social Apps組の合同飲み会をやりましょう。 == ってわけで、いまサンフランにいるあなた、20日の夜はあけておいてくださいね。 「#atsj」でつぶやきます。 日本にいる方も、気持ちだけ参加でつぶやいてください。 今シスコは朝7時です。 みなさん、おやすみなさい。 ============================================================ ●アドテックサンフランシスコにてプレゼンスピーチいたします。 ============================================================ 一部の方はツイッターのつぶやきでご存知かと思いますが、 急遽、アドテックサンフランシスコ(4月19日ー21日)にて招待を受け、 プレゼンスピーチをすることになりました。 これはスマートフォンアプリを紹介するイベントで、全世界から19のアプリが選出される中、 日本側からは、電通の「iButterfly」、Eagleの「TalkWriter」が選出されました。 ●iButterfly http://www.mobileart.jp/ibutterfly.html ●TalkWriter http://www.eagle-inc.jp/talkwriter 米国滞在中は、インターネット環境がある限り、いきべん通信で毎朝ご報告します。 帰国直後に行われる「モバイル氷河期のサバイブ計画」におきまして シリコンバレー報告をする予定ですので、 そちらも楽しみにしていただけますと幸いです。 ●モバイル氷河期のサバイブ計画 第1回:スマートフォンの波に乗る方法 http://www.auriq.co.jp/event/2010/04/0427mobile.html ============================================================
●【SF通信】どうやらキミはオーディエンスのターゲットを間違えているようだよ。 ============================================================ Hi,every one.
タッドはまだサンフランにいます。 取り急ぎ報告しますと、 昨日のプレゼンは、腹を抱えて笑い込むアメリカ人がちょいちょいいて、 一応成功しました。 来ていたTシャツは、 Google,APPLE,Eagleのロゴをマッキーの手書きで書いてあって、その下に、 ジョンレノンの「All we are saying is Give Peace a chance」 という歌詞が書いてあります。 裏面は「Stay hungry Stay foolish with TalkWriter」 そして、自分のメアドと「Give us a chance」が書いてある オリジナルTシャツbyマッキーだったわけです。 それを着てAppleストアに行ったので恥ずかしかった。。 でも2つiPadを手に入れましたよ。 おまえおもろい奴だな、日本人か?と店員に言われちゃいましたよ。 それで、名刺は、東急ハンズで買った紙のコースターに、 漢字1文字を色筆ペンで書いて、Eagleの角印を押したもので、 これが受けちゃって受けちゃって。 はじめは、「鷹」とか「鷲」とかかっこいい漢字を書いてたんですが、 次第に「金」とか「味」とかの漢字もまぜちゃって。さすがに「水」はねえよな。 ま。どうぜ、むこうの奴らはわかんないしね。 Any way. それから悲劇は起きたんです。 アドテックの事務局から、プレゼン資料を書き換えろというメールが。。 キミのプレゼンはふざけすぎだ。 こりゃ女の口説き方が話のメインで、アプリの紹介自体はしてないじゃないか。と。 俺はすかさず、メールしましたよ。 いいアドバイスをいただきサンキュです。と。 「I am sorry & thank your advice」だったかな。 そしてすぐさまホテルに帰って、プレゼン資料を書き換えたってわけ。 って書くとさ、どんなスピーチしたんだよってことになるから、 その原稿をみなさんにもシェアします。 やべ。もう時間だ。1時からは超マジメなふじふじでいきます。 PS)あと、アドテックの強い要請で、開催期間中だけ無料にしました。 有料アプリで買った方、ほんとごめんなさい。 でも、ありがとう。だって、そのおかげで米国に来れたから。 ============================================================ ●これが物議をかもした原稿だ!英語の学習にどうぞ。 ============================================================ Hi everyone,I am the founder of Eagle and I'm visiting today from Tokyo Japan. You must know Apple by iPhone, Google by Android, now please remember Eagle by talk writer. == Google,Apple,Eagle! Remember those names please. However I prefer the Beatles over the Eagles. Anyway, Let me ask you a question. Please raise your hand if you like Japanese girls. Wow, Japanese girls seem to be pretty popular! I like them because they are shy but sweet and are open once the talk begins. == Why do you suppose that Japanese girls are so cute? == It