
2022年7月から料金プランが「Rakuten UNLIMIT Ⅵ(6)」⇒「Ⅶ(7)」にリニューアルされ、月データ利用1GB未満時の料金が0円⇒税込1,078円に値上がりに。


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2022年7月からの楽天モバイル新プラン『Rakuten UNLIMIT Ⅶ』でどうかわる?⇒1GB未満0円が終了に…
2020年のサービス開始から「1年間基本プラン料金無料」や「新規契約で5,000Pt贈呈」「乗り換えて20,000Pt贈呈」など大盤振る舞いの楽天モバイル。

正式にAppleの正規代理店となって最新iPhoneの販売からiPhoneバラマキなど快進撃の楽天モバイルですが、2022年7月より料金プラン『Rakuten UNLIMIT Ⅶ』をリニューアルし、「使わなければ0円」が廃止される事になりました。
2022年6月までの楽天モバイルの料金プラン『Rakuten UNLIMIT Ⅵ(6)』と2022年7月からの『Rakuten UNLIMIT Ⅶ』の料金を含む変更点を比較すると以下の通りです↓
変更点の比較 | Rakuten UNLIMIT Ⅵ (~2022.6) | Rakuten UNLIMIT Ⅶ (2022.7~) | |
料金体系 | 0~1GB: | 0円/月 | ⇒980円/月(税抜) |
1~3GB: | 980円/月(税抜) | ||
3~20GB: | 1,980円/月(税抜) | ||
20GB~: | 2,980円/月(税抜) | ||
パートナー回線エリアの データチャージ料金 | 国内:1GBあたり税込550円 海外:1GBあたり500円(不課税) | 国内:1GBあたり税込660円 海外:1GBあたり500円(不課税) | |
電話アプリの オプションサービス | 「10分かけ放題オプション」 (+月額1,100円) | 「15分かけ放題オプション」 (+月額1,100円) |
参考:[Rakuten UN-LIMIT VII] 「Rakuten UN-LIMIT VI」との違い | 楽天モバイル公式サポート
最大の違いは前述の通り、料金プランの月データ利用量1GB未満時の料金が0円⇒980円に値上がりした部分でしょう。図解すると以下の通りです↓

そもそも楽天モバイルは従来の「使っていなければタダ(0円)」という料金体系によって、メイン回線というよりもサブ回線や2回線目で契約している人が多かったと思います。
というのも、楽天モバイルを契約する付加価値として「楽天経済圏のSPU目的」や「契約特典狙い」な上に「使っていなければタダ」だった訳で、契約しても一切の損が発生しなかったんですね。
これが2022年7月の「Rakuten UNLIMIT Ⅶ」リニューアル以降「使っていなくても月額980円(税込1,078円)」になるとなれば、多くの人が損得の天秤が働いて「解約 or 継続」の選択をする事になります。
そんな自分もSPU狙いで楽天モバイルを契約してサブ端末に差していますが、ほぼ使っていません💦どうしよう。
他にもRakuten UNLIMITⅦでの変更点はある:パートナー回線の国内ギガチャージが値上がり
ちなみに「1GB未満が月額980円」に注目されますが「Rakuten UNLIMIT Ⅶ」にリニューアル時には他にも変更点がありますね。
1つ目はパートナー回線利用時のデータチャージ料金の値上げです。
楽天モバイルの回線エリアは徐々に拡大して入っているものの、未だに楽天回線が届かないエリアにはパートナー回線として主にau回線に繋がって使う事が可能です。
しかしパートナー回線の場合は月5GBまでしか使う事ができないので、超過時は通信制限を解除するために1GB単位で都度購入してギガチャージする必要があります。
このギガチャージの1GB当たりの単価がRakuten UNLIMIT Ⅶになると「国内:1GBあたり税込550円⇒660円」に値上がりになっています。
楽天回線エリアで使える場合は関係ありませんが、パートナー回線で月5GBを使い切る場合にはこの変更点も無視できません。(とは言え2022年4月には楽天エリアが人口カバー率97%を達成しているのでそこまで大きな部分ではないですが…)
Rakuten UNLIMITⅦでの回線店:通話オプション強化「10分⇒15分かけ放題に」
ここまで楽天モバイルの「Rakuten UNLIMIT Ⅶ」へのリニューアルの変更点は改悪点ばかりですが、改善点もありますね。
楽天モバイルの通話オプションに「10分までかけ放題」がありますが、これが「Rakuten UNLIMIT Ⅶ」リニューアルと同じタイミングでオプション料金据え置きで「15分までかけ放題」に強化されます。
参考:10分(標準)通話かけ放題オプション | 楽天モバイル公式
1回の発信で15分以上かける事も稀ですし、もし15分を超える場合には一度切ってかけ直せばリセットできるので、完全かけ放題に近い通話オプションに強化されますね。通話が多い方には朗報でしょう。
そもそもなんで使わなければタダ⇒月980円に変更?『Rakuten UNLIMIT Ⅶ』リニューアルの背景
そして「0円廃止」の背景ですが、皆さん分かっている通り収益確保の為です。
楽天モバイルはここまで「凄い勢いで楽天エリア拡大を進めるための設備投資」や「1GB未満なら月額料金無料」「契約特典の大規模なポイント贈呈」など、どう考えても赤字で準備を進めてきました。
が、三木谷さんも楽天グループの決算説明会で「ぶっちゃけの話、0円でずっと使われても困っちゃう」と話していた通り、楽天モバイルの収益改善に舵を切り出したという訳ですね。
無料や特典で利用を増やし、インフラも整ってきた段階での収益化なので、ステップとしては順当でしょう。
みんなどうする?楽天モバイルの解約が相次ぐか?
もちろんいつかは料金値上げすると分かって楽天モバイルを契約した人が多いと思いますが、いざ0円⇒月額1,078円に値上がりするとなるとどうでしょうか。
SPU目的の人であれば、他の楽天系のポイント還元との天秤になるでしょうし、サブ回線の人であれば、他社の低容量プランとの料金比較になるかもしれません。
契約特典狙いで契約してから眠らせている人であれば、解約するか、他社へのりかえ(MNP)て乗り換え特典を得るという選択もあるかもしれません。
この楽天モバイルの新プラン『Rakuten UNLIMIT Ⅶ』のリニューアルに合わせて、各社楽天モバイルから流れる利用者を迎えるキャンペーンやプランを打ち出す「楽天包囲網」の流れになっています。
LINEMOでは「LINEMOミニプラン基本料半年間実質無料キャンペーン」で半年無料のキャンペーンはスタートしていました。
うーん、自分はどうしようかなぁ。なんだかんだで楽天サービスでドップリ買い物しているからSPU還元率アップ狙いで残るかなぁ。
ちなみに今調べたら楽天モバイルのSPU特典は「還元率+1%」なので、月107,800円以上買い物しないと元は取れない模様。