結構名前を何度も見たわ
「ahamo」「povo」「LINEMO」「楽天アンリミット」ですね。
では今回は、2022年前半で「大手4キャリアの新ブランドはどれがいいのかを比較」と「選び方フローチャート」を作ってみました💡
2020年までの通信業界は、大手3キャリア「平均月額8.000円強」を維持し、その回線を間借りする「格安SIM(MVNO)」が平均3~4千円と大きく料金差がありました↓
そんな中2020年の菅政権の指導によって、2021年春には大手3キャリアがそれぞれ新ブランド「ahamo」「povo」「LINEMO」を立ち上げた事で話題になりましたね↓
今まで格安SIMに対して割高な料金プランを維持し続けてきた大手3キャリア+楽天モバイルが、月額2980円+消費税で使える新ブランドを出したことで料金競争は激化しました。
その結果「高速回線を大容量20GB前後使えるのに月額2,980円(税抜)」というかなり美味しいサービスが多数登場しています↓
今までも「ワイモバイル」と「UQモバイル」がキャリアとMVNOの中間の位置づけに存在しましたが、2021年春にここに大手4キャリアが参入した事で上記のような位置付けに変化したという流れです。
そして現在”第四のキャリア”として2020年春よりサービスを開始している『楽天モバイル』も含め、4キャリアの新プランはどれも大体「月額2,980円で月データ容量20GB使える」というかなりコスパのよいプランとなっています。
大手4キャリア新ブランドの料金プラン&サービスを総比較
という事で今回は上記の激戦エリア内の「大手3キャリアの新ブランド+楽天モバイル」の4社のサービスを比較してみたいと思います。
正直どれもサービス内容が拮抗していて「どれを選べばいいのか迷うところ」ですが、まずは情報を並べて比較してみます↓
通信会社 | ahamo (ドコモ) |
povo (au) |
LINEMO (SoftBank) |
楽天モバイル (Rakuten-UNLIMIT) |
月容量 &月額料金 |
月20GB 2,970円 |
月20GB 2,728円 |
スマホプラン 月20GB 2,728円 ミニプラン |
無制限&段階制 ・~月1GB:0円 ・1~3GB:1,078円 ・3~20GB:2,178円 ・20GB~∞:3,278円 ※楽天エリア外はau回線になり~月5GB |
回線の種類 | ドコモ回線 | au回線 | SoftBank回線 | 楽天回線 (圏外は主にau回線) |
通信制限時の速度 | 最大1Mbps | |||
無料通話 オプション |
・0円コミコミ:5分かけ放題 ・+1,100円:通話かけ放題 |
・+550円:5分かけ放題 ・+1,650円:完全かけ放題 |
『Rakuten Link』アプリ経由で無料通話可 | |
契約縛り | -(最低利用期間も違約金も無し) | |||
契約&サポート | 〇(ドコモショップで1回3,300円でサポート可) | -(基本ウェブ完結) | ◎(楽天ショップで可) | |
他データ通信の特長 | – | データ使い放題トッピング (都度220円払えば24時間データ使い放題) |
LINEギガフリー(LINE通話やビデオ通話・トークがカウントフリー) | – |
それぞれの特長を見ていくと、
ahamo(アハモ)の特長:5分かけ放題付ならコスパ◎&有料でも店舗サポートが使える
ドコモの新ブランド『ahamo(アハモ)』は、月20GBで2,970円とpovoやLINEMOと同じようなプラン料金となっています。
ahamoの特に大きな特長を挙げると、
1.「5分までかけ放題」がコミコミでプランに付いている:他社は無料通話オプションは有料で付ける必要がある
2.「店頭サポート」:1回3,300円かかるが全国のドコモショップ店頭でもサポートを受ける事ができる
の2点です。
特に2つ目の店舗サポートは、povoやLINEMOではウェブ上でしかサポートが無いので、使う使わないに関わらず気持ち的に安心できる人も多いと思います↓
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、2021年4月22日(木曜)からオンライン手続きプランの「ahamo(アハモ)」について、ドコモショップにおいて有料の「ahamo WEBお申込みサポート」「ahamo WEBお手続きサポート」を開始します。
