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【2024年4月】キッズスマホ・キッズ携帯のおすすめ機種7選と選び方
子供が小学校に入学すると、放課後や塾など子供が保護者の目の届かない時間が増え心配になりますよね。
防犯や連絡の観点から子供に「キッズ携帯」を持たせようと考える家庭が多いと思いますが、最近では小学生でもスマホを持っているケースも多いです。
ただ、結論から述べると、小学校低学年に防犯目的で持たせるだけなら「キッズ携帯」で充分です。
子供にとって余計な機能が付いているスマホを制限して持たせても、結局スマホの寿命も2~3年なのでそのまま使わない可能性が高いですからね。
小学校中学年~高学年に上がって、周りの子供がスマホを持ち出したら親子でスマホデビューを検討するくらいでいいのではないでしょうか。(早く持たせても特にメリットはないですし)
\ 小中学生の初スマホで迷ったらコレ♪ /
月額1,100円でスマホ依存症対策できる学生用格安SIM『トーンモバイル』↓
手元のiPhoneやAndroidに差すだけで高性能フィルタリングが使えます💡
キッズ携帯は「防犯&連絡のみの端末」なので安心して持たせられるのが魅力
特に近年では防犯用の「キッズ携帯」もスマホ寄りに進化しており、直近でも2023年春にドコモ、au、ソフトバンク共にキッズ携帯の最新機種を発売しています↓
大手3キャリアの最新のキッズ携帯の機能や料金についてはページ後半で詳しく解説していますが、キッズ携帯は主に
- 「+メッセージ(安全なLINE風のメッセージアプリ)」による保護者とのメッセージ連絡
- 家族間無料通話
- GPS機能による居場所確認や到着通知
- 防犯ブザー機能
という基本機能に加えて直近発売の機種には「カメラ機能」「タッチパネル」なども搭載されスマホライクに仕上がっています。
特にキッズ携帯だと「ネット検索」「動画視聴」「アプリの追加」「ゲームで遊ぶ」などが一切使えないので「スマホ依存症」だったり「勝手に高額課金」「知らない相手とのコンタクト」などのトラブルの心配がないのが最大のメリットでしょう。
特に自制心の弱い小学校低学年前後だと、スマホルールなどを決めて守ってもらうのも大変ですから「シンプルな防犯&連絡用の端末」として安心して持たせられるのはキッズ携帯の魅力でしょう♪
保護者がドコモ契約なら、「キッズケータイ」がお勧め↓
保護者がau契約なら、キッズ携帯「マモリーノ」がお勧め↓
保護者がソフトバンク契約なら、キッズ携帯「キッズフォン」がお勧め↓
またキッズスマホとキッズ携帯の違いですが、使える機能が大きく異なります↓
後述するように、現在大手キャリアでは「小学生向けの制限機能のあるスマホ」といった"子供専用のスマホ"は存在せず、「キッズスマホ」=一般向けのスマホにフィルタリングアプリをいれて一部の機能を制限しています。つまり子供にも一般向けスマホを持たせています。
【キッズスマホとキッズ携帯の違い/機能比較】
機能比較キッズ携帯キッズスマホ
(一般スマホ+フィルタリング)
防犯ブザー〇(有)
(ストラップ付)-
GPS居場所確認〇(キャリアのサービスに加入で可)
※保護者も同キャリアじゃないと使えない点に注意〇(アプリで可能)
通話〇(事前に登録した相手とだけ可能)〇
インターネット検索×(不可)〇
アプリの追加×(不可)〇(Appストアから可)
LINEの利用×(不可)〇(Appストアから可)
操作方法タッチパネルが主流タッチパネル
ショートメッセージ〇(+メッセージ/SMSで可)〇
Eメール×(不可)〇
カメラ△~〇(搭載機種も増えてきた)〇
取扱い
通信会社大手3キャリアのみ取扱い
・ドコモ:「キッズケータイ」シリーズ
・au:「mamorino」シリーズ
・Softbank:「キッズフォン」シリーズどこでも
(一般スマホにフィルタリングアプリを入れればキッズスマホとして使える)
上記のように「防犯ブザー」以外の全ての項目でキッズスマホ(現在は一般スマホ+フィルタリングアプリ)の方が機能は多いです。(スマホなので当たり前ですが)
「キッズスマホ」は結局のところAndroidやiOSを搭載したスマホなので、保護者が通常使っているような一般向けスマホの一部の機能を「フィルタリング」や「機能制限」で使えなく制限しているだけですからね。
対して「キッズ携帯」は、防犯ブザーやGPSによる居場所確認、保護者との通話や簡単なメール機能が付いている以外の機能はほぼなく、防犯と連絡に特化した端末となっているのが分かります。
一見、機能面ではスマホ優位に見えますが、問題は「スマホは使える機能が多い=子供が勝手に使ってスマホ依存症になってしまうリスクがある」という面で、自制心の弱い小学校低学年に持たせるのであれば、防犯・連絡目的ならキッズ携帯の方が無難とも言えます。
スマホと違ってアプリも動画もLINEも使えないけど、逆に依存症にならないし気軽に持たせられるわね
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そもそもコミュニケーションツールの定番「LINE」ですが、ネットリテラシーの低い子供にLINEを使わせるのに抵抗のある保護者も多いと思います。というのもLINEは、
「知らない相手と簡単に繋がれしまう」
「フィルタリングが効かないサードパーティ製アプリなので子供が有害な情報を簡単に見れてしまう」
など、決して子供向きではないからです。
フィルタリングをかけているはずなのに、子供が使っているLINEアプリの広告には性行為を想起させる画像、わいせつな画像を使ったマンガの広告等が平気で表示されて焦ったという保護者も少なくはないはず。
実際にLINE側も2019年からAppストア(iOS)でのアプリ対象年齢を”12歳以上”に引き上げ変更しています。(2019年以前はLINEアプリは「年齢制限なし」だった)
現在ドコモauソフトバンク主導で子供には「LINE」より「+メッセージ」を推奨
そんな背景もあってドコモ、au、ソフトバンクが「+メッセージ」(プラスメッセージ=通称”プラメ”)というサービスを共同開発し、2023年に3社で発売されたキッズ携帯機種から無料で使えるようになっています。
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文部科学省の「学校における携帯電話の取扱い等について」でも、以下のように小学校への携帯電話自体の持ち込みがスマホの持ち込みは、「原則として禁止する」という方針になっている事が分かります↓
(1)小学校
➀ 携帯電話は、学校における教育活動に直接必要のない物であることから、小学校においては、学校への児童の携帯電話の持込みについては、原則禁止とすべきであること。
➁ 携帯電話を緊急の連絡手段とせざるを得ない場合その他やむを得ない事情(例えば、登下校時の児童の安全確保や遠距離通学、公共交通機関を利用した通学のためなど)も想定されることから、そのような場合には、保護者から学校長に対し、児童による携帯電話(例えば、子供向け携帯電話やフィルタリングによる機能の制限を設けた携帯電話など)の学校への持込みの許可を申請させるなど、例外的に持込みを認めることも考えられること。
このような場合には、校内での使用を禁止したり、登校後に学校で一時的に預かり下校時に返却したりするなど、学校での教育活動に支障がないよう配慮すること。
例外として「防災・防犯」目的であれば可能ですが、校内ではもちろん使えません。
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また最近では「キッズ携帯」がスマホ寄りに進化しており、直近でも2023年春にドコモ、au、ソフトバンク共にキッズ携帯の最新機種を発売しています↓
ドコモauSoftbankキッズ携帯の機種一覧表
通信会社キッズ携帯の機種名見た目 キッズケータイKY-41C
・2023年2月24日発売
・本体定価:22,000円
(製品ページを見る) キッズケータイ
SH-03M
・2020年1月発売
・本体定価:14,256円
(製品ページを見る) マモリーノ6
・2023年2月発売
・本体定価:22,000円
(製品ページを見る) マモリーノ5
・2019年2月発売
・本体定価:11,000円
(製品ページを見る) キッズフォン3
・2023年1月発売
・本体定価:20,880円
(製品ページを見る) キッズフォン2
・2020年1月発売
・本体定価:18,000円
(製品ページを見る)
以前ならキッズ携帯と言えば「GPS居場所検索」や「簡単な保護者とのメール」「家族間通話」が使えるだけでしたが、現在は「タッチパネル」や「カメラ機能」などスマホに近い機能が搭載され進化しています。
直近2023年でもドコモで「キッズケータイ KY-41C」&ソフトバンクで「キッズフォン3」をそれぞれ発売しており、各社新たな機能が追加されたキッズ携帯を出しています。(後半でドコモ、au、ソフトバンクのキッズ携帯の性能や料金を詳しく解説しています)
【ドコモauSoftBankのキッズ携帯の機能&料金比較】
通信会社ドコモauSoftbank
料金スマホ本体代キッズケータイKY-41C
22,000円マモリーノ6
22,000円キッズフォン3
20,880円
プラン料金キッズケータイプラン3
550円/月ジュニアケータイプランME
660円/月基本プラン
539円/月
他オプションイマドコサーチ
220円/月安心ナビ
330円/月位置ナビ
220円/月
3年間合計:49,720円57,640円48,204円
利用制限本体の制限---
フィルタリング
(アプリ)-(そもそもアプリは使えない
フィルタリング
(ウェブ)-(そもそもウェブ検索が使えない)
見守り
防犯居場所確認○(イマドコサーチで可)○(安心ナビで可)○(位置ナビで可)
防犯ブザー○○○
自撮り防止カメラ---
連絡メッセージ+メッセージで可
家族間通話発信は22円/30秒 (保護者が同キャリア契約時は無料)
子供の利用確認---
上記の表の通り、キッズ携帯は現在大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で取り扱っていますが、基本的には保護者が使っているキャリアで子供のキッズ携帯を契約しましょう。
というのも、子供だけドコモ、au、ソフトバンクでキッズ携帯を契約(キッズ携帯の単独契約)すること自体は可能なのですが、保護者が同キャリアを使っていないとキッズ携帯の「GPS居場所検索サービス」が使えなかったり、「家族間無料通話」ができなかったりというデメリットがあります↓
【キッズ携帯の単独契約可否とデメリット】
サービス内容ドコモauSoftbank
キッズ携帯の単独契約〇(可能)
GPS居場所確認サービス
/単独契約時の利用可否『イマドコサーチ』
× (単独での利用不可)『安心ナビ』
× (単独での利用不可)『位置ナビ』
× (単独での利用不可)
※保護者がワイモバイルなら利用可能
家族間無料通話△ (22円/30秒の通常の通話料金)
※「+メッセージ」での通話時は通話料金はかからない
なのでキッズ携帯を選ぶ際には、必ず保護者が契約しているキャリアと同じキャリアのキッズ携帯を契約するようにしてください。
例外として、保護者がワイモバイルの場合には、同じソフトバンクグループという事で子供がソフトバンクでキッズフォン3を単独契約していてもGPS居場所検索サービス「位置ナビ」を使う事が例外的にできます。
<!--★★★
★図解作成
親:ドコモ ⇒子供もドコモでキッズケータイ
親:au ⇒子供もauでマモリーノ
親:ソフトバンク or ワイモバイル ⇒子供もソフトバンクでキッズフォン
親:3キャリア以外 ⇒3キャリアだと単独契約は可能だが、「家族間無料通話」も「GPS居場所検索」も不可なので使い物にならない ⇒キッズスマホで代用するしかない 「親が3キャリア以外」
★★★-->
保護者が大手3キャリア以外(格安SIM等)で契約している場合は?⇒キッズスマホで見守りを!