seems to go back to when Perry first visited Japan, Two hundreds years ago to open Japan. Never mind about Perry… == Anyway, today I brought along a tool that will help any guy hit on Japanese girls. And the tool is called talk writer. == Imagine the world, For just 5 dollars this tool will make it possible for you to talk to Japanese girls, even if you don't speak a word of Japanese. == Japanese girls are really shy when they are approached by English speakers, and will probably run away. The reason for this is that, when they hear English they tend to panic - this is especially true of all the cute ones. However, the Talk Writer will convert your speech into text - and although they often don't speak it well, all Japanese people can generally read English very well. Japanese girls are actually pretty good at this. What they don't understand in spoken form, gets across fine in text! == The Talk-Writer performs realtime dictation, so long as Amazon EC2 can handle the load. == By the way, women all over the world tend to enjoy literature. Providing a woman with a your own literature will certainly give you a chance at romance. And achieving this in realtime will certainly seem impressive and enchanting. So, with this tool you can be sure to impress her. With your voice you can be sure to impress her. == And on top of that, the Talk Writer can translate any words she doesn't know into Japanese. She just has to tap the word on the screen. And don't forget to whisper to her then - "you've got beautiful hands", and that tool will be quickly transcribed. == So, if you want to make her yours, be sure to download the Talk Writer as soon as possible. I'll say it one more time, if you want to get a Japanese girl - the Talk Writer is the only way to go. == Let's take the Talk Writer and head over to Fisherman's Wharf. When my girlfriend's go to San Francisco they inevitably go to Fisherman's Wharf and talk about how delicious the shrimp cuisine is. This place presents a great opportunity. == Starbucks is a good place too. If Wifi is happy, talk writer is happy. == Oh, and of course this is not just useful for Japanese girls. == The Talk Writer makes it possible to translate vocabulary into over 100 different languages. So if you have this application you can talk to women all over the world. So if you are interested in picking up a cute foreign girl, your best bet is this application. By the way, even if the girls are not cute, the talk writer will still work. Lastly, I'd like to provide a message from Joe the surfer one of the engineers