


かけ放題とたまにメールだけ使えればいいから、もっと安くならないかしら
実はソフトバンクのグループ会社の「ワイモバイル」でも安くガラケーが使えるんです。「かけ放題」や「最低維持」なら最安クラスですよ♪

現在は「スマホ主流」とは言うものの「通話とメールだけ使えればいいから安くしてほしい」「ガラケーで充分」というニーズも依然多いです。

しかしドコモやau、ソフトバンクで4Gガラケーを使っていると、以前の3Gガラケーほどの安さはないんですよね…(以下はドコモで定番の「らくらくホン」購入時&かけ放題にした場合の月額料金例です↓)
【ドコモで普通にらくらくホンを契約した場合の月額料金例】
ケータイプラン | 1,320円/月 |
らくらくホン(F-01M)端末代 (定価38,016円) | 1,056円/月×36か月 |
かけ放題オプション | 1,870円/月 |
(合計月額) | 1~36カ月目:月額4,246円/月 37カ月目~:月額3、190円 |
※税込表記
「スマホは格安SIMが登場して安く使えるのに、通話とメールがメインのガラケーも安く使えないかな?」
と考えてしまいますが、実はガラケーでも使える格安SIMがあるんです。
実はワイモバイルは、大手キャリア以外でガラケーを唯一安く使える
ご存じの方も多いと思いますが、あのソフトバンクのグループ会社「ワイモバイル」なんですね。

正確にはワイモバイルは格安SIMではありませんが、大手キャリア以外でガラケーを唯一安く使える会社だったりします。
以下のような人であれば、ワイモバイルの方がガラケーの料金が安くなるのでお勧めですよ↓
「ガラケーは受け専門で持っているので、最低料金で維持できればいい
パケットとか使わないけど、ガンガン電話かけるから「かけ放題」を安く使いたい
ワイモバイルで人気のガラケー機種『Simply』や『AQOUSケータイ』『DINGOケータイ』が使える
そんなワイモバイルでは、以下のようにストレートタイプの『Simply』や京セラの『AQUOSケータイ』など、ソフトバンクとかなり似たラインナップのガラケーが販売されています↓
Y!mobile取扱 ケータイ機種 | DINGOケータイ3 (903KC) | AQUOSケータイ3 (806SH) | Simply (603SI) |
見た目 | ![]() | ![]() | ![]() |
発売日 | 2020年3月6日 | 2019年4月 | 2017年12月 |
メーカー | 京セラ | SHARP | セイコーソリューションズ |
色 | シルバー ピンク | グリーン ブラック ホワイト | レッド ホワイト ダークブルー |
本体価格 | 値引後:18,000円 (定価:28,800円) | 値引後:18,000円 (定価:28,800円) | 値引後:10,800円 (定価:21,600円) |
機種公式ページ | DINGOケータイ3公式へ | AQUOSケータイ3公式へ | Simply公式へ |
端末代も18,000円と高く思えるかもしれませんが、ドコモのらくらくホンが4万円弱である事を踏まえると、結構控えめな端末代金だったりします。
もちろん全機種ともLINEが利用可能ですよ♪