また気になるのが、保護者が大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のどれも使っていない場合です。
特に最近だと「楽天モバイル」や「格安SIM (MVNO)」や「サブブランド(UQモバイル)」、キャリア発の新ブランド「ahamo」「povo」「LINEMO」など安く魅力的な通信会社が多く登場しており、通信費節約やポイ活目的などで使っているという保護者の方も多いと思います。
結論としては保護者が大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)以外の通信会社を使っている場合、子供のキッズ携帯をキャリアで単独契約しても居場所検索ができない連絡用端末になってしまうので全くお勧めできません。
消去法になりますが、後述するキッズスマホで見守りするしか選択肢はありません。
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キッズ携帯に近い防犯ブザー搭載のキッズスマホとしては『Hamic POCKET L (はみっくポケットL)』などが安くて定番なので一度検討してみても良いかもしれませんね↓
こちらはAndroid搭載のキッズスマホではありますが、月額1,100円で防犯ブザー搭載&GPSによる居場所検索や家族間無料通話、専用の「Hamicアプリ」で保護者とのメッセージのやり取りも可能なので小学校低学年には特にお勧めの1台です↓
この「Hamic POCKET L」の性能や料金面について以下のページで詳しく解説しているので参考にしてみて下さい↓
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という事でドコモ、au、ソフトバンクでそれぞれ取り扱っているキッズ携帯について、順番に詳しく解説していきましょう↓
保護者がドコモを契約している場合は、子供もドコモ契約&「キッズケータイ KY041C」というキッズ携帯が定番です。(むしろ保護者がドコモでないと子供のキッズケータイの一部機能が使えないので無意味)
ドコモでは2023年2月24日に最新のキッズ携帯機種『キッズケータイ KY-41C』を発売しています。(ドコモの本体定価は22,000円)
ドコモのキッズケータイは2020年1月発売の『キッズケータイ SH-03M』以降発売がありませんでしたが、3年振りの新機種の発売となります。
そんな『ドコモのキッズケータイKY-41C』は前モデルと比較して以下の機能や特長があります↓
アウトカメラ&インカメラの両方を搭載
登録した相手とトークできる「+メッセージ」に対応(LINEが使えない代わり)
保護者のスマホからキッズケータイのマナーモードを遠隔解除可能に「遠隔操作」
帰宅時間帯を指定する事で子供の在宅を親のスマホに通知する「おうちだよ通知」
ドコモのGPS居場所確認サービス「イマドコサーチ」対応
保護者側からキッズケータイを遠隔操作等の様々な機能が使える『ココツナ』
特に昨今ではスマホの低年齢化でキッズ携帯ではなくスマホを持たせる家庭も増えてきていますが、スマホに近い「カメラを搭載」や「トーク機能」をキッズ携帯に搭載することで「スマホに近いキッズ携帯」に進化していると言えます。
実際にドコモのオフィシャルYouTubeチャンネルでもキッズケータイKY-41Cを動画で解説してくれているので、サイズや使用感など分かりやすいと思います↓
【NEW】「キッズケータイ KY-41C」を社員が解説!|docomoOfficialチャンネル
https://www.youtube.com/embed/2LcV-sLy4Vw
製品名:キッズケータイ KY-41C
メーカー:京セラ
京セラ製品ページ
発売日:2023年2月24日
ディスプレイサイズ約3.4インチ FWVGA/TFT
バッテリー容量1500mAh(内蔵電池)
カメラ性能・アウトカメラ:約500万画素
・インカメラ:約500万画素
防水/防塵IPX5/8 IP6X
⇒汚れても泡タイプのハンドソープで洗える
通話VoLTE(HD+)
SIMeSIMのみ
ドコモのキッズケータイ KY-41Cの機能や料金の詳細に関しては以下のページで詳しく解説しているので、保護者がドコモを使っているなら是非確認してみて下さい↓
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「キッズケータイ KY-41C」を子供に持たせる際にかかる料金は、主に「キッズケータイの本体代」と「プラン料金」の2つです↓
「キッズケータイ KY-41C」本体代金:22,000円
プラン料金:キッズケータイプラン(Xi)月額550円
その他の発生費用イマドコサーチ(GPS居場所検索)・月額220円
・居場所検索1回毎に5.5円
通話料金・ドコモの家族間通話無料
・家族以外への通話30秒あたり22円
SMS送信料SMS(国内):1回あたり3.3円~(受信 無料)
国際SMS:1回あたり50円~(受信 無料)
※全部税込表記
「キッズケータイ KY-41C」の本体価格が22,000円(一括/12回/24回/36回分割まで可能)といい値段となっており、毎月のランニングコストには「キッズケータイプラン(Xi)」で月額550円が掛かります。
その他に通話相手がドコモでない場合には、通話料が22円/30秒かかる点にはご注意を。
また2023年2月24日に「キッズケータイ KY-41C」の発売に合わせて料金プラン「キッズケータイプラン」に若干の変更があり、LINEのようなトークアプリ「+メッセージ」で写真・動画を送る際の料金・SMSの送受信無料が無料となっています。
参考:キッズケータイ向けの新たな料金プランを提供開始 -「+メッセージ」で写真・動画が送り放題、SMSの送受信無料- <2023年2月20日>
具体的には「キッズケータイ KY-41C」の本体自体は何歳でも購入可能なのですが、キッズケータイ向けの専用プランである「キッズケータイプラン(Xi)」の申込条件に以下の制限があります↓
ご利用者が12歳以下の場合に限り、お申込みになれます(お申込みは12歳以下のお客さま1人につき1回線に限ります)。
なお、お申込み後にご利用者の年齢が12歳を超えた場合でも継続してご利用になれます。
特にキッズケータイ KY-41CはeSIMなので「他の通信会社のSIMカードに差し替えて使う」といった裏技も使えないので、事実上「12歳以下しか契約できない」という事になります。
ちなみに年齢制限は申込時の年齢なので、一度「キッズケータイプラン(Xi)」に契約してしまえば何歳まででも使う事は可能です。
保護者がauを契約している場合には、子供もau契約&「mamorino 6 (マモリーノ6)」というキッズ携帯が定番です。(むしろ保護者がauでないと子供のマモリーノの一部機能が使えないので無意味)
auでは2023年2月10日に最新のキッズ携帯機種『mamorino 6 (マモリーノ6)』を発売しています。(auの本体定価は22,000円)
auのキッズ携帯「マモリーノシリーズ」は2019年2月発売の『マモリーノ5』以降発売がありませんでしたが、2023年2月にちょうど4年振りに新機種を発売した形となります。
そんな『マモリーノ6』は前モデルと比較して以下の機能や特長があります↓
本体価格は22,000円(税込) & 製造メーカーは安定のSHARP(シャープ)
マモリーノ6の料金プラン『ジュニアケータイプランME』で月額660円
端末の表と裏にカメラを搭載
「+メッセージ(プラメ)」で登録した相手とだけトークができる(LINEが使えない代わりに)
防犯ブザーはGPSとカメラ連動で万が一の場合に情報を残す
『学校モード』で学校内ではマナーモードに切り替え可能
子供の現在地を保護者の端末から確認できる『居場所通知』
子供の居場所を5分ごとに記録して通知できる『連続居場所通知』
家に到着した事を検知して保護者に通知する『おうちだよ通知』
防犯ブザー起動時にセコムに通報&現場に急行してもらう『ココセコム対応』可能
『出かけるよアラーム』:習い事や塾などの時間の前にお知らせしてくれる
『出ないときガイド』:移動中など子供が電話に出ない時に保護者へ自動でSMS返信
特に昨今ではスマホの低年齢化でキッズ携帯ではなくスマホを持たせる家庭も増えてきていますが、スマホに近い「カメラを搭載」や「トーク機能」をキッズ携帯に搭載することで「スマホに近いキッズ携帯」に進化していると言えます。
ちなみに競合のドコモとソフトバンクも2023年1~2月にキッズ携帯の新機種を相次いで発売しており、同じように「タッチパネル」や「カメラ機能」「トーク機能」を搭載しています。
マモリーノ6の使い方や各種機能の設定方法などは、au公式のYouTubeチャンネルで解説されているので、検討中の方も購入後に設定方法を調べている人も参考になると思います↓
YouTube | 【mamorino6】つかいかた auのキッズ向けケータイ 2023年2月発売機種マモリーノ6
https://www.youtube.com/embed/MjkPUmg_AxE
製品名:mamorino 6(マモリーノ 6)
メーカー:SHARP (シャープ)
SHARP製品ページ
発売日:2023年2月10日
カラーバリエーション:ピーチ/ ミント/ ソーダ
(上画像の左から順に)
ディスプレイサイズ約3.4インチ(TFT液晶)
解像度960×540(Quarter HD)
本体サイズ:約W55 × H105 × D14.1mm
本体重量:役101g
バッテリー容量:1,540 mAh(内蔵電池/TypeC共通ACアダプタ)
カメラ性能:・メインカメラ:約500万画素
・サブカメラ:約200万画素
防犯ブザー:〇
GPS:〇
緊急速報メール:〇
緊急通報位置通知:〇
+メッセージ:〇
SMS (Cメール):〇
簡易留守録:〇
防水:IPX5/IPX8
ハンドソープで水洗い可能
防塵:IP6X
SIMカードタイプ:nanoSIM / eSIMのどちらか
SIMロック:SIMロックなし
通信/通話:4G LTE /au VoLTE〇
auのマモリーノ6の機能や料金の詳細に関しては以下のページで詳しく解説しているので、保護者がauを使っているなら是非確認してみて下さい↓
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次に2022年2月に発売されたauの最新キッズ携帯『マモリーノ6(mamorino 6)』を子供に持たせる際にかかる料金は、主に「キッズ携帯の本体代」と「プラン料金」の2つです↓
【auのマモリーノ6契約時にかかる料金の内訳 (本体代・プラン料金・他)】
保護者がソフトバンクを契約している場合には、子供もソフトバンク契約&「キッズフォン3」というキッズ携帯が定番です。(むしろ保護者がソフトバンクでないと子供のキッズフォン3の一部機能が使えないので無意味)
ソフトバンクでは2023年1月27日に最新のキッズ携帯機種『キッズフォン3』を発売しています。(ソフトバンクの本体定価は20,880円)
