小中学生の3割以上がスマホのトラブルを経験 実際のSNS事例や事件&できる対策 

小中学生の3割以上がスマホのトラブルを経験-実際のSNS事例や事件&できる対策 
美魔女ママ
美魔女ママ
小学生の子供にスマホを持たせるのってどうなのかしら?

トラブルも多そうね…
ネットリテラシーが全くない子供にスマホを自由に使わせたら、当然トラブルは起こるでしょうね。
 
事実小中学生の3割以上がトラブルを経験しており、最近では「スマホ依存症」の他に「SNS関連のトラブル」が増加傾向にあるので解説していきましょう💡
元量販店員 りょう
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小中学生の3割がトラブルを経験⇒トラブル事例で多いのは

最近では頻繁に「スマホの低年齢化」が話題になりますが、まだまだネットリテラシー・スマホリテラシーの低い年齢なので心配になりますよね。

事実「スマホを持たせた小学生・中学生の32.5%が何かしらのトラブルを経験した」という調査結果も出ています。

2020年のトレンドマイクロ社が実施した調査結果によると、「お子さまのスマートフォン利用について、お子さまが次のような経験をしたことがありますか?」という質問に対しての回答は以下の通りでした↓

子供のスマートフォン利用に関するトラブル経験
情報源:子どもと保護者のスマートフォン利用に関する実態調査 2020 | トレンドマイクロ

子供のスマホトラブルで保護者の回答を多い順に並べると、

【子供(小中学生)のスマホトラブルTOP5】

1位:15.5% スマホ依存症=SNSや動画視聴などに熱中して、生活習慣に悪影響が出てしまった
2位:12.3% 迷惑メールやスパムメールを受け取った
3位:4.4% ネット上で知り合った見知らぬ人と連絡を取ったり、直接会ったりした
4位:3.7% 暴力、薬物、性的描写などを含む有害サイトを閲覧した
5位:3.1% スマホを紛失したり、盗難被害に遭った

やはり小中学生のトラブルNo1は「スマホ依存症」でこれは誰もが予想できる事でしょう。

この辺は利用時間を制限アプリなどで保護者側がコントロールしたり、親子で話し合ってルールを決めて守ってもらうなどの対策が必須です。

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No2には「迷惑メール・スパムメール」によるトラブルがスマホ依存に次いで高いです。

スパムメールは最終的には「ウイルス感染」「情報を抜き取るフィッシングメール」などのパターンがありますが、最近では「有名サービスの件名」だったり「商品が当たりました」など種類が増えています。(とりあえずSMS経由のショートメッセージは基本怪しい)

他にも「スマホアプリの課金等による高額請求」や「ネットいじめ」のトラブルも結構ありましたし、3位の「ネット上で知り合った見知らぬ人と連絡を取ったり、直接会ったりした」は事件性もありそうで怖いです。

やっぱり小中学生にスマホを持たせればトラブルはつきものなのね💦
美魔女ママ
美魔女ママ
特にSNS経由でのトラブルが増加&多岐に渡り、保護者の認識を超えているものも多いので見ていきましょう↓
元量販店員 りょう
元量販店員 りょう

小中学生のSNS利用率とSNSトラブルの実例


特に小中学生のSNS利用率が増加した事により、SNSに関するトラブルが近年増加しており、種類も多岐に渡るので対策が難しくなっています。

SNS利用率とSNS利用可能年齢:そもそも利用不可

直近2022年レポートでは小学生のSNSサービス(LINE・Twitter・instagram・TikTok)の利用率は以下の通りで、小学生と言えど低学年で34%、高学年で51%も利用している事が分かります↓

小中学生のSNS利用率_NTTドコモ モバイル社会研究所ホームページ
情報源:小中学生のサービス別SNS利用率 | NTTドコモ モバイル社会研究所

主要SNSサービス(LINE、Twitter、Instagram、TikTok)毎の利用率まで見ると、小学生だとLINEとTikTokが特に多いですね↓

SNSサービス毎の利用率 小学生低学年 小学生高学年 中学生
男子 女子 男子 女子 男子 女子
LINE 20.7% 22.5% 29.8% 51.9% 80% 91.8%
Twitter 2.4% 0% 3.6% 1.3% 31.1% 47.1%
instagram 3.7% 1.3% 2.4% 11.4% 32.2% 50.6%
TikTok 11% 28.8% 11.9% 39.2% 37.8% 56.5%

そもそも殆どのSNSサービスは13歳以上の年齢制限がある:小学生は利用不可

ご存じ方は多くはないと思いますが、実は多くのSNSサービスには年齢制限があり前述のSNSアプリのうち「Twitter」「Instagram」「TikTok」は13歳以上からの年齢制限があります。(つまり小学生は対象年齢外)

【主要SNSサービスの対象年齢】

SNSサービス 年齢制限
LINE
LINE_アイコン_透過_260
12歳以上推奨※2019年に引き上げ
(18歳以上の確認が必要な機能制限が別に有)
Twitter
twitter_アイコン_透過_260
13歳以上
(2017年3月25日に変更済)
Instagram
インスタ_アイコン_透過_260
13歳以上
facebook
facebook_アイコン_透過_260
13歳以上
YouTube
YOUTUBE_アイコン_透過_260
Googleアカウントの作成は13歳以上
TikTok
TikTokのロゴ
13歳以上

また定番の「LINE」も以前は年齢制限がなかったのですが、これらのトラブルの温床となる事を避けるためか2019年に対象年齢を12歳以上に引き上げています。

青少年保護を目的とした教育活動や機能アップデートも随時実施しており、新たにLINEの利用推奨年齢を12歳以上に引き上げることで、保護者の皆様がLINEの利用について管理できるようになります。