ワイモバイルのガラケーで一括0円(無料)は可能?2019年10月より割引規制が…
「ガラケーなら一括0円(無料)くらいいけるんじゃないの?」
と思う人もいるかもしれませんので一応補足を。
2019年9月までは、ワイモバイルは2年縛り(2年契約+自動更新)にすることで本体価格に大幅な割引が掛かっていましたが、「電気事業法の改正」によって2019年10月から2年縛りが撤廃&大幅な端末割引が規制され、以前のような「一括0円」「実質0円」が難しくなっています。
なので現在は「長期契約による大幅割引」ではなく、「ガラケーの本体価格自体を多少下げている」のが分かります↓
【例:「Simply」の本体価格の変化】
Simply | 本体価格 | 割引 | 実質価格 |
~2019.9 | 定価23,868円 | -2年縛り端末割引 (月月割り:-23,328円 | 実質500円 |
2019.10.1~ | 定価10,800円 | – | 10,800円 |
なので2019年10月以降は、割引がなくなった分本体定価が大幅に安くなりましたが、以前のようなガラケー一括0円に近い金額での購入はできなくなっています。(その分2年縛りも撤廃されています)
ちなみにワイモバイルにはケータイ以外にも初心者&シニア向けの『かんたんスマホ』も取り扱っているのでスマホデビューしても安いですよ↓
ワイモバイルでガラケー利用時のプラン&料金シミュレーション
次にワイモバイルでガラケーを使った場合の料金面を
「ガラケー向けプラン」
「各ガラケー機種購入時の実際の月額料金」
について見ていきましょう↓
ワイモバイルの現在のケータイ向けプランは縛りなしの『ケータイベーシックプランSS』に
まずはワイモバイルのガラケー向け料金プランからです。
ワイモバイルでは前記の通り2019年10月より2年縛りが撤廃された「ケータイベーシックプランSS」に変更されています。(旧プランの「ケータイプランSS」は現在受付終了)
2019年10月~ | ケータイベーシックプランss | 詳細ページへ |
~2019年9月末 | ケータイプランss | 詳細ページへ |
そして現在ケータイ向けのプランとして使える「ケータイベーシックプランSS」なのですが、プラン料金は「税込1,027円」とかなり安くなっています。


パケットを使うとダブル定額で高くなるので注意
ただしデータ通信(パケット)を利用する場合、ケータイプランSSに加えて「ベーシックパック(月額300円)」と「パケット定額(月額0~4,500円)」の両方に加入する必要があります。
そして「パケット定額サービス」は以下のようにパケットを使った分だけ料金が4500円まで上がる「ダブル定額」となっています↓


上限までは110MB(0.1GB)で達してしまうため、「メールをたまにする」ような人以外はかなり高くなってしまうので注意が必要です。(場合によってはスマホ向けの「スマホベーシックプラン」の方が安いかもしれません)
無料通話はソフトバンク&ワイモバイル同士のみ。オプションで完全かけ放題も可能
また「ケータイベーシックプランSS」はソフトバンク&ワイモバイルへの発信であれば、1時~21時までの間は無料通話が可能(受信は無料)ですが、それ以外へ発信する場合は20円/30秒の通常の通話料金が掛かります。
もし「ガラケーでソフトバンクやワイモバイル以外の相手によく電話をかける」という場合には、+月1,700円の完全かけ放題にできる有料オプション「スーパー誰とでも定額」をつけるという選択肢があります↓
という事でワイモバイルのケータイ料金プランをまとめると以下のようになります↓
ケータイベーシックプランSS: | 1,027円/月 |
+(パケット使う場合)ベーシックパック: | +330円/月 |
+(パケット使う場合)パケット定額(ダブル定額): | +0~4860円/月 |
+(かけ放題にする場合)「スーパー誰とでも定額」: | +1,700円/月 |
※税込
ワイモバイルで各ガラケー機種購入時の実際の月額料金シミュレーション
という事で、各ガラケーを購入した場合の最終的に請求される月額料金をシミュレーションしてみました↓
DIGNOケータイ3購入時の月額料金シミュレーション


DIGNOケータイ3本体代金: (定価:18,000円) | 500円/月×36か月 |
ケータイベーシックプランSS: | 1,027円/月 |
+(パケット使う場合)ベーシックパック: | +330円/月 |
+(パケット使う場合)パケット定額(ダブル定額): | +0~4860円/月 |
+(かけ放題にする場合)「スーパー誰とでも定額」: | +1,700円/月 |
(合計月額) | 【最低維持の場合】:月額1,527円 【かけ放題をつけた場合】:月額3,557円 【パケットを110MB~2.5GB使った場合】:月額6,807円 |
参考:DIGNOケータイ3を購入時の料金 | Y!mobile公式
前記の通り、ガラケーの「最低維持」や「かけ放題」での利用時には大手3キャリアよりも安く利用できる反面、パケット利用すると「パケット定額」で一気に料金が上がるのでお勧めできません。
パケットを利用する場合は、スマホプランSにするか「かんたんスマホ」でスマホデビューした方が安いです。
AQUOSケータイ3購入時の月額料金シミュレーション