ソフトバンクの子供向けケータイと言えば、2020年1月に前モデルの『キッズフォン2』が発売されて以来3年振りの新機種発売となっています。
ソフトバンクの『キッズフォン3』の価格や発売情報、本体機能をまとめると以下です↓
メーカーはZTE製で本体定価は定価20,880円
2023年1月27日発売のモデル (予約は1月20日~)
ホームボタンがなくなりディスプレイ部分が3.5インチまで大きく見やすい(タッチパネル対応)
前後カメラを搭載(写真撮影&動画撮影は手振れ補正付)
バッテリー容量も1700mAhにアップし1週間程は持つ
カラーバリエーションは「ホワイト」「ミント」「ブルー」の3色
「すみっコぐらし」&「ドラえもん」モデルも2023年3月上旬発売(数量限定&本体価格27,360円)
またキッズフォン3では以下の「見守り・防犯機能」が利用できます↓
「+メッセージ(プラメ)」で登録した相手とだけトークができる(LINEが使えない代わりに)
登録番号(保護者)との電話やメール連絡(MMS)
ストラップを引っ張ると鳴る「防犯ブザー」(起動時に自動撮影&通知機能付き)
LINE等の外部からのアプリ追加はできない/ネット検索もできない(スマホではない)
見守り・防犯機能としては、過去のソフトバンクのみまもりケータイやキッズフォンと比べても「家族間通話」や「メール」「GPSによる居場所確認」「防犯ブザー」などの主要な機能は引き続き使えます。
が、キッズフォン3になって「前後カメラでの写真や動画撮影」「ホームボタンがなくなり大きくなったタッチパネル対応のHDディスプレイ」など明らかに本体の機能や形をスマホに寄せているのが分かります。
また、内部はスマホではないのでLINEを含むアプリのインストール(追加)やネット検索などは一切できず、"キッズ向けの防犯端末"という範囲はしっかり守っているので、持たせるのに「スマホ依存」などの心配をしなくていいのも◎です。
保護者との連絡面では、ドコモauソフトバンクで共同開発した「+メッセージ」がキッズフォン3から利用可能となっており、事前にキッズフォン3に登録した相手(主に保護者)とだけメッセージの送受信が可能となりました。
ちなみに「キッズフォン3」は防犯&見守り用の"キッズ携帯"というカテゴリではありますが、ソフトバンク的には「子供向けのスマートフォン」というスタンスで販売しているようですね。
機種名『キッズフォン3』
発売日2023年1月27日発売
メーカーZTE
ZTE製品ページ
GPS位置情報確認〇(有料 位置ナビが月額220円)
防犯ブザー〇(撮影機能付き防犯ブザー)
電話〇(連絡先ブロックが可)
メール〇
画面サイズ
(対角距離)3.5インチ
重さ約115g
カメラメイン:800万画素
メイン:500万画素
タッチパネル〇
タッチでメール〇
防水/防塵〇IPX5、IPX7/IP5X
バッテリー1700mAh
利用時間制限〇
速度検知〇
SIMeSIM
ソフトバンクのキッズフォン3の機能や料金の詳細に関しては以下のページで詳しく解説しているので、保護者がソフトバンクを使っているなら是非確認してみて下さい↓
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「キッズフォン3」を子供に持たせる際にかかる料金は、主に「キッズフォン3の本体代」と「プラン料金」の2つです↓
【キッズスマホ3利用時の料金の内訳詳細】
キッズフォン3本体価格870円/月×24カ月
(本体定価:20,880円)
料金プラン「基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン)」)
※キッズフォン1~3&みまもりケータイ4専用プラン539 円/月
ソフトバンクの居場所確認サービス『位置ナビ』220円/月
通話料・1回5分以内の発信は無料
・&5分超過分は22円/30秒
・ソフトバンクの家族との通話は無料
MMS通信料:・送信&受信:無料
SMS通信料:・送信:3.3円/通
・受信:無料
(合計月額)1~24カ月目:月額1,629円
25か月目~:月額759円
+通話料+SMS送信料
※全部税込表記
キッズフォン3の本体価格が2万円強と意外とかかりますね。24回分割で本体購入&プラン料金と併せると月額1,409円となります。
ここに、キッズフォン3で子供の居場所検索に必要な『位置ナビ』というSoftbankのGPS居場所検索サービスの利用料が月額220円かかるので、そちらも合わせると月額料金は合計月1,629円が掛かります。
それ以外に通話料金が発信時には30秒当たり22円の通話料金がかかります。
保護者がソフトバンクだったり、受信時は通話料は無料ですが、特に保護者がソフトバンク以外の場合で「キッズフォン3」側から発信する際には、5分を超えた時間は割高な通話料が掛かるので要注意です。
参考:
基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン) | Softbank公式
キッズフォン3に関する重要事項説明書(PDF)
ここまではキッズ携帯に関する解説でしたが、ここからはキッズスマホについて詳しく解説していきます。
先述の通りキッズ携帯は「連絡」「GPSによる居場所確認」「防犯ブザー」に特化した専用の端末なのに対して、現在の「キッズスマホ」は一般向けスマホにフィルタリングアプリで任意の機能を制限しているにすぎません。
フィルタリングによる機能制限を保護者側でカスタムすることで、「LINE専用スマホ」にでも「大人と同じ普通のスマホ」にでもすることができ、自由度が高いのが最大の魅力です。
最近では小学生でもキッズ携帯よりキッズスマホの方が人気があり、事実2021年の統計調査の結果によれば、小学校低学年の「キッズ携帯の所有率」と「スマホ所有率」が逆転したことでも話題になりました↓
情報源:スマホ所有率小学5年生で半数、中学2年生で8割を超える(モバイル社会研究所)
年々スマホの低年齢化が進んでいるので、低学年にスマホを持たせるのも当たり前になりつつあるのが統計結果からもよく分かります。
という事でキッズスマホの選び方ですが、主に以下の5つのポイントを指標に選びましょう↓
- 【防犯・見守り機能】:居場所の履歴機能(行動履歴)は充分か
- 【子供のスマホ依存症防止】:ウェブ&アプリフィルタリングなどで充分に制限可能か
- 【料金の安さ】:端末代+月額プラン料金+オプション料
キッズスマホの選び方はザックリと「機能制限の強さ」「見守り機能」「料金の安さ」の3点が重要になります。
特に学年が低い程、キッズスマホとして機能を多く制限する必要がありますし、居場所を確認する見守り機能を使う頻度も多くなってくるので重要性が増します。
その他にも「端末の耐久性」や「子ども用のデザインか」なども次いで評価基準に挙がってくると思います。順番に解説していきます↓
選ぶ基準➀:キッズスマホをウェブ&アプリフィルタリングで充分に制限可能か
キッズスマホを持たせる際に注意が必要なのが、「子供のスマホ依存症対策」と「有害情報からのフィルタリング」です。
学生(小中高校生)のスマホ利用時間は右肩上がり⇒キッズスマホでスマホ依存症の対策は必須
現在では年齢を問わず「スマホ依存症」が社会問題になっていますが、学生でもスマホ依存症が深刻に進んでいます。実際に直近3年間でも小中高校生のスマホ利用時間(1日平均)は右肩上がりです↓
情報源:令和4年度⻘少年のインターネット利⽤環境実態調査調査結果 | 内閣府
更に小学校低学年の子供にキッズスマホを持たせることを考えると、まだまだ自制心の弱い子供が制限なく使えてしまったら飽きるまでずっと使い続けることは想像に難くないですよね。
なのでキッズスマホに「本体の利用時間を制限できる」「アプリ毎の利用可否や利用時間を制限できる”アプリフィルタリング”」などの制限機能は必須となっています。
通信会社だけじゃなく保護者側にも導入の義務があるんです↓
18歳未満の未成年のスマホにフィルタリングを導入することは”法律上の義務”
またウェブ検索等で子供に有害な情報(アダルトや暴力表現等)を表示させない「ウェブフィルタリング」も必須機能となっており、これらのフィルタリングは18歳未満の未成年のスマホへ導入することが「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」によって義務付けられています。
(関係事業者の責務)
第五条 青少年のインターネットの利用に関係する事業を行う者は、その事業の特性に応じ、青少年がインターネットを利用して青少年有害情報の閲覧をする機会をできるだけ少なくするための措置を講ずるとともに、青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得に資するための措置を講ずるよう努めるものとする。
(保護者の責務)
第六条 保護者は、インターネットにおいて青少年有害情報が多く流通していることを認識し、自らの教育方針及び青少年の発達段階に応じ、その保護する青少年について、インターネットの利用の状況を適切に把握するとともに、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの利用その他の方法によりインターネットの利用を適切に管理し、及びその青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得の促進に努めるものとする。
そんな理由から、特にキッズスマホを選ぶ基準として以下の機能の有無が重要になってきます↓
- キッズスマホ本体の利用時間でのロック機能
- アプリフィルタリング:アプリストアでのインストールの制限 / アプリ毎の利用時間の制限など
- ウェブフィルタリング(義務):ウェブ検索で子供に有害な情報を表示させない(学年に応じての自動設定/ホワイトリスト機能などがある)
そして現在定番のフィルタリングとしては、ドコモauソフトバンクで無料提供している「あんしんフィルター」や、高性能な有料フィルタリング「i-フィルター」などがあります↓
あんしんフィルター(ドコモ、au、ソフトバンクで無料提供)
i-フィルター(有料の高性能フィルタリング)
スクリーンタイム(iPhoneに標準搭載されている)
Googleファミリーリンク(Googleが無料提供しているペアレンタルコントロール)
iPhone(iOS)の場合は「スクリーンタイム」が標準搭載されている(「設定」から変更可能)で、保護者のiOSアカウントと紐づけてペアレンタルコントロールが可能です。
Androidの場合はGoogle謹製の「Googleファミリーリンク」で同様にGoogleアカウントを子供のものと紐づけてペアレンタルコントロールが可能なので、上記のフィルタリングと併用して設定するのが良いです。
選ぶ基準➁:料金面の安さ(スマホの本体価格や月額プラン料金):月額料金の目安は3,000円未満
そしてキッズスマホを選ぶ際に2つ目の重要な指標がズバリ「料金」です。
特に最近では学生に人気のiPhoneも定価10万円超が当たり前になってきたりと値上がりしているイメージがある反面、子供のスマホ料金は年々安くなってきています。