who works on our speech technology. == <ジョーのメッセージ再生> == When Perry and his black ships first came to Japan, it changed our country forever. The Talk Writer will do the same for this generation. It will help you meet Japanese girls, Now to commemorate Eagle's first visit to the U.S., the price of the Talk Writer will be temporarily put on sale, and reduced from $5 to $2. Please give it try - you won't be disappointed. == Stay hungry Stay foolish with TalkWriter I wish that for you. Thank you all very much for listening. ============================================================
●シリコンバレー人脈の築き方 ============================================================ 初日に続いて、2日目はカルトレインに乗って、サニーベールにいって、 サンブリッジの川鍋さんと、とんかつランチしてから、 またプラグアンドプレイテックセンターに行きました。 間違えてキップを三枚買って、キャンセルしようとしても無理なのは、 先日のいきべん通信の通りです。 そして、奇妙なのは、行きは5ドルだったのに、帰りは1.5ドルだったことです。 しかも、さらに奇妙なのは、途中で折り返し運転っぽい動きをして、 電車がサンノゼ行きに変わってビックリして降りたら、 「バートトレインに乗れ」っていうじゃありませんか。 でも、アメリカ人は親切なもんで、そういうことを、教えてくれます。 バートトレインは地下鉄みたいなもんで、 どこで降りていいかわからないので、適当にシビックセンターの次の駅で降りたら、 ドンぴしゃでした。帰りの空港へはこれがいいっぽいです。 さて、P&Pのお話に戻ります。 平日は活気があります。 ここですごくいいのは、普通にいろいろな人に声をかけたら 応じてくれるっていう雰囲気なところです。 ボクはトークライターを実際に3人に見せてみました。 そしたら、「クールだね。でもこうしたらいいと思うよ」 とか、アドバイスをくれるわけです。 ただでさえ、英語の練習になるし、同業界の仲間だから、 アドバイスをくれる。1席2鳥なわけです。 「おれこんな企画考えてるんだけどどう思う?」 てな感じなのが、iPhoneやandroidパビリオンの起業家たちの会話みたいです。 なんの人脈のない起業家は、ここに来るのがてっとり早いことがわかりました。 早速、入居方法とかを聞いたところ、 入居審査とかめんどくさいことがわかりました。 Eagleの米国進出の目的は、開発パートナー開拓と、マーケティングです。 シリコンバレーを自分の庭のようにするために、 現地法人をたてて、定住する必要はないと思いました。 ここに定期的にくればいいですから。 サンブリッジさんは、日本の起業家をシリコンバレーに紹介することを ミッションとしています。 というわけで、じゃあボクがたくさんの起業家を紹介するために 連れてきますから、椅子を一つ貸してくれませんか? って川鍋さんに聞いたらOKとの返事が! 一件落着です。 ぜひ、北米進出を考えている起業家の方、当方にご連絡ください。 Eagleの席がありますので、そこをネット接続基地にして、 P&Pの人脈開拓をサポートします。 え。ボクは座らないのって? すでにAT&Tの月額メンバーになったから、 どこでも、Wi-Fiがつながるんすよ。 Eagleが上にいるよって通じれば、それでいいんです。 ============================================================ ●マウンテンビューがいいのか、ダウンタウンがいいのか。 ============================================================ 川鍋さんにマウンテンビューまで送ってもらい、ダウンタウンについたとき、 シリウスのトミに会いました。 シリウステクノロジーズは、まさにその日、P&Pから アドテックの会場近くにオフィスを引っ越しました。 ちなみに、シスコでは、路上喫煙がOKで、 逆に、あらゆる室内では禁煙となっております。 室内で吸わないから、すごい健康にいいわけです。 タバコは路上に失敬するわけですが、それをしっかり拾うホームレスも居る。 いいエコシステムです。 そしてここのホームレスはプライドを持っています。 ちょうど話しかけられたのが、KLabの藤好さんなんですけど、 「俺は正規に登録されたホームレスだ。」と言われ、小銭をすべて差し出します。 日本のホームレスは、わめくぐらいで話しかけませんが、 こっちはコミュニケートしてきます。しかも清潔らしく、匂いがしません。 ここは寄付の国です。みんな普通に小銭をわたします。 実はいまスターバックスにいるのですが、 1.5ドルを買おうとして、100ドルを出したら、 店員がダメだといいます。 しょうがないので全ての小銭を差し出しました。 どれくらいあるのかわからないけど多分ショートしてたと思います。 彼女は全部受け取って、今回はザッツオーライよって言ってくれました。 そうこの国は寄付の気持ちが美徳なんです。 さて話を戻します。 シリウスの入っているところの路面パブで、 ビールを飲んでいろいろ話しました。 「なんで、サンフランに引っ越したの?。」 