
ワイモバイルには「家族割」もあって、家族で利用する事で副回線の月額料金がずっと1,188円割引され続けるので、家族でワイモバイルもかなりオススメです。



ドコモやauソフトバンクでは定番の家族割ですが、格安SIMの中でも家族割引のある会社は結構多いです。
特にソフトバンクのグループ会社である『ワイモバイル』は、家族でワイモバイルを使う場合、全ての副回線の月額料金からずっと1,188円が割引される『家族割引サービス』があります。


注意点としては「メイン回線には割引が無い」点で、サブ回線が永年割引の対象になります。
サブ回線の対象プランは、定番の「シンプルS/M/L」なら1,188円割引になるので、ほとんどの場合1,188円割引になります。最小プランである「シンプルS」でも家族割の対象になるのは嬉しいところ。
家族割引に終了期限が無い点もポイントで、ワイモバイルを使い続けている限りずっと月額料金から1,188円が割引されます。
1人で複数回線契約でも家族割対象に⇒サブ端末を安く使う際にも◎
また「家族割引」という名称ですが、1人で複数回線を使っている場合でも問題なく2回線目以降が永年割引になるのでサブ端末などを安く使う際にもかなり役立ちます。(最大9回線まで割引可能)
ご家族などで利用される複数の回線を、指定料金プランにて契約いただくと、2回線目以降の各基本使用料が毎月550円または1,188円の割引になります。(最大9回線まで割引が適用)
お一人さまで複数回線を契約いただく場合でも適用になります。
家族割を使ったらどこまで安く?各プランの家族割後の月額料金
例えば「シンプルS」は月額2,178円ですが、そこからずっと毎月1,188円割引されるのでトータルの割引額で考えると意外と馬鹿にならない恩恵があります。
ワイモバイルにはシンプルS/M/Lの3種類がありますが、家族割適用前後での各プランの月額料金は以下のようになります↓
家族割適用時のプラン料金 | 通常月額料金 | 家族割適用後の月額料金 |
シンプルS (月容量5GB) | 月額2,178円 | ⇒月額990円 |
シンプルM(月容量20GB) | 月額3、278円 | ⇒月額2,090円 |
シンプルL(月容量30GB) | 月額4,158円 | ⇒月額2,970円 |
ワイモバイルの料金は結構安いので、そこから月1,188円の割引となると割引率でいうと結構高いんですね。(特にシンプルSは半額近くになっている)
年間の割引額で見ると1人14,256円の割引と学割もびっくりな割引額となっており、これが永年続くので実はかなり恩恵が大きい割引だったりします。
家族4人なら子回線3人なので家族割分だけで年間42,768円も節約になります。
ワイモバイルの家族割には家族間無料通話はない
大手キャリアの家族割では特典として家族間通話が無料になるなどもありますが、ワイモバイルの家族割には「家族間無料通話」などの特典は特にありません。
またワイモバイルの基本プランである「シンプルS/M/L」には無料通話が付いていないので、もし家族間の通話が多いのであれば有料オプションに加入するのがいいでしょう↓
ワイモバイルの無料通話オプションは以下の2種類があります↓
無料通話オプションの種類 | かけ放題の種類 | オプション料金 |
「スーパーだれとでも定額(S)」 | 完全かけ放題(通話時間も回数も制限なし) | 月額+1,870円 |
「だれとでも定額」 | 1回10分までの通話が無料 (10分を超過した場合は22円/30秒) | 月額+770円 |
参考:無料通話やかけ放題はあるの? 通話料金は? | Y!mobile公式