2022年に実施された統計調査の結果によると小学生・中学生のスマホ利用料金は「月3,000円未満」の割合がここ数年で増加しており、小中学生のスマホ料金が以前よりも安くなっている事が分かります。
情報源:子どものスマホの利用料金「3000円未満」が増加(モバイル社会研究所)
なので小学生の見守りスマホ・キッズスマホの料金としては「月額3,000円未満がボーダーライン」でそれよりも安いことが望まれます。
でも月3,000円は小学生のスマホにはちょっと高いかも… 月2,000円以内がいいわね
特に2020年以降、ドコモ、au、ソフトバンクでは学生向けのスマホデビュー専用の廉価プランをスタートしていたり、楽天モバイルが"第四のキャリア"として価格破壊を進めていったり、ahamoやpovo、LINEMOといった元々の価格が安い新ブランドが登場したりして、スマホの料金プラン全体が下がっている事が影響しています。
今は子供のスマホ代は数年前より確実に安くなっており追い風と言えます。
選ぶ基準➂:見守り機能・居場所の履歴機能(行動履歴)や連絡機能は充分か
キッズスマホを選ぶ3つ目の基準が「見守り機能」と「保護者との連絡方法」です。
というのもキッズスマホを子供に持たせる本来の目的が「保護者との連絡」と「防犯・見守り機能」の2点を確保するためですからね。
本当は一番優先したい基準ではありますが、3番目の基準としたのは大体のキッズスマホ・見守りスマホで「見守り機能」と「保護者との連絡方法」は簡単に解決できるからです。
キッズ携帯と違ってキッズスマホの中身はAndroidやiOSを搭載した"一般向けのスマホ"なので、アプリ追加や標準機能を使って簡単に「保護者との連絡や無料通話」「居場所確認での見守り」が追加可能です↓
「LINE」や「+メッセージ」などのメッセージアプリをアプリストアからインストールすれば、親子でのメッセージでのやり取りや家族間無料通話が可能
無料提供されている「Googleファミリーリンク(親子でGogoleアカウントを作れば可能)」や「スクリーンタイム(親子でAppleアカウントを作れば可)」で居場所検索による見守りも可能
特にGoogleが無料提供している「ファミリーリンク(Android/iOS)」とAppleが無料提供している「スクリーンタイム(iOS)」は、様々な機能制限やレポート、保護者側での遠隔ロック、リクエスト、居場所検索などが可能になるので、通信会社が提供するフィルタリングサービスと併用することで、大半の設定が可能になります。
特に「保護者との連絡」では、キッズスマホの中身は一般向けのスマホと同じなので通話やLINEアプリでのやり取りは機能的には問題なく可能です。(制限することもできますが)
そしてキッズスマホの「防犯・見守り」に関しては以下の機能が欲しいところです↓
居場所確認:マップ上での現在位置の表示
ジオフェンス(指定エリア内への出入りを検出して通知)
乗り物通知(電車などに乗ると通知)
移動履歴の確認(移動した履歴・動線をマップ上で後から確認)
防犯ブザー(キッズスマホはアプリでしか導入できないが、一部「Hamic POCKET」のような防犯ブザーストラップ付のキッズスマホも存在)
自撮り防止カメラ(TONE e22 などに搭載されており、自撮り被害対策に露出度の高い写真の撮影を自動検出&ブロックする機能)
キッズスマホは全てGPS機能を標準搭載しているので、居場所確認が可能なアプリやサービスの選択肢は多く、使えなくて困ることはほぼ無いでしょう。
また、キッズスマホにはキッズ携帯のような物理的な防犯ブザー(ストラップ)は基本的にはありませんが、一部「Hamic POCKET」などの機種はキッズスマホでも防犯ブザーのストラップが付いているものもあります。
また直近で増加している「自撮り被害」を防止するカメラを搭載したキッズスマホ(トーンモバイルの「TONE e22」)など、独自の防犯機能を搭載したキッズスマホもあります。
大手3キャリアならキッズスマホでも居場所検索サービス「イマドコサーチ」「安心ナビ」「位置ナビ」が使える
またドコモauソフトバンクであれば、キッズ携帯と同じくキッズスマホでもGPS居場所検索サービス「イマドコサーチ(ドコモ)」「安心ナビ(au)」「位置ナビ(Softbank)」が利用可能です。
こちらもキッズ携帯同様に保護者も同キャリアを契約していることが条件とはなりますが、キッズ携帯ではなくてもこれらの居場所検索サービスは利用可能です。
参考:
イマドコサーチ (ドコモ)
安心ナビ (au)
位置ナビ (ソフトバンク)
という事で「現在子供に持たせるスマホ」=「キッズスマホ」としての選択肢は以下の4パターンと結構あります↓
- フィルタリングアプリを入れた一般向けのスマホを持たせる
- 本格的な子供専用の機能制限付きのスマホを持たせる 「トーンモバイル」や「Hamic」
- 保護者の昔のiPhoneなどを「お下がりiPhone」としてリユースする
- タッチパネルやカメラ機能などスマホに寄せて進化しているキッズ携帯を持たせる(小学校低学年以下向け)
➃のキッズ携帯についてはこのページの前半で紹介しているので、キッズ"スマホ"の選択肢である➀~➂について人気の順番に解説していきます↓
という事で、まずはキッズスマホの選択肢➀のドコモ、au、ソフトバンクで現在購入できるキッズスマホについてまとめてみました♪↓
ドコモやau、Softbankで子供向けのスマホ(キッズスマホ)を探している保護者も多いと思います。
現在はドコモ、au、ソフトバンクでは「子供専用のスマホ」というものは存在せず、一般向けのスマホに「あんしんフィルター」というフィルタリングアプリを入れて使う事になります。
例えば定番の「あんしんフィルター」を一般向けスマホにインストールすれば、以下のように年齢に合わせて使える機能を制限する事が可能です↓
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➀:iPhoneSE(第三世代)
端末価格10万円を超えるiPhoneモデルがほとんどの中、2022年3月に発売された「iPhoneSE(第三世代)」は廉価版モデルで価格控えめでスペック充分なモデルです。(ドコモ,au,Softbankで販売中)
auでのiPhoneSE(第三世代)の本体定価は7万円台前半と、他のiPhone最新モデルに比べて半額近くまで安いので学生のスマホデビューには最もお勧めのiPhone機種です。
iPhone13シリーズと同じA15Bionicチップを搭載しているので、ミニサイズですがiPhone13以上と充分すぎます。
最新iPhoneの中でも特に安く購入できる(2022年3月発売モデル)
処理能力=CPU(チップ)はiPhone13シリーズと同じA15Bionic搭載
ホームボタンがあり小型で持ち歩きやすい
ドコモでの本体定価:73,370円(税込)
auでの本体定価:70,935円(税込)
Softbankでの本体定価:73,440円(税込)
参考:iPhoneSE(第三世代)の3キャリア公式ページ↓
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➁:iPhone14
価格面に妥協しないのであれば、iPhoneシリーズの2023年発売最新モデル「iPhone14」がお勧めです。(ドコモ,au,Softbankで販売中)
スペックも最高レベルなのは勿論ですが、最新モデルなので長く何年も使うことができる=機種変更を遅らせられる点もメリットです。
2023年3月は新色のイエローも追加されており、無印のiPhone14の他に画面が大きい「iPhone14 Plus」というバリエーションもあるので、動画やゲームでの視力低下の面にも配慮できます。
2023年9月発売の最新iPhoneモデル
画面が大きいiPhone14 Plusやカメラ機能が優れる「iPhone14 Pro」もある
ドコモでの本体定価:138,930円(税込)
auでの本体定価:140,640円(税込)
Softbankでの本体定価:140,400円(税込)
参考:iPhone14の3キャリア公式ページ↓
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➂:certified(リユース)認定中古iPhoneシリーズ
更にiPhoneSE(第三世代)よりも低価格でiPhoneを持たせたいならドコモ、au、ソフトバンクではそれぞれ『certified』と呼ばれるリユースiPhoneも格安価格で販売されており人気が増してきています。(ドコモ,au,Softbankの"認定中古iPhone")
このキャリア認定中古スマホは、キャリアの下取りプログラムで回収したスマホの中から状態の良いスマホを厳選して、検査・初期化した後にリユース品として販売しています。
特に2022年の円安でApple製品は軒並み10~20%値上げしたことで現在はリユースiPhoneのニーズが高まっており、ドコモauソフトバンクとも認定中古iPhoneを販売しており人気があります。
例えばSoftbankの認定中古iPhone「Softbank certified」なら、以下のように比較的前に発売された機種ですがかなり安い本体価格で購入できるのでが分かります↓
リユース品に抵抗がなければ最も安くiPhoneを購入する方法なので、まずはストアの在庫を確認してみて下さい↓
参考:認定中古iPhoneのキャリア公式ページ↓
・ドコモの認定中古iPhoneの在庫を確認する
・auの認定中古iPhoneの在庫を確認する
・Softbankの認定中古iPhoneの在庫を確認する
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➃:Xperia 10 IV
続いてAndroid機種で学生におすすめなのが「Xperia 10 IV」です。(ドコモ,au,Softbankで販売中)
Xperia(エクスペリア)シリーズと言えば日本を代表するSony製の国産スマホで根強い人気がありますが、Xperiaシリーズの中でも「Xperia 10 IV」はミドルスペックでお手頃な価格設定なのでスマホデビューにピッタリです。
高耐久&バッテリー容量も多いので充電し忘れや落下にも強いのでお勧めな1台です。
国産Sony製のXperiaシリーズのAndroid機種
バッテリーが長持ち&耐久性も高い
ミドルスペックでお手頃な価格:
・ドコモでの本体定価:64,152円(税込)
・auでの本体定価:49,480円(税込)
・Softbankでの本体定価:74,880円(税込)
2022年7月8日 発売モデル
参考:Xperia 10 IVの3キャリア公式ページ↓
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➄:Galaxy(ギャラクシー) A23 5G
価格を抑えて使いやすさを重視するならAndroidスマホの方が選択肢は多いです。