「それは、うちのボスが決めたことなんだけど、 マーケティングをするためには、ダウンタウンがいいんだよ。」 最初の米国進出は、人脈作りにはマウンテンビューがいいし、 そこにサービスの作り手たちがたくさんいます。 でもマネタイズやブランディングなど、あらゆるマーケティング活動は ダウンタウンがいいという見解でした。 また、P&Pだといろいろ話しかけられる。 逆にそれが億劫になってくる側面もあります。 だから同じ時間を費やすのならもっと効率的な方がいい。 ダウンタウンでは、ディスカッションパネルや ネットワーキングパーティが週に何回もあります。 シリウスの借りたオフィスには、バーラウンジとセミナールームがあり、 トミはいま、いきべんみたいなネットワークをたくらんでいます。 ボクらにはもう時間がありません。 まずマウンテンビューに行って、 下地を作ってからダウンタウンだなんて面倒なことはできません。 2週間だけこっちに来て、両方をいったり来たりして 一気にたくさんの人と会い、ビールを飲んで、 野望を語り合うってのが最適解だと思いました。 ============================================================ ●ダウンタウンではネットワーキングパーティが週に何回も。 ============================================================ トミが、アドテックの非公式ネットワーキングパーティがあるから行こう って言うので、一緒にいきました。 ここのオーガナイザー、すごいビジネスです。 一人から20ドルを巻き上げて、あとはキャッシュオンですから。 あとは我知らず。 逆にいうと、オーガナイザーは誰かわからず、全然ブランディングできてない。 もったないですが、目のつけどころがいい。たぶん業界人じゃないんでしょう。 いまアメリカ中がネット業界人の人脈に飢えているのです。 どんな感じかというと、男ばっかり、 体育会系モバイル部を思い出しました。 あんな感じでみんながっついているのです。 体育会系モバイル部は、最初のうちは30過ぎのメンバーが多く、 年々、若返りをしていくという現象を見てきました。 ここでは、30、40代が多いです。 つまり業界としてまだ若いということになります。 こういうパーティに若い人が来ると、業界も成熟ということになると思います。 アドテックの参加者は、半数が女性です。 でも外のネットワーキングパーティは男性9割な世界。 なかなか勉強になります。 勉強になる。スターがいる。 こういうコンテンツがないと女性は来ないんでしょう。 本当に勉強になります。 ボクは女性率の高いパーティをオーガナイズできないから。 ※こちらが2度目のプレゼン資料。冒頭の最初の資料と見比べて楽しんでください。
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●日本人のプレゼンスピーチは案外おもしろい。 ============================================================ アドテックの2日目、3日目に1回ずつ行われたAPP EXCHANGE。 5分ずつで26社が参加しており、日本からは電通とEagleでした。 他に有名どころでいうと、アドビ、ゲットジャー、レイヤー、スキャンバイ、 マクドナルド、イエルプといった面々。 ボクは英語がわかるわけじゃないから、なんともいえないけども、 笑いをとっていたのは、電通のじょーじさんと、ボクだけでした。 そういえば、プラグアンドプレイでのアプリコンテストでも、 パンカクの柳澤さんが優勝したそうです。 なぜ日本人が受けるのか。 それは簡単なことです。 英語だから、シナリオを書いて何回も練習するからです。 そうすると、客観的になるから、自慢みたいなところから、 聴講者へのプレゼントというプレゼンの正しい姿に変わります。 で。ボクの場合、英語の使い回しが芸人のようにおもしろいそうです。 大柴さんがそうおっしゃってました。 また大柴さんの助言で、Tシャツの「Google Apple Eagle」は わずかに書き付けたされて「Google+Apple÷2=Eagle」となりました。 前回のいきべん通信でも書きましたが、 1回目のプレゼンは物議をかもし、 急遽、完全書き直しをして、 2回目は普通のプレゼンになりました。 普通じゃつまらないので、最後に「ジョンレノンがこういいました。」と言って、 「All we are saying is give peace a chance」と歌ってから、 「トークライターはそれを実現します!」と言ったぐらいです。 あとはやたらに、グーグルをとりあげて、 グーグルがリアルタイムディクテーションAPIを作らないから、俺たちが作った。 とか、グーグル翻訳には本当に感謝しているとか言ったぐらいです。 でも、そういうのよりも、単語の使い回しと発音が芸人っぽくて面白かったそうです。 他の人たちのプレゼンは機能ばかりとりあげて、 何がどう世の中を変えるのかわかりません。 こういったところを意識しても、日本人のプレゼンはよく聞こえるのだと思います。 ちなみに1日目のボクのプレゼンは、 「世界の標準語である英語人のキミたちこそが ディクテーションアプリをケータイしろよ。 それがエチケットだろ?」 ってことを暗に伝えたくて、それをひらたく表現して、 「これをもって日本人のかわいこちゃんを口説け」 って言った訳だけど、 まあ性差別的な発言はアメリカでは御法度だということらしいです。 でも、ほんとに日本人のおんなのコは世界一キュートだということが、 アドテックの参加者を見てもわかりましたよ。 ============================================================ ●アメリカ人からみて日本人のケータイの使い方はクレイジー。 ============================================================ ボクの1回目のプレゼンの後、 D2Cの藤田社長たちのプレゼンを聞きにいきました。 ちょうど、コーラを藤田さんにおごっていただいて、 おまけに、スピーカールームにも一緒に入れていただいたわけですが。 そこに、コカコーラの江端さんがやってきました。 ボクの手にはペプシ。 アドウェイズの岡村さんも、クラリス起業家もそうですが、 ボクもコカコーラをいつも飲んでいます。 でも会場にはペプシしかなく、我慢して飲んでました。 こんな時に限って。。 すぐさま、武富師匠から、 「広告の世界では1度たりともやったらアウトだぞ」と怒られ、 ペプシは没収され、無事ゴミ箱行きとなりました。 そんなバツの悪い中、師匠から「オープンテーブル」を教わって、 ソーシャル組とアドテック組の合同飲み会の予約をとりました。 これはいいサービスです。英語で電話予約するの大変だし、 あっちだって忙しいのに電話がかかるといやでしょう。 経済合理性をきちんとお互いに理解させたいいサービスです。 シリウスのトミは、ランチMtgでもよく使うそうです。 ランチを商談にするのも経済合理性。 ダウンタウンにオフィスを持った者同士は、基本的に徒歩圏内。 やっぱり経済合理性です。 このオープンテーブル、実はiPhone版がすでに出ていて、 相当使われているそうです。 「え。俺、アメリカ人が外でケータイだしてピコってるのあんまみないぞ」 とトミにいったら、 「車の中とか、ちょっとしたときに一瞬だけ使うんだ」と。 日本のケータイの使い方は異常です。ひまつぶしにピコってます。 これはいまのところ理解できないでしょう。 3Gも通話回線も、ちょっとにぶいし、 ワップでバナーの表現も5秒くらいかかるから。 インフラ側もやる気ありません。 4Gになったら、いきなり世界最速の仲間入りするから、 そのとき、アメリカ人がひまつぶしにピコるのかどうか楽しみです。 そんな認識をしたあとの、日本勢による初のキーノート。 モバイル先進国の事例プレゼン。 藤田さん、大柴さん、江端さんのプレゼンはよくまとまっていて 日本のお固い連中にも見せたい実にいい内容なのですが、 「日本はクレイジーな国だ。」と思うボクがそこにはいました。 あのプレゼン、動画であったら、すごいいいなあ。 日本の寿司とカルフォルニアの寿司がまざって、 Yummyっていうの。すごくいい表現だと思いました。 何がいけなくてとかないもの。。 ワップもアプリも両方やればいいんです。 Eagleはワップをやりませんけどね。(笑) ============================================================ ●アメリカの起業家の考え方 ============================================================ 藤田さんたちのプレゼン中に、 アップエクスチェンジの世話人のビルからメールがiPhoneに届きました。 「キミのプレゼン、全部書き直して明日の8時までに送ってくれ」と。 急遽、ホテルに戻り、2時間缶詰してから、 また会場に戻って、ネットワーキングパーティに行き、 それから、DC2の甲斐さんと一緒に出て、ユニオンスクエアの近くのお店で、 Inside Social Appsへの参加メンバーと合流しました。 ソーシャル側は、真田さん率いるKLab勢、怪盗ロワイヤルのプロデューサーの方、 半澤さん、GIZMODOの今田さんなど、 アドテック側は椿さんを筆頭にまた初日と同じようなメンバーが揃いました。 こうしてみんなが集まると国内の閉塞感がウソのようです。 この国だって、リーマンショックがあったのがウソのようです。 アメリカに来て気づいたことは、 こちらの起業家は、まず最初にブランディングやマーケティングを行うこと。 日本だと、小さくはじめてまわり出したらマーケティングをするのとは対照です。 アドテックにも、たくさんの無名企業がブース出展しますし、 ネットワーキングではまず自分たちのサービスをPRします。 彼らは、ひと伝いに宣伝することに対して努力やお金を惜しみません。 このことを真田将軍に言いましたところ、やっぱり同意見で、 さらに詳しく説明してくれました。 「ここの人たちはユーザ数を資産と考えて、 とにかくユーザをかき集めてバイアウトする。 サービスでのマネタイズなんて考えてない。騙して逃げる感じだね。」 「でも。買った方に責任がある。高く買っても恨まないんだ。」 ここでは、こういうゲームをよしとします。 買われた事業は、いい嫁ぎ先が見つかったこと。 これはユーザにもハッピーなことだという解釈がつきます。 事業の育て方については、風土や起業家の生き様によるところなんで、 ボクがいろいろ言うところではないですが、 ブランディング活動のひとつひとつは意外にも効いていて、 ちゃんとクチコミがされて、サービスが一般に定着するという循環を、 ここの人たちは信じているということが、大きな発見でした。 日本勢のように儲かるテンプレートビジネスを見つけるのではなくて、 いいサービスだとおもったら作っちゃって、 それから一生懸命、宣教師のように伝えるということです。 受託なんか、彼らにとっては愚の骨頂、ありえないです。 例えば、最近のP&Pの社長の一押し出資先はドロップボックス。 このサービスだって、私たちはクチコミで知りましたからね。 この晩、今田さんが持って来たGIZMODOのステッカーが、 参加メンバーのiPhoneやiPadにたくさん貼られました。 今さらボクらにとってGIZMODEは知り切っているメディアですが、 知らないひとはまだまだたくさんいます。 日本に帰って来たらボクもそのステッカーを見た友達に、 たくさん聞かれるでしょう。 こういった活動をきちんとやっているから、みんな知ることになったわけですね。 ============================================================
●女性は広告関係が多い?