AQUOSケータイ3本体代金: (定価:18,000円) | 500円/月×36か月 |
ケータイベーシックプランSS: | 1,027円/月 |
+(パケット使う場合)ベーシックパック: | +330円/月 |
+(パケット使う場合)パケット定額(ダブル定額): | +0~4860円/月 |
+(かけ放題にする場合)「スーパー誰とでも定額」: | +1,700円/月 |
(合計月額) | 【最低維持の場合】:月額1,527円 【かけ放題をつけた場合】:月額3,557円 【パケットを110MB~2.5GB使った場合】:月額6,807円 |
参考:AQUOSケータイ3を購入時の料金 | Y!mobile公式
AQUOSケータイ3を購入時も本体価格がDIGNOケータイ3と同じなので、料金も注意点もすべて同じ結果になります。
Simply購入時の月額料金シミュレーション


Simply本体代金: (定価:10,800円) | 300円/月×36か月 |
ケータイベーシックプランSS: | 1,027円/月 |
+(パケット使う場合)ベーシックパック: | +330円/月 |
+(パケット使う場合)パケット定額(ダブル定額): | +0~4860円/月 |
+(かけ放題にする場合)「スーパー誰とでも定額」: | +1,600円/月 |
(合計月額) | 【最低維持の場合】:月額1,327円 【かけ放題をつけた場合】:月額3,357円 【パケットを110MB~2.5GB使った場合】:月額6,607円 |
ストレートタイプの「Simply」は端末価格が10,800円と更に安いので、最終的な月額料金は200円ほど安くなります。
ワイモバイルで「ケータイプランSS」のSIMのみの契約(ケータイ持ち込み)は出来ない
ちなみに「ケータイ代が2万円弱もして高いから、ケータイを中古など自前で用意して、ワイモバイルでSIMカードのみ「ケータイプランSS」で申し込んで使おう」と考える賢い方もいると思います。
しかし残念ながら、ワイモバイルのSIMカードのみの契約が可能なのは、「スマホベーシックプラン」と「データベーシックプラン」の2プランのみで、ケータイ向けの「ケータイプランSS」はSIMカードのみの契約はできません。
ワイモバイルは格安SIMで唯一「完全かけ放題」が可能!ただし「60歳以上通話ずーっと割引」はガラケーは対象外
通話料金は通常発信時に20円/30秒とかなり割高なので、「かけ放題」が欲しい人も多いと思います。
ドコモauソフトバンクでは当たり前の「完全かけ放題」ですが、格安SIMでは現在はワイモバイルのみが「スーパー誰とでも定額」という有料オプションで利用可能となっています。(数年前までは楽天モバイル(MVNO)でも完全かけ放題が可能でしたが)


なので、「節約のため格安SIMを使いたいけど、通話は良くする」という人にワイモバイルはピッタリだったりします。
また、60歳以上の方がワイモバイルを利用する場合には、通常+1,700円かかるこの「スーパー誰とでも定額」が永年1,000円割引になる『60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン』というのもあります。
しかし残念ながらガラケーでの申し込みの場合は対象外なので割引にはなりません。
【まとめ】ワイモバイルでガラケーはこんな人にお勧め♪「最低維持」&「かけ放題」狙いなら最安に!
ガラケーと言えばドコモauソフトバンクのイメージがある中、実はワイモバイルでもガラケーが契約でき、
「ガラケーは受け専門で持っているので、最低料金で維持できればいい
パケットとか使わないけど、ガンガン電話かけるから「かけ放題」を安く使いたい
という人であれば、ワイモバイルで使い続けた方が節約できます。
特に2019年10月よりワイモバイルは「契約年数の縛り」や「違約金」が完全撤廃されていたり、ソフトバンクにワイモバイル窓口が増えているなど、不安要素が減っているので追い風だと思いますよ♪