3万円台でスマホデビューを想定した機能「かんたんモード」が搭載されている『Galaxy A23 5G』はAndroid機種で学生向けにはお勧めの1台です。(ドコモ,auで販売中)
スマホデビューを想定した「かんたんモード」が搭載
本体定価:
・ドコモでの本体定価:33,440 円 (税込)
・auでの本体定価:36,960 円 (税込)
2022年10月27日発売モデル
参考:Galaxy A23 5Gの3キャリア公式ページ↓
・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
キッズスマホにお勧めのスマホ機種➅:GooglePixel 7
もう少し値が張っても問題ないのであれば、Android機種でおすすめなのが「Google Pixel 7(グーグルピクセル7)」です。(au,Softbankで販売中)
“Googleのスマホ”で有名な「GooglePixel」は人気シリーズですが、2022年10月に7が発売となっています。
8万円台という本体価格からも「Google Pixel 7」はAndroidの中でもハイスペックな機種という位置付けで、高性能なカメラや長時間駆動バッテリーなどを搭載した上位のAndroid機種です。
”Googleのスマホ”で有名なGooglePixelシリーズの最新モデル
写真も動画も最高レベルにキレイに撮れる
本体定価:
・auでの本体定価: 87,310 円(税込)
・Softbankでの本体定価: 88,560 円(税込)
2022年10月13日発売モデル
参考:Google Pixel 7の3キャリア公式ページ↓
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ
ドコモでお勧めのキッズスマホとプラン料金&割引【料金シミュレーション】
続いてはドコモでキッズスマホを購入する際にお勧めの料金プランや割引キャンペーンなども併せて解説していきます。
特に学生に人気のあるiPhoneを安く持たせる場合には、15歳以下限定の格安料金プラン『はじめてスマホプラン』と、廉価版モデルの『iPhoneSE(第三世代/2022春発売)』の組み合わせが最安となります。(以下料金内訳↓)
【ドコモ:iPhoneSE3 + はじめてスマホプラン(月5GB) 契約時の料金内訳】
iPhoneSE(第三世代/64GB)
(ドコモ定価:73,370円)2,038 円/月×36カ月
「あんしんフィルター for ドコモ」0
U15はじめてスマホプラン(月容量5GB)1,815 円/月
dカードお支払割-187 円/月
U15はじめてスマホISP割-165 円/月
dポイント還元特典
(1年間毎月500dポイント還元)-500 dポイント/月×12か月
通話オプション:5分以内の国内通話無料が付与0
(月額料金)1~12か月目:月額3,001 円
13~36カ月目:月額3,501 円
37カ月目~:月額1,463 円
(3年間合計支出)120、038 円
ドコモでは18歳以下のスマホには「あんしんフィルターforドコモ」フィルタリングアプリを導入していますが、iPhoneの場合は標準で「スクリーンタイム」などの制限機能が使えます。
参考:あんしんフィルター for docomo
ドコモ利用者向けのキッズスマホ・キッズ携帯などの詳細は以下ページでも詳しく解説しています↓
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また、ドコモの15歳以下の「U15はじめてスマホプラン」については以下ページで詳しく解説していますよ↓
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auでお勧めのキッズスマホとプラン料金&割引【料金シミュレーション】
学生に人気のあるiPhoneを安く持たせる場合には、22歳以下限定の格安料金プラン『スマホスタートプラン ライト 5G/4G』と、廉価版モデルの『iPhoneSE(第三世代/2022春発売)』の組み合わせが最安となります。(以下料金内訳↓)
【au:iPhoneSE3 + スマホスタートプランライト(月4GB) 契約時の料金内訳】
iPhoneSE(第三世代/64GB)
(au定価:70,935円)1,970 円/月×36カ月
「auオンラインショップおトク割」
(11,000円の端末値引)11,000円分のauPay還元
「auスマホ応援割U22 (2023春学割)」
(10,120円の端末値引)10,120円分のauPay還元
「あんしんフィルター for au」0
スマホスタートプランライト 5G/4G
(月容量4GB / 22歳以下限定プラン)2,453 円/月
au PAY カードお支払い割-187 円/月
スマホスタート1年割-1,188 円/月×12か月
(月額料金)1~12か月目:月額3,048 円
13~36カ月目:月額4,236 円
37カ月目~:月額2,266 円
(3年間合計支出)117,135 円
auでは18歳以下のスマホには「あんしんフィルターfor au」フィルタリングアプリを導入していますが、iPhoneの場合は標準で「スクリーンタイム」などの制限機能が使えます。
参考:あんしんフィルター for au
au利用者向けのキッズスマホ・キッズ携帯などの詳細は以下ページでも詳しく解説しています↓
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また、auの22歳以下の「スマホスタートプラン5G/4G」については以下ページで詳しく解説していますよ↓
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ソフトバンクの子供向けお勧め機種(キッズスマホ)とプラン料金
ソフトバンクで子供向けのスマホ(キッズスマホ)を選ぶ場合は、そもそもソフトバンクでは現在も過去も子供向けのスマホを販売していないので、一般向けのスマホに「あんしんフィルター for Softbank」というフィルタリングアプリを入れて使う事になります。
学生に人気のあるiPhoneを安く持たせる場合には、22歳以下限定の格安料金プラン『スマホデビュープラン+』と、廉価版モデルの『iPhoneSE(第三世代/2022春発売)』の組み合わせが最安となります。(以下料金内訳↓)
【SoftBank:iPhoneSE3 + スマホデビュープラン+(月4GB) 契約時の料金内訳】
iPhoneSE(第三世代/64GB)
(Softbank定価:73,440円)2,040 円/月×36カ月
「あんしんフィルター for Softbank」0
スマホデビュープラン+(ライト)
(月容量4GB / 22歳以下限定プラン)2,266 円/月
「1年おトク割」-1,188 円/月×12か月
(月額料金)1~12か月目:月額3,118 円
13~36カ月目:月額4,306 円
37カ月目~:月額2,266 円
(3年間合計支出)140,760 円
Softbankでも18歳以下のスマホには「あんしんフィルターforソフトバンク」というフィルタリングアプリを導入していますが、iPhoneの場合は標準で「スクリーンタイム」などの制限機能が使えます。
参考:あんしんフィルター for ソフトバンク
ソフトバンク利用者向けのキッズスマホ・キッズ携帯などの詳細は以下ページでも詳しく解説していますよ↓
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また、ソフトバンクの22歳以下の「スマホデビュープラン+」については以下ページで詳しく解説していますよ↓
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安さ重視ならやはり強い楽天モバイルの『Rakuten Hand 5G)』⇒実質1円まで安く
キッズスマホの中でも料金を重視するなら第四のキャリアとなった楽天モバイルの『Rakuten Hand 5G』がお勧めできます。
他のキッズスマホを見て分かるように、中身はスマホという事で通常は端末代が1万円以上はしますが、楽天モバイル=スマホ代の価格破壊という事で「Rakuten Hand 5G」がキャンペーン値引きで1円で購入可能です。
楽天がオリジナルで販売している「Rakuten Hand 5G」がキャンペーン値引きで1円で購入可能
「Rakuten最強プラン」で使わなくても使いすぎても安い
「あんしんコントロール by i-フィルター」や「Googleファミリーリンク」で見守りも制限もできる
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18歳未満の方に楽天モバイルをご利用いただく場合、あんしんコントロール by i-フィルターのご契約が必須となります。
引用元:あんしんコントロール by i-フィルター(楽天モバイル)「あんしんコントロール by i-フィルター」は自由度と精度の高いWebフィルタリングで以下の機能が利用できます↓
年齢にあったフィルタリングを簡単設定
カテゴリを選択するだけで細かな設定ができる
必要なサイトだけ「見せる」ことも可能(ホワイトリスト機能)
ブロックしたサイトや、閲覧サイトや検索単語の確認も可能
フィルタリングの強度変更
1日1回、利用状況をメールで受け取り
子供に不適切なアプリを自動的に選別してフィルタリングが可能
またRakuten Hand 5GはAndroid機種という事で、無料で使える「Googleファミリーリンク」も併用可能です。
楽天モバイルの料金プランは2023年6月1日に『Rakuten 最強プラン』にリニューアルされ、使ったギガに応じて料金が3段階に上がっていく「従量制プラン」になっています↓
参考:Rakuten最強プラン(楽天モバイル公式)
特にギガ使用量「20GB~無制限」では月額3,278円で使う事ができ、ドコモの無制限プラン「5Gギガホ プレミア」が月額7,315円である事を考えるとどれだけ安いか分かるでしょう。
そこまでギガを使わないキッズスマホでは「~3GB:月額1078円」で使えるので、LINEMOの「ミニプラン」と同水準という事でかなり安いです。
また、楽天モバイルの通話アプリ「Rakuten Link」で家族間の通話も無料で使えるのもメリットです。
【Rakuten Hand 5Gの料金体系】
スマホ端末代:「Rakuten Hand 5G」:19,001円(税込)⇒キャンペーン値引で1円まで
プラン料金:「Rakuten最強プラン」:
・~3GB:月額1,078円(税込)
・3~20GB:月額2,178円(税込)
・20GB~:月額3,278円(税込)
他にかかる料金:-
・Googleファミリーリンク(無料)
(3年間の合計支出)50、689円/3年
また先述の通り『Rakuten Hand 5G』が安く、子供名義の回線として新規契約時であれば本体価格19,001円に各種割引で最安で実質1円(後から19,000円分の楽天ポイントが戻ってくる)まで安くなります。
