
動画を観るならWiFiなどに繋ぐか、TONEスマホから1GB単位で購入できる『高速チケット』で見る必要がありますよ。


通信制限になった時のパケットチャージみたいなもの?
トーンモバイル側でも動画視聴時には「高速チケット」を前提としていますよ。今回は高速チケットを実際にチャージして使ってみたので解説していきますよ。

TSUTAYAの『トーンモバイル』と言えば、子供向けやシニア、初心者向けに月額1,000円から利用可能な格安スマホとしてテレビCMなどでも有名になってきました。

トーンモバイルの通信速度では動画視聴はほぼ無理
しかし以下のページでも解説している通りトーンモバイルの通信速度は”低速無制限”となっており、YouTube等やNetFkix、Huluなどの動画を視聴したり、アプリのダウンロードなど大きな通信量を必要とするケースは想定されてません。
トーンモバイルの通信速度は公式発表でも”500~600kbps“となっており、大手キャリアの通信制限時(128kbps)よりは速いものの、動画の視聴には最低1Mbps(1024kbps)は必要と言われているので、実際に試したものの動画の視聴は無理でした。
とは言えスマホで動画を観る事も、アプリをダウンロードする事もあると思います。そんな場合には、
トーンモバイルの『高速チケット』を1GB単位で購入する
他のWi-Fiなどに接続する
Wi-Fiに繋げば当然Wi-Fi側の通信速度と上限になるので動画視聴やアプリダウンロードが可能になるのですが、もう1つトーンモバイル側で準備している『高速チケット』を購入するという方法もあります↓
トーンモバイルの『高速チケット』って何?
トーンモバイル側ではこのように動画やアプリダウンロードなどのケースに対応する為に『高速チケット』という有料オプションを用意しています。


『高速チケット』は高速通信が可能なデータ容量を1GB単位(月最大10GBまで)で買い切りで購入出来るシステムで、上記のように1GBを300円と比較的安価に購入することが出来るようになっています。
購入後は必要な時に高速データ通信に切り替えて利用する事ができます。


- 購入した高速データ容量の有効期限は31日間
- 期限内に使い切れなかった場合は消滅(繰り越しは無し)
- 月に最大10GBまで購入可能
- トーン端末内のアプリから簡単に購入可能
なので動画やアプリダウンロードなどに必要な分だけを追加購入する事で、最小限の負担+基本料金の月額1,000円で使えるという訳です。
ちなみにドコモの通信制限時の制限解除のパケットチャージ料と比べても1GB単価で8分の1以下の料金なので良心的な設定になっているのが分かります↓
チャージ時の1GB単価 | パケットチャージ料金 | 1GBチャージ単価 |
ドコモ | 2GB毎に2,500円 (月チャージ上限GB無し) | 1,250円/GB |
トーンモバイル | 1GB毎に300円 (月チャージ上限10GBまで可) | 300円/GB |
つまり大手キャリア等では「全て高速通信する代わりに割高」としているのに対してトーンモバイルは「通常は中速でギリギリまで安くし、必要な時に必要な分だけ高速データを課金する」という感じでしょうか。
高速チケットの注意点!月にチャージは10GBまで&31日間の有効期限あり
前記していますが、トーンモバイルの「高速チケット」で追加した高速データ通信量には注意点があり、有効期限が購入時から31日間と決まっています。
また「高速チケット」で追加した高速データ通信量は翌月に繰り越す事もできないので、チャージから31日が経過すると高速データ通信量は消滅してしまう点には注意しましょう。
いっぺんにチャージするより1GB追加して無くなったらチャージする形ですね。(ちなみに月にチャージできる高速データ通信量の上限は10GBまでです)
トーンモバイルの「高速チケット」を実際にチャージして通信速度を測定してみた
「百聞は一見に如かず」という事でここからは実際にトーンモバイルの高速チケットを購入して動画を視聴したり、通信速度を測定してみました。


トーンスマホ上の『マイプラン設定』をいうアプリを起動すると、以下のようにその時点での残っている「高速データ通信量」が表示されていますね。


下の「チケットを購入」から高速チケットが購入できるようです。


購入後は高速データ通信できる容量が1GB分だけ増えているのが分かりますね↓


高速チケットの通信速度は4Mbpsほど!動画視聴も余裕♪
次に高速チケットで購入した高速データで通信時の速度を測定してみました↓


何度か測定してみましたが、土曜日の昼で平均4Mbpsほど出ていました。
この状態でYouTubeの標準画質での視聴は、読み込み時間はほぼ無くスムーズにできましたよ↓


U-NEXTでも動画を視聴してみましたが、快適に視聴できたので動画視聴は大丈夫みたいです。(U-NEXTは有料サービスなので視聴画面はキャプチャ不可でした)


参考:高速チケットの使い方(動画を見たいとき)| TONE公式
選択したアプリ起動時のみ自動で高速モードになる『SiLK Sense』が便利♪
また「高速チケット」で購入した高速データ通信は「使う or 使わない」を、トーンスマホ上の先程のアプリ『マイプラン設定』から設定することが出来ます。
「マイプラン」アプリを起動して手動で高速⇔中速を切り替える事もできますが、自動で切り替える事も可能です。特に便利なのが『SiLK Sense(シルクセンス)機能』でアプリ毎に自動で切り替えるかどうかが設定できる点です。


例えば「YouTubeを観るときだけ購入した高速データ通信に切り替えたい」なんて場合には、YouTubeを起動したときだけ自動で高速通信に切り替える事が可能です。


今回は動画サービスの「YouTube」と「U-NEXT」のアプリを起動したときだけ、高速チケットでチャージした高速モードに切り替えるようにSILK senseで設定してみました↓


他にも「毎日・毎月決めた容量で高速チケットを使いたい」という場合にも「マイプラン設定」アプリ内から設定する事ができるので、使い過ぎ防止にも便利です。