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アドテック2日目の夜、ソーシャル組との合同飲み会は、
真田さんたちがサンノゼから来ているというので、
11時近辺に終わったかにみえました。
女性陣4名だけが残っています。
ということで、ボクも居残ることにしました。
「何持って来たの?」って聞くから、
「ハンズでコースター買って、そこに漢字を1文字書いて、
名刺として配っているんだ。」と答えました。
そしたら、アメリカ人たちよりもいい反響。
日本の女性の方がユーモアを歓迎してくれるんだなと感激しました。
人気のあった文字は「儲」。
やっぱサンフランにやってくる女性たちは違いますね。
そんなとき、まず須田さんが電話してきてやってきました。
すると藤田さんや武富さんが別々にの会食を終えてをやってくるではありませんか。
「まさかもうやっていないよなと見てみたらいるじゃんかよ。」と、笑ってます。
そして江端さんも来まして、いつにまにやら、普通の飲み会に戻ってました。
時刻は12時をまわってます。
東京で会うことが難しいキープレイヤーたちがここで2時まで飲むとは。。
こういうところも、海外のカンファレンスのいいところです。
国内の有名なカンファレンス後の夜では「中州」や「すすき野」といった強敵がいます。
でも、ここでは普通にビジネスの話が、男女で盛り上がれるのです。
さて、そろそろ、まだちっともお話していない
アドテックの出展企業について語ります。
ボクは自分のプレゼンのあと、とても時間が余ったので、
スタバで一発メルマガを配信してから、展示ブースのすべて通路を3回ほどまわりました。
2回目ともなると、視線は次第に出展企業の女性ばかり見るようになり、
3回目は、あそこのコがかわいいからもう一度見に行こうって近づいて、
やっぱ大味だったな、あちゃって感じでした。
結論から言うと目を楽しませるブース出展がありませんでした。
7割の企業がパソコンモニターを出してよくわからない画面を見せびらかしていて、
残りの3割の企業は、ソファーがあって、女のコが立っているだけ。
パソコンモニターを出していない会社のほとんどは広告関係。
アフィリエイトが多かったかなという印象です。
コンバージョンを売りにするキレイめな女性社員。。
なんだか意味深な組み合わせです。
こんな感じで、ブース展示も参加者も女性が半分な世界がアドテックです。
パソコンを出している企業のブースは、なんかのシステムなのか、つまらなそうでした。
出展企業も通りがかりの人に一切、声をかけません。ぜんぜんやる気なしです。
ボクはスマートフォンアプリの出展企業に興味があるのですが、そこもいまいち。
「これであなたの会社のセールスをあげます!」
おいおい、これってただのホームページ制作のアプリ版じゃんけ。そんな感じ。
いかにも売れなさなさそうなソリューションのダメな匂いぷんぷんな企業は
日本でも海外でもおなじくらいいるんだということがわかりました。
それで、ボクのいきついた感想は、ネットのおかげで色々なビジネスが生まれて、
仕事も細分化、最適化できてきたけど、やっぱり業務から切り出せるのは広告だけということ。
一つの何かソリューションを作ったら、結局全体を見なくちゃいけない。
そうすると、パッケージは受け入れられず、単なるご用聞き受託ソフト会社に成り下がるハメになります。
広告は広告で、アドテックに専門家があつまって、気質の人たちが凌ぎを削っている。
つまり、ボクらはコンシューマーとじかに向き合うビジネスをするしかありません。
BtoBは短期的には楽かも知れない。でもこれは麻薬に近いもので、
結局は誰かのためのリソース提供(パーツ)でしかありません。
しかしコンシューマサービスをやっていれば、その消費者にとって大切なポジションを取れる。
そして自分たちもヌシ(広告主)になって、スマートな広告マンと一緒になって、顧客の心をえぐりたい。
アドテックに出展して大口顧客を得ようと田舎から出て来たBtoB企業たちの
閑古鳥のブースを見て、強くそう感じました。
今回のアメリカ巡業、日本勢は、ボク以外のみなさんが、広告やマーケ分野で、一流なひとたち。
