マモリーノとかみまもりケータイとかどの種類がいいのかしら?
安心 簡単 安い 3拍子♪
キッズ携帯、キッズケータイ、マモリーノ、みまもりケータイ、ドコッチ…
色んな呼び方があると思いますが、イメージしているのはこんな感じの防犯用の端末のはずです。
まずは話をしやすくするようにキッズ携帯の機種名を簡単に解説しましょう。
「キッズ携帯」という総称の中に紛らわしい商品名
大手キャリアで契約できる防犯用の端末の総称を「キッズ携帯」と呼びます。
混同しがちですが「キッズ携帯」と「キッズケータイ」は別物で「キッズケータイ」はドコモの商品名ですね。
大手キャリアで2020年時点で販売している「キッズ携帯」の機種が以下となります↓
大手キャリア | 普通のキッズ携帯 | 腕時計型のキッズ携帯 |
キッズケータイ SH-03M (2020.1発売) キッズケータイ F-03J(販売終了) |
ドコッチ01(販売終了) (2015.4発売) |
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マモリーノ5 (2019.2発売) |
マモリーノウォッチ (2016.3発売) |
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キッズフォン2 (2020.1発売) キッズフォン みまもりケータイ4 |
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名前を聞いた事があるキッズ携帯の機種も多いと思いますが、大手キャリア3社は似たような機能と料金体系と名前の防犯端末を販売しているので、覚えにくいですよね。
キッズ携帯はドコモauソフトバンクのどこで契約するべき?
ここで本題の「キッズ携帯はドコモ、au、ソフトバンクのどこで契約すべきか」について。
「周りの子は〇〇(機種名)を持っている子が多いから」という考え方もあるのですが、結論から言うと「保護者が契約しているキャリアで販売しているキッズ携帯にするべき」というのが答えです。
その理由を説明しましょう。
保護者と同じキャリアでキッズ携帯を契約するメリット➀:家族間無料通話がある
ドコモやau、ソフトバンクでは、家族で同じキャリアを契約していると通話料が無料になる「家族間無料通話」があります。
家族間無料通話はもちろんキッズ携帯でも適用されるので、保護者スマホ(ガラケー)と子供のキッズ携帯が同じキャリアなら、親子の通話料は無料となります。
つまり子供と保護者が別キャリアだと通話料金が高額に
裏を返せば、子供のキッズ携帯だけキャリアで契約しても、「キッズ携帯から保護者スマホへの発信」も「保護者スマホからキッズ携帯への発信」も「他社の携帯電話番号への発信」となるので、通常の国内通話料金である「20円/30秒」が掛かります。
つまり月に合計1時間通話をすると、通話料金だけで2,400円も掛かってしまいます。
保護者と同じキャリアでキッズ携帯を契約するメリット➁:GPSで居場所検索できる
キッズ携帯を子供に持たせる最大のメリットは「GPS機能による居場所の確認機能」が使えることでないでしょうか。
ドコモ、au、ソフトバンクではそれぞれ「イマドコサーチ」「あんしんナビ」「位置ナビ」という居場所を検索できるサービスを独自に持っています。名前を聞いたことがある方も多いと思います。
しかし実はこのGPS居場所検索サービスを使うためには、子供だけでなく保護者も同じキャリアで契約している事が条件になっています。
キャリア | 居場所検索サービス | 利用条件 |
ドコモ | イマドコサーチ | 保護者も同キャリア契約が必要 |
au | あんしんナビ | |
ソフトバンク | 位置ナビ |
逆に言うと、子供だけがキャリアでキッズ携帯を契約する場合、契約する事自体は可能ですが「家族間無料通話」と「GPSでの居場所検索」が出来ないです。
親子で通話に1分40円も掛かったり、居場所を確認できなかったらキッズ携帯を持たせている意味がないですよね。
という事で「キッズ携帯選びは保護者と同じキャリアの機種を!」という事になります。
保護者がドコモauソフトバンクを使っていない場合はどうするの?
最近では格安スマホなども普及してきて、節約力の高い保護者の方の中には3キャリアではなく格安スマホユーザーも多いと思います。
その場合には3キャリアのキッズ携帯は先程の通り使い物にならないので、以下の方法などで防犯用のキッズスマホを作るのがいいでしょう。