料金面を重視するなら楽天モバイルで「Rakuten Hand 5G」をキッズスマホにするのは効果的で、月3GB未満で使い続ければキッズ携帯並みかそれより安く使えます。流石安さの楽天モバイルといったところです。
実際に「Rakuten Hand 5G」をレビューしていますが、価格が安い以外にもキッズスマホとして充分に使っていける事が分かると思います↓
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また、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル以外の通信会社についても別ページ詳しくはそれぞれのページで解説しているので、大手4キャリア以外で子供にスマホを持たせることを検討している方は参考にしてみて下さい↓
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数年前まではドコモとauで、以下の「子供向けの制限機能が最初から搭載されているスマホ」が発売されており、数年前まではこれらの機種をキッズスマホと呼ぶことが多かったです↓
販売キャリア子供向けスマホ機種販売状況
スマートフォンfor ジュニア2(SH-03F)
メーカー:SHARP (製品ページ)現在の販売状況:販売終了
発売日:2014年2月
販売終了日:2018年2月
miraie f(ミライエフォルテ)
メーカー:京セラ (製品ページ)現在の販売状況:販売終了
発売日:2017年1月
販売終了日:2020年2月
詳しくは別ページで解説していますが、ドコモの「スマートフォンforジュニア SH-03F は小学6年生までしかプラン加入できない」など、いずれも小学生向けのスマホを想定して販売されており、キッズ携帯と一般向けスマホの中間といった位置付けで販売されていました。
が、ここ数年で「あんしんフィルター」や「i-フィルター」、iOS標準搭載の「スクリーンタイム」やAndroidにはGoogle謹製の「ファミリーリンク」などフィルタリングや制限機能が向上してきたことで、これらの「子供専用のスマホ」は不要となりました。
現在は両方とも販売を終了しており、現在は大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)では、「子供向けの制限機能が最初から搭載されているスマホ」という意味でのキッズスマホは販売されていません。
先述の通り、現在は一般向けのスマホに「あんしんフィルター」などの機能制限アプリを入れたものを子供向けのスマホ=「キッズスマホ」として販売している事が殆どです。
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大手キャリア以外だと、現在は子供向けの格安SIM『トーンモバイル』が「TONEスマホ」と呼ばれる子供の制限機能が豊富なAndroid機種を販売している他、『Hamic』でも子供向けの「Hamic POCKET L」や「Hamic MIELS」などの子供専用のスマホを販売しています。
子供向けスマホのパイオニア『トーンモバイル』
最近では小中学生でもスマホが当たり前の時代になっていますが、それと並行して子供の間で問題になっているのが「スマホ依存症」でしょう。(2022年時点で子供の1日のスマホ利用時間平均が過去最高を記録)
そんな時代だからこそ保護側での子供のスマホの管理・制限が重要度が増しており、子供向けのスマホ・キッズスマホとして定評のある『トーンモバイル (ドコモ回線の格安SIM)』を検討する家庭も多いです。
トーンモバイルは直近では全国のドコモショップで「エコノミーMVNO」として販売していたり、カメラのキタムラでも取り扱っているなど話題になっている格安SIMですが、子供向けとして向いている理由は以下が挙げられます↓
- 専用開発されたキッズスマホ「TONE e22」+子供向け管理制限機能の真骨頂「トーンファミリー」が優秀
- ずっと変わらない低価格:月額プラン料金1,100円に必要な分だけギガを買う形式で無駄がない
- 通信速度が遅いが故に、子供のスマホ依存症を防止できる
トーンモバイルの子供向けスマホ『TONE e22』については別ページでもその性能について解説しているので、しっかりとした機能制限・ペアレンタルコントロールを使いたいなら現在唯一可能なキッズスマホと言えるので一番お勧めです↓
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防犯ブザー付きのキッズスマホ『Hamic MIELS (はみっくミエルス)』
もう1つのキッズスマホがHamic(はみっく)ブランドが販売しているキッズスマホ『Hamic MIELS(はみっくミエルス)』です。
こちらはAndroid搭載のキッズスマホでありながら防犯ブザーのストラップがついているのが最大の特長で、子供に初めて持たせる”ファーストスマホ”というキャッチフレーズになっています。
キッズ携帯と違って中身はAndroid搭載なのでGooglePlayでアプリをインストールしたり、インターネットにもアクセスできるので「Googleファミリーリンク」を使って各機能を制限する形になります。
また新規でキッズスマホやキッズ携帯を購入すると費用が掛かるので、保護者が昔使っていた机の引き出しの奥に眠っているiPhoneをリユースする事でスマホ代を0円に抑える事も出来ます。
見守りスマホに向いている”格安SIM”はいくつかありますが、年齢が低い子供が使う事を考えると子供向け格安スマホ「トーンモバイル」の「TONE for iPhone」というiPhoneで豊富なフィルタリングが使えるSIMが一番良いでしょう。
フィルタリングや制限機能などが豊富なので特に小中学生の場合には◎です。
お下がりiPhoneやり方について詳しくは以下のページで解説しているので、「手元に使っていないiPhoneがあるよ」という場合は数万円分のスマホ代を節約できるので参考にしてみてもいいと思います↓
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という事でここまで定番のキッズスマホについて機種と通信会社、料金について解説しました。
主に小学生が使うキッズスマホという事で、「防犯・見守り機能」と「ペアレンタルコントロール・フィルタリング・機能制限」の安全面を重視したトーンモバイルが最もお勧めできます↓(料金面も安い部類)
子供がスマホでゲームや動画を許可するなら無制限プランも安い楽天モバイル
この辺は家庭の方針になりますが、「スマホでゲームでも動画でもある程度好きに遊んで問題ないよ」というケースなら、ギガ無制限プランが安く使える楽天モバイルがお勧めです。
楽天モバイルの場合はオリジナルAndroid「Rakuten hNad 5G」が実質1円で購入できる他、iPhoneもキャリア中最安定価で販売しているので、iPhoneでスマホデビューの場合にもお勧めできます。
「ゲームや動画は絶対使わせたくない」なら防犯と連絡専用のキッズ携帯か「Hamic POCKET」がお勧め
反対に「小学生の子供に端末を持たせたいけど、ゲームや動画は一切使わせたくない」という場合は、防犯・見守りと連絡専用のキッズ携帯の方が良いでしょう。
もちろんキッズスマホでも機能制限の設定でキッズ携帯と同じようにもできますが、防犯と連絡機能しか使わないのであればランニングコストが安いキッズ携帯で充分ですからね。
ちなみに先述の通りキッズ携帯は保護者も同キャリアを契約していないと居場所検索が使えないので、保護者がキャリアを契約していない場合にはキャリア以外の通信会社でキッズ携帯のように使える「Hamic PCOKET」がお勧めです。
特に小学生に持たせるキッズスマホ・キッズ携帯の選び方は、使わせたい機能や方針が家庭によって大きく異なるので選択肢は幅広いです。
最後にキッズスマホを持たせるメリットとデメリットを解説します。
メリット➀:いつでも子供の安全を確認&連絡できる
小学校に入学すると、放課後や習い事など学区外に遊びに行く機会も増えるのでいつでも連絡が取れるとは限りません。親の目の届かない時間が増えるのは心配ですよね。
子どもがスマホを持っていれば、メッセージでも電話でもいつでも直で連絡できるというのはかなり便利なものです。家族用のLINEグループを作ってやり取りしている家庭も多いみたいです。
また、毎回連絡を取らなくてもスマホに内蔵されているGPS機能が利用できるので、万が一の場合でも子供の居場所を把握することが可能です。
また子供側も「マップ機能」や「乗り換え案内」がいつでも使えるので、持っているだけでも迷わずに移動できて便利です。
メリット➁:メッセージアプリやアプリ追加、ウェブ検索などキッズ携帯より多機能
特にキッズスマホはキッズ携帯と比べても多機能で、一般スマホと同じようにアプリストアからのアプリのインストールや、知りたい情報のウェブ検索が可能です。(それらをフィルタリングや機能制限する形)
キッズ携帯と比較してキッズスマホはシンプルにできる事が多いのが最大のメリットです。
毎日知らない言葉や気になることに出会う年齢なので、その度に手元で調べて覚えることができますし、行動範囲も広くなるのでマップの経路検索や乗り換え案内は持たせておきたいところ。
最近では子供向けの知育、学習アプリやサービスも豊富なので、使い方はアイデア・サービスの数だけ増やすことができます。
メリット➂:スマホの操作やネットリテラシーが学べる
3つ目のキッズスマホのメリットは個人的には一番重要だと感じていますが、子供が早い段階でスマホを使う事で「ネットリテラシー」「スマホリテラシー」が身に付くという点です。
小学校ではプログラミング教育が2020年から必修となっている現在、そのネイティブ世代にはスマホくらい当たり前に使いこなして欲しいというのが個人的な意見です。
スマホはあくまで”箱”です。無数のアプリやネットで様々なサービスも情報にもアクセスできる=使える広い意味での「学習教材」とも言えます。つまり使う側によって毒にも薬にもなる訳です。
私たち保護者世代もスマホの使い方なんて勉強せずとも使いこなすことができます。デジタルネイティブ世代はタッチパネルでの注文に何のハードルも感じませんし、その先の世代ですからね。
もちろんまだまだ自制心の弱い小学生なので、保護者側でコントロールしてあげることは前提になりますが。
デメリット➀:保護者が利用制限を設定しないと簡単にスマホ依存症に
特にキッズ携帯と比較するとキッズスマホは多機能です。
子供側視点で見ると、「キッズ携帯」は保護者とのメッセージのやり取りや通話しかできないのに対して、キッズスマホは「アプリ」「ゲーム」「インターネット検索」「動画視聴」など興味が尽きる事のないほどの無限のコンテンツに触れ続けるでしょう。
実際に、小中高校生のスマホの1日平均の利用時間は直近数年で右肩上がりになっており、小学生高学年でも1日平均3時間33分にもなっています。
長時間のスマホ利用での”スマホ依存症”の影響(成績や視力、睡眠の質への悪影響)のほかに、スマホリテラシーが低いことで起こるトラブル(高額課金やSNSトラブル、個人情報流出)なども報告・懸念されています↓