そもそも最近ではLINE無料通話が主流=家族間通話もLINE無料通話で充分なので、以前ほど家族間無料通話の必要性はないかもしれませんが。
ワイモバイルの家族割の条件と注意点
ワイモバイルの家族割引『家族割引サービス』を使うにあたって注意しておきたいことや、適用するための条件について見ていきましょう↓
主回線には家族割は適用されない!割引は副回線だけ
ちなみに主回線と副回線ですが、申込時にこちら側で「どの回線を主回線(副回線)にするか」を決める事ができます(副回線は最大9回線まで追加可能)が、主回線は家族割引されない点には注意しましょう。
あくまで家族割が適用されるのは”全ての副回線”なのでご注意を。
ワイモバイルの家族割はケータイプランやポケットWiFiでも適用可能
ちなみにワイモバイルの家族割の対象プランはシンプルS/M/Lだけでなく、ワイモバイルのポケットWiFi向けプランやタブレット用の「データベーシックプラン」でも1回線とみなすため、家族割の対象となります。
ただし、主回線と副回線で対象になるプランは以下のように同じではありません↓

ただし副回線側の割引額には差がある点には留意を。
同一姓・同一住所の家族が対象!証明書類の提出も必要
ちなみに家族割引における”家族”の定義ですが、ワイモバイル公式ページには以下のように記載されていました↓
ご家族(血縁・婚姻)、または同姓、もしくは同住所(生計を同じくしている)であることが確認できること。
お手続きには家族確認書類が必要となります。

上記のように何親等であろうが血縁関係にあれば別居していても問題ありませんし、血縁関係になくても同居していれば家族割が可能です。
つまりルームシェアでも問題無さそうですね。
また家族の代理で申込をする場合には、主回線契約者の同意書と家族であることを証明できる確認書類が必要となります。
主回線の解約や対象外プランへの変更時には家族割が強制終了になるので注意
主回線ありきの副回線なので、主回線が解約や他社へ乗り換えなどをしていなくなってしまうと副回線全員の家族割が終了してしまう点は注意です。
また前記の家族割対象プラン以外へプラン変更をしてしまった場合にも、家族割は強制終了になってしまいます。
以下のいずれかに該当した場合、当該月をもって特典の適用を終了します。
- 主回線を解約した場合
- 主回線もしくは副回線の料金プランを、上記指定料金プラン以外に変更した場合
- 主回線もしくは副回線を、契約変更した場合
※ただし、4G-S プランからスマホプラン(タイプ 1)に契約変更した場合は除く
- 契約の名義を法人名義に変更した場合
- 適用条件を満たさなくなった場合
ワイモバイルの家族割と併用不可なサービスは意外と多い
ちなみにワイモバイルには家族割以外にも様々な割引サービスがありますが、以下のサービスは家族割と併用できないので注意です↓
Wi-Fi セット割
光おトク割
おうち割 光セット(A)
おうち割 光セット(A)申込特典
もう1台無料キャンペーン
イー・モバイルセット割
タブレット割引(スタートキャンペーン向け)
ワイモバイルの家族割は自動適用ではなくショップで申込が必要
多くの携帯会社でもそうですが、ワイモバイルの家族割の場合も全国のワイモバイルショップ店頭での申込が必要です。(条件を満たしても自動で家族割が適用される訳ではありません)
ショップに来れる家族によって家族割の申込時に提出する書類が異なるため、以下の公式ページで必要書類を確認してみて下さい↓
参考:
[家族割引サービス]新規申し込み(家族割引グループを作成する場合)に必要な書類を教えてください。
後から家族割に申し込む場合
現在家族の誰かがワイモバイルを使っており、新たに別の家族がワイモバイルに加入し家族割グループに加入したい場合にも、来店する人によって必要書類が異なるため以下のページから必要書類を確認してワイモバイルショップにて家族割へ追加申込を行います。
【まとめ】ワイモバイルの家族割『家族割引サービス』
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドの携帯会社だけあって、
- 最速の通信速度(ソフトバンク回線)
- ワイモバイルショップが街中に多い
- 格安でiPhoneがセット購入可能
- 4Gケータイ向けプランとガラホもセット購入可能
など、かなり質の高い格安SIMです。
現在家族全体の通信料で節約を検討している人であれば、「高品質で無難な格安SIM」と言えるので、家族全員で乗換えて「ワイモバイルの家族割」で更に安くするというのもかなり良い選択だと思います。