本サポートは、ドコモショップにおいて、お客さまご自身によるahamoサイトでのお手続きをお手伝いさせていただくものです。
「やっぱりウェブ上や電話ではなく店頭でサポートしてほしいな」という人はahamoは向いていると言えるでしょう↓
povo(ポヴォ)の特長:都度220円で24時間データ使い放題の「トッピング」が使いたい人向け
auの新ブランドである「povo」もahamoやLINEMOと似た「月額2,728円で月容量20GB」という料金プランとなっています。
povo最大の特長としては、都度購入する「トッピング」と呼ばれるチケットが存在する点です。
特に「データ使い放題24時間」というチケットが優秀で「220円払う事で24時間データが使い放題になる」というサービス内容になっています↓
なので「休みの日に一気に動画を沢山見たい」といったニーズにその都度対応できるのがpovo最大の魅力と言っていいでしょう↓
LINEMOの特長:月3GBライト層向け「ミニプラン」の登場と、LINEを酷使するなら「LINEギガフリー」
続いてSoftbankの新ブランドである「LINEMO(ラインモ)」です。
LINEMOはpovoと同じ「月容量20GBで月額2,728円」という料金プランの他に、「3GBで月額990円」というライトユーザー向けのプランもあるのが特長です↓
正直スマホユーザー全員が月20GBも使うとは限らないですし、もっと少なくて安いMVNOが提供するようなライトプランも準備したという事です。
また「LINEMO」はソフトバンク傘下とした「LINEモバイル」のリニューアルともいえるサービスです。そんな背景もあってLINEモバイル時代に人気のあった”LINE使い放題サービス”を「LINEギガフリー」という形でコミコミで使えるのも魅力です。
LINEでのトークや通話、写真動画の送受信はもちろん、結構ギガ消費の激しいLINEビデオ通話もカウントフリーで使い放題な点は見逃せません。
楽天モバイルの特長:楽天回線エリアで使えるなら最強のプラン
そして第四のキャリアとして2020年にサービスを開始した楽天モバイルですが、上記3社の料金プランが出揃った後にその上をいく「Rakuten UNLIMIT 6」という料金プランを打ち出しています。
上記の4社の比較表を見ても分かると思いますが、「楽天モバイル」のプラン「Rakuten UNLIMIT(アンリミット)」は最も青文字のメリット部分が多く優秀なプランです。
月1GB未満しか使わなければ料金は掛かりませんし、そもそも無制限プランなのでどんなに使っても月額3,278円で済むからです。
反面表に赤文字で注記したのですが「楽天回線エリア外」になると、パートナー回線であるau回線に切り替わってしまい、一気に月5GBしか使えない残念なプランとなってしまいます。
特にサービス開始の2020年頭はこの無制限で使える「楽天エリア」がそんなに無かったため、結構auエリアになってしまって微妙だったのですが、2021年以降は基地局がバンバン追加されてかなり楽天回線エリアが増えてきました。
なので楽天モバイル公式ページでエリア確認をしてみて、スマホを使う範囲が楽天回線エリア内で有れば、楽天モバイルがいいと思います。
【大手4社新プランまとめ】乗り換えるならズバリどこ?4つの質問チャートで選んでみて🎵
結論としては「ahamo、povo、LINEMOはプランが似ていて、楽天モバイルが尖っているものの楽天回線エリアで使えるなら一番優秀」と言えます。
それぞれの特長も加味すると以下のフローチャートで決めるのが良いと思います↓
楽天回線エリア内で利用できるのであれば、楽天モバイルの「Rakuten UNLIMIT」が最も優秀です。
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楽天エリア外だと5GBしか使えないので、3キャリアの新ブランドで合ったところを選択するのがいいと思います。
ちなみに僕は4社とも利用していましたが、最近は楽天モバイルを使っています(楽天経済圏のシナジーもありますし◎)