
アハモに対抗してソフトバンクは、傘下のLINEモバイルを「LINEMO」として同等のプランを打ち出しました。




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2020年の菅政権の通信費削減の要請によって大手キャリアは通信量を値下げプランを急遽求められた形ですが、2020年12月に話題になったのがドコモの「アハモ」でしょう。

ドコモのアハモに対抗すべくソフトバンクも以下の3つのブランドを打ち出しました↓
傘下のLINEモバイルを完全子会社化して『LINEMO』として同水準のプランを打ち出す
ソフトバンクも既存の大容量プラン『メリハリプラン』を無制限プラン『メリハリ無制限』としてリニューアル
グループ会社のワイモバイルも2021年2月にリニューアルした新プラン『シンプルS/M/L』
そしてソフトバンクは上記の3つのブランドの棲み分けを以下のように想定しています↓
大容量を使うヘビーユーザーは無制限のソフトバンクで、中小容量の一般~ライトユーザーは低価格のワイモバイル。そしてオンライン限定&LINEから申込可能なLINEMOは若者向けといった感じでしょうか。
また、上記ソフトバンクの3ブランドは互いに「契約解除料」「番号移行手数料」「契約事務手数料」なしで手軽に乗り換える事が可能となっているのも便利そうです。
ソフトバンクの3ブランドについては以下のページも紹介しているので参考にどうぞ↓
参考:SoftBankの3ブランド化💡LINE使い放題「SoftBank on LINE」やワイモバ新プラン
2021年2月に5G対応にリニューアル💡ワイモバイル『シンプルS,M,L』ってどんな新プラン
という事で、こんな経緯でソフトバンクの3ブランド中でもミドル~ライトユーザー向けの位置付けとなっているのが『ワイモバイル』です。
ワイモバイルは2021年2月に新プラン『シンプルS,M,L』の3プランにリニューアルする事を発表しており、特に新プランの目玉となるのが「5G対応」です。

リニューアル後の『シンプルS』『シンプルM』『シンプルL』のサービス詳細と料金は以下の表の通りです↓
参考:新料金プラン登場!シンプルS/M/L | ワイモバイル公式
従来の『スマホベーシックプランSMR』や『シンプル20』とのプラン比較
ここまでリニューアル後の『シンプルSML』を見て、従来の『スマホベーシックプランSMR』とそこまで大きな変化はありませんが、異なる点を比較して挙げてみました↓
【ワイモバイルの新旧プランの比較表】
プラン | スマホベーシックプラン | シンプル20 | シンプルプラン (2021.2~) | |||||
S | M | R | S | M | L | |||
データ容量 | 月容量 4GB (2年目から3GB) | 月容量 13GB (2年目から10GB) | 月容量 17GB (2年目から14GB) | 月容量 20GB | 月容量 3GB | 月容量 10GB | 月容量 20GB | |
プラン料金 (税抜) | 2,680円/月 | 3,680円/月 | 4,680円/月 | 4,480円/月 | 1,980円/月 | 2,980円/月 | 3,780円/月 | |
無料通話 | 10分までかけ放題付与 (10分超過分は通常料金の20円/30秒) | 無し (+700円/月で「10分までかけ放題」が可) | ||||||
通信速度制限 | データ容量を使い切っても中速(1Mbps前後)無制限で使える | データ容量を使い切ると低速(0.3Mbps前後)無制限に | データ容量を使い切っても中速(1Mbps前後)無制限で使える | |||||
「新規割」の適用 | ◎ (月700円割引×6カ月が付く) | – (適用無) | ||||||
「家族割」の適用 | ◎ (2回線目以降はずっと月額-500円) | – (適用無) | ◎ (2回線目以降はずっと月額-500円) | |||||
「おうち割 光セット」 「おうち割 でんきセット」 の適用 | ◎ (セットでずっと月額-1,000円) | – (適用無) | ◎ (2回線目以降はずっと月額-500円) |
リニューアル前後での変化を順番に見ていきましょう↓
半年割引の新規割を廃止 ⇒月額料金の変動がなくなり分かりやすく
従来の契約から半年間700円割引としていた『新規割』ですが、リニューアル後の「シンプルSML」からは廃止となっています。
シンプルプランの特長のところでも記載がありましたが、「スマホ代の月額料金が途中で変動しない」という点を強調していますね。

従来プランで自動付与だった「10分かけ放題」が外せるように&完全かけ放題も健在
ワイモバイルのデメリットとしてよく言われていたのが、旧プランのスマホベーシックプランに自動付与される”10分までかけ放題”要らないからその分安くしてほしい」という点です。
上記の表のようにリニューアルの後のシンプルプランには無料通話が付与されておらず、必要なら+月額700円の有料オプション『誰とでも定額(10分までかけ放題)』か、+月額1,000円の『スーパー誰とでも定額(完全かけ放題)』に加入する形でになります。
そして「誰とでも定額」に加入した時の合計月額=従来のスマホベーシックプランの月額 となっており、事実上の「10分までかけ放題の有無が選べる」形になっています。
シンプルSだけは通信制限に注意を!
新たな「シンプルプラン」の注意点としては、最小プランの「シンプルS」のみですが、データ容量を使い切ると低速(最大300kbps≒0.3Mbps)になってしまう点です。
他のプランMやLは使い切っても最大1Mbbps(YouTubeが視聴ギリギリ)くらいは可能なのですが、プランSだけは月容量の3GBを使い切るとかなり遅くなるため、本当のライトユーザー向けのプランって感じでしょうか。
最大の特徴は全プランが追加料金なしで5G対応🎵家族割や光セット割との併用も可能
そして今回のシンプルプラン最大のメリットが「5G対応」ですよね。
現状で5G回線自体がまだまだ発展途上だったり、それを必要とするサービスなども登場していないためあまり必要性は感じにくいですが、年単位で見ると必須となってくるであろうサービスです。
また「シンプル20」と違って「家族割」や「光セット割」は普通に適用されるので安心ですね。(家族割と光セット割の併用はできませんので留意)
以下で新プランと旧プランの料金と容量で考えると、
月3GB:スマホベーシックプランS ⇒ シンプルS
月10GB:スマホベーシックプランM ⇒ シンプルM
月17GB:スマホベーシックプランR ⇒ 廃止
月20GB:シンプル20 ⇒シンプルL
と10GB~20GBの中間プランの「スマホベーシックプランR」を廃止した形になりました。ここまでワイモバイルの新旧プランの比較をまとめるとこんな感じでしょうか↓
サービス内容では全プランが追加料金無しで5Gに対応に
全プランで「10分までかけ放題」を外して安くできるようになった
料金変動の回避のため「新規割」が廃止された分、支払い総額では4,200円高くなっている
シンプルSのみ通信制限時の通信速度が低速(最大300kbps)
ただ、2020年12月下旬に登場した大容量プラン『シンプル20』とリニューアルプランの『シンプルL』が同じ20Gプランで被っている上にほとんど差別化できていないところは気になりますね。
登場したばかりの『シンプル20』もリニューアルで消えてしまうのか…