なので現在は各Appストアでの対象年齢に「12+」となっているのが確認できます↓

LINEアプリの対象年齢が2019年より12歳以上に引き上げられている

美魔女ママ
美魔女ママ
そもそも小学生ってLINE、Twitter、TikTok、インスタは対象年齢じゃなかったのね💦

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小中学生のスマホでのSNSトラブルの例

ルールはどうあれ「事件は現場で起きている」という事で、実際に小中学生のSNSで起こっているトラブルの例を挙げてみました。

LINEでのネットいじめ・仲間外れ

小中学生のスマホのトラブルで特に多いのがLINEでの誹謗中傷・いじめ・仲間外れです。

前述のように最近ではLINEの対象年齢は12歳以上とはなっているものの、そもそも保護者も知らずに小学生からLINEを使っているケースも多いです。

ご存じのようにLINEは1対1でのトークのほかに複数人でのグループが作れるので、1人を誹謗中傷したり仲間外れにしたりといったことが起こりやすいです。

特にネットリテラシーがまだ低い小学生の場合、相手が傷つく内容を送ってしまったり、それが文字として履歴に残るので注意が必要です。

主にオンラインゲームでの高額課金請求⇒保護者のお下がりスマホで起こりやすい

これはケータイの時代からあるトラブルですが、次いで多いのが「アプリやゲーム内の課金の高額請求」です。

消費者庁が2022年6月に公表した消費者白書によると、20歳未満のインターネットゲーム(主にオンラインゲーム)での高額課金の相談件数が増加傾向にあります↓

令和2年のオンラインゲームの20歳未満の相談件数が右肩上がりで増加
参考:令和3年度 消費者政策の実施の状況(PDF)

相談件数以上に課金金額に注目で「10~50万円」の請求が相談の中で最も多いです。

特に保護者のスマホのお古を子供に持たせているケースで多く起こるトラブルで、スマホに保護者側の決済情報が残っていた為に子供が課金できてしまうんですね。

【オンラインゲームでの高額課金の理由と対策】

「ゲームアプリのアイテムを購入するために、子どもが無断で財布からクレジットカードを持ち出して利用した」
⇒子供がクレジットカードを簡単に持ち出しできないよう管理方法を対策
 
「子供が使っているスマホに保護者のクレカ情報が残っていた」
⇒一度登録した情報は保存されているのが一般的なのでスマホ内に決済情報が残っていないか確認
 
課金時のパスワードを子供が突破
⇒子供が簡単に推測できるパスワードにしない

参考:日本オンラインゲーム協会

「子供が勝手にゲーム内で課金し続けてとんでもない請求が来た」となってしまう前に子供のスマホの決済情報の確認を。

小中学生のスマホで起こった事件も

更に学生のスマホトラブルで事件にまで発展したケースもあります。

特に事件につながるケースで多いのが、出会い系サイトやコミュニティサイトなどを利用した犯罪の他、近年ではSNSを利用して犯罪の被害に遭った件数が増加傾向にあり警視庁も注意喚起をしています。

参考:インターネットじけんぼ| 警視庁

自撮り被害

「自撮り被害」は「だまされたり、脅されたりして18歳未満の子供が自分の裸体等を撮影させられたうえ、メール等で送らされる被害」の事です。

兵庫県警察が出している「自撮り被害」に関する正しい情報と被害に遭わないための啓発動画があったので参考に載せておきます↓

マンガ『STOP!自画撮り!』

特に「LINE」や「Twitter」で簡単に不特定の相手と接触できることから、ここ数年で自撮り被害の件数は増加傾向&被害の9割が中高生です。

まずは子供にここで紹介した警視庁の啓蒙漫画や動画を見せて、「自撮り被害というものが増えているから友達でも絶対に自撮り写真は送らないで」という事を知ってもらう事からでしょう。

自撮り被害については別ページで詳しく解説しています↓

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リベンジポルノ

「交際相手の男にスマホで裸の写真を撮られ、別れたあとに男は復讐するつもりで裸の写真を同級生などに送って出回ってしまった」という事件も実際に起こっています。

このようなケースは平成26年から「リベンジポルノ防止法(私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律)」として違法となっています。

が、写真は簡単に周囲だけでなくネットで世界中に出回ってしまうので軽い気持ちでの自撮りはやめましょう。

小中学生にスマホを持たせるならスマホのルール作りは必須

ということで、特にネットリテラシー・スマホリテラシーの殆どない小学生にスマホを持たせると当然トラブルは起こりやすく、最悪事件にも発展する可能性もゼロではありません。

なのでスマホの機能やアプリでフィルタリングや制限・管理してあげるのは必須ですし、それ以上に親子で話し合ってスマホのルールを決めるのが大切です。

スマホのルールに関しては別ページで解説していますが、定番の親子ルールを以下に挙げておきます↓

【定番の親子のスマホルールTOP5】

スマホの利用は決められた時間だけ
アプリのダウンロードは親に相談&課金は無し
食事中にスマホを利用しない
ながらスマホ(歩きスマホや運転中のスマホ)の禁止(特にポケモンGO)
面識のない相手との連絡・連絡先の交換に注意する

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特に小中学生のスマホのトラブルで保護者の管理が難しいものの大半がSNS(主にLINE)で起こっているので、可能なら保護者が確認できるルールにしたいところです。

他にも「個人情報は送らない」「相手の気持ちを考える(相手の気持ちを考える)」「相手は怪しくないか」等は子供と話し合っておきましょう。

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