- 長時間のスマホ使いすぎで「スマホ依存症」のリスク
- スマホに時間を取られて勉強時間が減少⇒成績が下がる
- 視力が低下する
- 睡眠の質が下がる
- ゲームやアプリで子供が勝手に課金してしまう
- 主にSNS経由でトラブルや詐欺に巻き込まれる可能性も(自撮り被害等)
- 個人情報が流出する危険性(デジタルタトゥー)
- SNS・LINEでの友人関係への影響(いじめる/いじめられる)
これらからも、子供にキッズスマホを持たせた場合に、機能制限の設定がどれだけ大事か分かると思います。
また「キッズスマホの機能制限の設定項目が多岐に渡る」「フィルタリングサービスによっても設定方法が違う」など、キッズスマホの機能を制限する保護者側の手間もあります。
キッズスマホ利用時には親子ルール作りは重要
という事で小学生に制限なしでキッズスマホを持たせてしまえば、上記のようなトラブルや成績・身体的な悪影響が出ることは想像に難くないでしょう。
先述の通り、現在は18歳未満の青少年にスマホを持たせる際にはフィルタリングを導入することが「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」で義務付けられています。
しかし、実際には導入されたフィルタリングアプリは子供側で外すことができる場合が多く、事実フィルタリングを導入しても2年以内に80%がフィルタリングを解除してしまっているという統計調査結果も出ています↓
情報源:フィルタリングサービスの解除状況
ここからも、実際のところはスマホの機能だけで子供のスマホのスマホ依存やトラブルを対策するのは限度があるので、これらのフィルタリングやスマホの制限設定で満足するのではなく、しっかりと親子で話し合ってスマホに関するルールを決めて守らせることが大事です。
「小中学生のスマホの各家庭のルール決め」については別ページで詳しく取り上げているので、是非キッズスマホを検討中の家庭は参考にしてみて下さい↓
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デメリット➁ キッズ携帯に比べて端末代や料金が高い傾向
またページ前半でも比較しましたが、キッズ携帯に比べるとキッズスマホの方が端末が高性能な分かかる費用が高い傾向にあります。
実際に先述した通信会社の中でキッズ携帯とキッズスマホの端末代と月額プラン料金やオプション料金、「3年間で支払う合計金額」を以下に並べて表にしてみました↓
【キッズ携帯の料金一覧】
■ドコモの「キッズケータイ KY-41C」
端末代キッズケータイ KY-41C22,000円
プラン料金キッズケータイプラン3550円/月
その他イマドコサーチ220円/月
3年間の総支出:49,720 円/3年間
■auの「マモリーノ6」
端末代マモリーノ622,000円
プラン料金ジュニアケータイプランME660円/月
その他安心ナビ330円/月
3年間の総支出:57,640 円/3年間
■Softbankの「キッズフォン3」
端末代キッズフォン320,880円
プラン料金基本プラン550円/月
その他位置ナビ220円/月
3年間の総支出:48,204 円/3年間
■Hamee「Hamic POCKET L」
端末代Hamic POCKET L12,100円
プラン料金ベーシックプラン1,100円/月
その他-
3年間の総支出:51,700 円/3年間
キッズ携帯は本体価格が2万円前後ですが、月額料金が1,000円円を切るくらいで運用できるので、3年間単位での総支出で見ると5万円前後が相場になってきます。
【キッズスマホの料金一覧】
■トーンモバイルの「TONE e22」
端末代TONE e2221,780円
プラン料金基本プラン1,100円/月
その他TONEファミリーオプション308円/月
3年間の総支出:72、468 円/3年間
■Hameeの「Hamic MIELS」
端末代Hamic MIELS29,700円
プラン料金ベーシックプラン1,100円/月
その他-
3年間の総支出:69,300 円/3年間
■楽天モバイルの「Rakuten Hand 5G」
端末代Rakuten Hand 5G19001円⇒1円
プラン料金Rakuten最強プラン1078円/月(~3GB利用時)
その他安心コントロール by i-フィルター330円/月
3年間の総支出:50,689 円/3年間
対してキッズスマホの場合、楽天モバイル以外は端末代金が2~3万円とキッズ携帯に対して若干高く、3年間単位での総支出で見ると6~7万円前後が相場になってきます。(楽天モバイルは申込特典などでキッズ携帯相場の5万円)
なのでキッズ携帯とキッズスマホでは3年間単位の支出で見ると1~2万円ほど高い傾向にあります。
とは言えキッズ携帯の場合、学年が上がるといずれスマホに機種変更する時期が来るので、その時に機種代を払う事になるのですが。
現在小学生に持たせるスマホにはフィルタリングを導入することが義務付けられています。
現行のフィルタリングサービス「あんしんフィルター」や「i-フィルター」は高性能なウェブフィルタリングやアプリフィルタリングが可能な他、「Googleファミリーリンク」や「スクリーンタイム(iOS)」などを併用することで、子供のスマホの利用状況を確認したり、遠隔で制限をかける事もできます。
キッズスマホは中身は一般向けのAndroid OSやiOSが搭載されたスマートフォンなので、一般向け同様にGooglePlayやAppStoreからLINEアプリをインストールして使う事は可能です。(ただしLINEの対象年齢は12歳以上となっています)
またドコモ、au、ソフトバンクで販売しているキッズ携帯(ドコモ=キッズケータイシリーズ / au=マモリーノシリーズ / Softbank=キッズフォンシリーズ)ではLINEを使う事はできないので、SMSなどのメッセージか「+メッセージ(2023年以降に発売の機種に搭載)」で親子でのやり取りをすることになります。
2021年10月から総務省のガイドラインにより携帯電話各社でSIMロックをかけて販売することが禁止となっているので、2021年10月以降に発売されたスマホは、キッズスマホでも一般向けスマホでもSIMロックの掛かっていないSIMフリースマホです。
ただし、ドコモ、au、ソフトバンクで2021年9月以前に発売された機種には相変わらずSIMロックが掛かっているので、他の通信会社に持ち込んで使う事を検討している場合には、SIMロックが解除されているかの確認が必要です。
また、前述した「Hamic」や「トーンモバイル」「Rakuten Hand 5G」などはSIMロックの掛かっていないSIMフリーのキッズスマホなので、例えば中古や新古品を安く購入して通信会社に持ち込むなども可能です。(SIMロックとは別に持ち込み先での動作実績の可否の確認はしましょう)
直近では「スマホの低年齢化」が頻繁に話題に上がりますが、2022年11月に実施された統計調査の結果によると、
小学校1~3年生:キッズ携帯の所有率は10%、スマホの所有率は16%
小学校4~6年生:のキッズ携帯の所有率は15%、スマホの所有率は37%
となっています。(子ども専用端末の所有率)
【小学校1~3年生のキッズ携帯とスマホ所有率の推移】
小学校1~3年生
キッズ携帯スマホ端末未所有
2022年10%16%74%
2021年11%15%74%
2020年11%9%80%
2019年16%5%79%
2018年20%6%74%
小学校1~3年生では、キッズ携帯の所有率が10%、キッズスマホを含むスマホ所有率が16%となっていますが、まだまだ学年が低いという事もあり端末自体の所有率は全体の26%程です。
【小学校4~6年生のキッズ携帯とスマホ所有率の推移】
小学校4~6年生
キッズ携帯スマホ端末未所有
2022年15%37%48%
2021年18%33%49%
2020年22%20%58%
2019年30%25%45%
2018年24%17%59%
小学校4~6年生では、キッズ携帯の所有率は15%、キッズスマホを含むスマホの所有率が37%となっており、端末自体を持っている/持っていない割合は大体半々となっています。
前述した通り、現在では小学生のどの学年でもキッズ携帯よりもスマホの所有率が高くなっています。(2021年で逆転)
キッズ携帯は防犯&居場所確認と保護者との連絡専用の端末なので、一般的には下校後や習い事など行動範囲が広がり保護者の目の届かない時間が増える小学校入学を機に子供に持たせる家庭が多く、小学6年生まで一定の割合で持たせている家庭があります。(中学入学でキッズ携帯の所有率は一気に減少)
ちなみにキッズ携帯を契約する際の対象年齢に下限はありませんが、ドコモやauではキッズ携帯専用の料金プランの申込条件に「12歳以下」となっていることからも基本的には小学生を想定しているようです↓
ご利用者が12歳以下の場合に限り、お申込みになれます(お申込みは12歳以下のお客さま1人につき1回線に限ります)。
なお、お申込み後にご利用者の年齢が12歳を超えた場合でも継続してご利用になれます。
【「ジュニアケータイプランME」加入条件】
お申し込み時点で小学生以下の方が推奨機種(mamorino6)をご利用
※お申し込み時点で利用者として登録された方の年齢で判定します
ちなみに12歳以下や小学生以下という年齢制限があるのは申込時点での話なので、既に契約していれば13歳になっても使い続けることができますのでご安心を。
2022年11月に実施された統計調査によると、子供のスマホデビューの年齢は小学5年生~中学2年生の中学校入学の前後1年が最多となっています↓
学年スマホ所有率伸び
小学1年生15%-
小学2年生12%-3%
小学3年生21%+9%
小学4年生21%±0%
小学5年生35%+14%
小学6年生52%+17%
中学1年生65%+13%
中学2年生82%+17%
中学3年生81%-1%
2020年以前であればスマホデビューの年齢は中学3年生が最多でしたが、直近数年で「スマホの低年齢化」が急激に進み、現在では中学校入学の前後1年間を中心にスマホデビューする家庭が多いという分布になっています。
最近では小学6年生で過半数がスマホを所持しており、小学生でもスマホは当たり前という事がこの統計調査結果からも分かります。
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直近の小学生のスマホ所有率が高いとは言え、やはり自制心の低い小学生にスマホを持たせるのは色々と心配があると思います。
小学生の子供にスマホを持たせる理由で多いものは以下です↓
「習い事の送り迎え、子供だけで遊びに出かけた時にどこにいるかを把握できる機能が便利だから」
「共働きなので子供との連絡手段が限られてしまうので」
「スマホを持たせてもアプリやゲーム、SNSなどの機能は中学生になるまで使わせたくない。今はスマホやフィルタリングサービスで使わせない設定にできるので特に困らない」