これも何かのご縁です。はやく広告費をたくさん捻出して、彼らと一緒に仕事をしたい。
アドテックサンフランシスコで収穫した一番の気づきはコレです。
そうだ。広告主になろう。
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●本当にアメリカは強いのか。
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プラグアンドプレイを見て、アメリカ人は土日を休むってことを知りました。
アントレプレナーにとって、時間は命。昼も夜もないし、土日もないはずです。
スティーブジョブズの下で働く人たちは激務なはずですし、
ジンガなんかも、いつクビが飛ぶかわからないから昼夜寝泊まりしていると聞きました。
でも、アドテックや、P&Pのアントレプレナーたちは暢気でした。
中国じゃあ考えられないのではないでしょうか。
ひとつ行き着いた答えは、アメリカはアメリカではなく、世界だということ。
世界中から集まってくるから、超一部の企業が大成功をして、それが注目される。
「だからアメリカは強い」となる。
でも、ここでボクが見て来た企業家たちは、いかにも田舎者です。
おそらく津々浦々から来たおのぼりさんなんでしょう。
「こんなもんでいいや」って感じで暢気なものです。
アメリカの成功物語と普通のアメリカ人の暢気な生活を混同するとやばいです。
もともと西海岸にいる人たちだって中途半端におごっています。
ネットワーキングパーティで、
威勢のいいこと言う、マーケティング会社の兄貴に、
「キミはアドテックトーキョーに来ないのかい?
モバイルのキーパーソン、全部アテンドするぜ」
って言ったら、「そんな時間はないんだよね」と答えていました。
ボクの頭には、ホテルカリフォルニアの歌が流れていました。
この土地は、出資金が底をつくまで、
なかなか抜け出せない麻薬のような何かがあります。
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●日本人の勝てるところ
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アドテック3日目。
前日に2時まで飲んでいましたから、朝、起きてもお酒が残っています。
しかし、プレゼン資料を書き直したから、練習しなくちゃいけません。
何回もメイドさんがノックしてきました。
たぶん、芸人パフォーマンスの練習にしか聞こえなかったのでしょう。
空腹が練習の諦めつけ、会場に行ったところ、
前日、一緒に歩いて帰った須田さんとたまたま再開して、
会場の中の食事コーナーで一緒にランチしました。
ビールで酔い覚ましです。
日本にいるとまったくしゃべらないけど、
海外で真剣にしゃべっちゃうことは、日本人論。
ボクは海外出張そのものがはじめてだから、
みなさんからの示唆にはすごく気づきがあります。
「日本人ほど日記を書き残す人種はいないんだよ。
戦時中の大変な時だって、ちゃんと書き残すでしょ。」
あとで、大柴さんが「ツイッターは万葉集になるのか。」
っていう記事を書いていたのを見て、須田さんのこの言葉を思い出しました。
というわけで、この表題を書くことにしたわけですが、
須田さんいわく、日本人の強みは、「日本人のきめの細やかさ」です。
いろいろ論拠があって、すごく納得したわけですが、
いまどうにもこうにも思い出せません。ビールを飲んでたから。
その夜は、またトミたちと飲んだわけですが、
それが終わったころ、じょーじさんから電話がかかって、
ジャズの鳴る店で飲みました。
ボクは二晩続けて、日本の広告のトップクリエイターと飲んだわけです。
いろいろとつっけんどんなことを聞いて、すごく楽しかったわけですが、
またもや、いいこと聞いたはずなのに、叡智の記憶がありません。
いつか一緒に仕事をしたときに、また学びたいと思います。
お酒は良いことも、悪いことも忘れさせてしまいます。
サンフランシスコで一緒に飲んだみなさま。
本当に本当にありがとうございました。
※最後まで読んだ方は楽しめる想い出の写真集です。
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