「小学生から自主的に色々調べたり、考えたりしてほしい。そういう意味ではスマホは便利だと思う。」
やはり小学生という事で、主に連絡や居場所確認などの目的としてスマホを持たせるパターンが多く、「フィルタリングで制限できるのでわざわざキッズ携帯にする必要もない」という意見が多いです。
他には「調べる習慣をつけてほしい」「地図や乗りかえ案内」など、学習面や生活習慣にスマホを活用するなどの理由もありました。
キッズスマホのフィルタリングや制限機能などのシステム面でスマホ依存を防止する以上に大事なのが、親子でスマホの利用に関するルールを話し合って決める事です。
実際に2022年時点でスマホのルール決めをしている家庭は小学生では88.4%(子供回答では83.0%)とほとんどの家庭で親子でのスマホのルール決めしていることが分かります↓
学年が低いほど家族のルールを決めている家庭が多い事が分かります。
親子のスマホルールの内容に関しては以下の項目は子供と保護者側で同意しておいた方がいいです↓
- スマホを使っていい時間帯(特に夜何時まで使っていいか)
- スマホを使っていい場所
- ながらスマホの禁止(食事中や移動中・自転車運転中など)
- アプリのダウンロードや課金する際のルール
- 成績が落ちた場合の対応
- 写真や個人情報の取り扱い(自撮り被害やデジタルタトゥー)
- SNSの利用範囲
- 連絡先の交換やコミュニケーションの相手の制限
- 守るべきスマホマナーの確認
上を参考に決めたルールを紙などに書いて(子供に署名してもらって)リビングなど両者で確認しやすい場所に貼っておくのがお勧めです。
親子のスマホルールに関しては「18の約束」等ルールつくりの参考になるものや、「ルール決めのテンプレート」「スマホリテラシーが学べるサイト」「親子で挑戦できる全国スマホデビュー検定」などの登場しているので、保護者手動で子供と一緒に学んでいく必要があります↓
参考:必要なこと、全部ここに「親子のスマホデビューガイド」 | 進研ゼミ×Softbank
スマホデビュー12の約束リスト(PDF / Softbank)
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2022年時点での小学生(10歳以上)のスマホの利用時間の1日の平均時間は213.7分(3時間33分)と過去最高となっています↓
小学生(10歳以上)のスマホ所有率と1日の平均利用時間の年推移
年1日の平均利用時間前年比3時間以上の割合スマホ所有率
2022年213.7分
(3時間33分)+6.3分52.7%59.5%
2021年207.4分
(3時間27分)+61.0分51.9%53.4%
2020年146.4分
(2時間26分)+17.3分33.6%53.1%
2019年129.1分
(2時間9分)+10.9分29.3%49.8%
2018年118.2分
(1時間58分)+20.9分21.0%45.9%
2017年97.3分
(1時間37分)+3.9分16.1%23.0%
2016年93.4分
(1時間33分)+8.6分14.0%22.3%
情報源:令和4年度 ⻘少年のインターネット利⽤環境実態調査 | 内閣府
上記は毎年総務省が実施している大規模統計調査の結果ですが、小学生(10歳以上の小学校高学年)のスマホの利用時間の1日の平均は直近10年以上連続して増加&過去最長となっています。
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特に小学生のスマホの利用内容は「動画視聴」「検索をする」「ゲームをする」「投稿やメッセージ交換をする」「音楽を聴く」の順に多く、娯楽やコミュニケーションとしての利用がメインです↓
利用頻度順小学生(10歳以上)
スマホの利用内容中学生
スマホの利用内容
1位動画を見る(68.6%)動画を見る(85.7%)
2位検索をする(65.9%)検索をする(84.7%)
3位ゲームをする(64.7%)投稿やメッセージ交換をする(82.2%)
4位投稿やメッセージ交換をする(55.6%)音楽を聴く(79.0%)
5位音楽を聴く(49.2%)ゲームをする(70.4%)
特に小学生がスマホで最も使っているのが「動画視聴」で、YouTubeやTikTokなど依存性が高く関連動画で延々と時間を浪費してしまうので、少なくとも上記のサービスにはしっかりとアプリフィルタリングで利用制限したいところです。
ちなみに中学生や高校生でもほぼ同じ結果となっており、子供が主体的にスマホで使っているのは主に娯楽となっています。(大人も変わりませんが)
他で注目なのが「投稿やメッセージ交換」でしょう。後述するように最近では小学生でもLINEやSNSでのやりとりは当たりとなっており、交友関係などにも影響があることも無視できません。
2022年にドコモのモバイル社会研究所が発表したレポートによると、小中学生のLINEやSNSの利用率は
小学生低学年(1~3年生):34%
小学生高学年(4~6年生):51%
中学生(1~3年生):90%
と小学生でも3~2人に1人はLINEやSNSを利用しているという結果になっています↓
情報源:SNSの利用上昇傾向 中学生では9割を超える(モバイル社会研究所)
特に注目なのが、小学生の場合男子よりも女子の方がSNSの利用率が1.5倍近く高いという結果になっており、女子の方がコミュニケーション目的でのSNSを多く利用している傾向にあります。
具体的に小中学生がよく使うSNSサービスの内訳は以下の通りで、小学生だとLINEとTikTokの2強となっています↓
小学生低学年
(1~3年生)小学生高学年
(4~6年生)中学生
(1~3年生)
男子女子男子女子男子女子
LINE20.7%22.5%29.8%51.9%80%91.8%
Twitter2.4%0%3.6%1.3%31.1%47.1%
instagram3.7%1.3%2.4%11.4%32.2%50.6%
TikTok11.0%28.8%11.9%39.2%37.8%56.5%
特に小学校低学年では「TikTok」の利用率が上昇しLINEと同水準まで上がっています。学年が低いほどTikTokやYouTubeショートなどの短い動画の人気が高い傾向にあります。
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キッズ携帯の大きなデメリットとして、保護者が同じキャリアをしていないと「居場所検索サービスが利用できない」「家族間通話が無料にならず22円/30秒かかる」など見守り端末として重要な機能が使えない点です↓
【キッズ携帯の単独契約可否とデメリット】
サービス内容ドコモauSoftbank
キッズ携帯の単独契約〇(可能)
GPS居場所確認サービス
/単独契約時の利用可否『イマドコサーチ』
× (単独での利用不可)『安心ナビ』
× (単独での利用不可)『位置ナビ』
× (単独での利用不可)
※保護者がワイモバイルなら利用可能
家族間無料通話△ (22円/30秒の通常の通話料金)
※「+メッセージ」での通話時は通話料金はかからない
※保護者がワイモバイルの場合には、同じソフトバンクグループという事で子供がソフトバンクでキッズフォン3を単独契約していてもGPS居場所検索サービス「位置ナビ」を使う事が例外的にできます。
またキッズ携帯をキッズスマホと比較すると「通話やメッセージ」「居場所確認」「防犯ブザー」以外の機能は使えないので、インターネットで検索したり、地図や乗り換え案内、アプリを追加したりなどはできません。あくまで連絡と防犯に特化した端末となっています。
キッズ携帯はドコモ、au、ソフトバンクで販売していますが、専用の料金プランを契約することで通話が可能です。
ただ、保護者が同じキャリアで契約している場合にだけキッズ携帯と家族間無料通話が可能となっており、保護者が同キャリアを使っていない場合には発信側に22円/30秒という通話料金が発生するので注意が必要です。
キッズスマホであればアプリストアからLINEアプリなど無料通話可能なアプリを追加できるのですが、キッズ携帯は後からアプリを追加することができず、電話番号による通話しかできません。
こんな背景もあって2023年にドコモ、au、ソフトバンクで発売されたキッズ携帯の機種からは、「+メッセージ」(LINEのようにメッセージや無料通話ができるアプリ)が搭載されており、LINEと同じようにデータ通信による無料通話が可能となっています。(対象機種:「キッズケータイ KY-41C」「マモリーノ6」「キッズフォン3」)
もし保護者側がキャリア以外の通信会社を使っている場合は、子供はキャリアの最新キッズ携帯で「+メッセージ」を使う事で家族間無料通話をすることができるのでお勧めです。
キッズ携帯の無料通話を使う方法
通信会社機種通話料+メッセージ利用可否
ドコモキッズケータイKY-41C
(2023年発売)22円/30秒の通話料金
(※保護者が同キャリア契約で家族間無料通話可能)〇(家族間無料通話可)
キッズケータイSH-03M
(2020年発売)-
auマモリーノ6
(2023年発売)〇(家族間無料通話も可能)
マモリーノ5
(2019年発売)-
Softbankキッズフォン3
(2023年発売)〇(家族間無料通話も可能)
キッズフォン2
(2020年発売)-
「キッズスマホ」とは広義で「子供に持たせるスマホ」という意味ですが、「あんしんフィルター」や標準搭載されている「スクリーンタイム(iOS)」や「ファミリーリンク」などのフィルタリングや機能制限を一般向けスマホに設定することでキッズスマホとして使えるので、機能的には同じです。
なので、家に眠っている保護者の機種変更前のスマホにフィルタリングアプリを入れた「お下がりスマホ」「お下がりiPhone」などもキッズスマホとして有効です。
また、前述のように「防犯ブザー」などを搭載したような子供専用に開発されたスマホも存在します。
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<!--★
↓QAでママペディアで載せてない内容↓
★16個目★
小学校スマホ持ち込み
★17個目★
子供スマホLINEだけ
★18個目★
小学生の場合どうやってスマホを契約するの?本人名義で契約できる?
手続きに必要な書類は?
★19個目★
キッズ携帯からキッズスマホへの乗り換えは可能?
★20個目★
クレカ以外の支払い方法で契約できる通信会社はある?
他の人はこちらも質問
・キッズスマホのデメリットは?
・キッズケータイとスマホ どっちが安い?
・キッズスマホ 何ができる?
・キッズ携帯は LINE できますか?
その他
キッズスマホ 格安sim 格安スマホ
キッズスマホ ワイモバイル UQモバイル
gps line(できる) 料金
キッズスマホ simフリー
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以下は「キッズスマホ」に関連する情報を含むページとなっています↓ (新着順)
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