
今回は「ポイント二重取りの仕組み」と「実際の設定手順」を解説していきましょう🎵

PayPay還元×まとめて払いでPt二重取りの基本:2つの還元の仕組み
まず今回のポイント二重取りの仕組みを図解すると以下のようになります↓

ソフトバンクには「ソフトバンクまとめて払い」&ワイモバイルには「ワイモバイルまとめて払い」という支払方法があり、他のサービスの支払いをスマホ代の合算する設定が可能です。
これによって、PayPayの支払い分も「まとめて払い」でスマホ代の請求に合算します。この時、
➀普通にPayPay決済で他のサービスを利用するのでPayPayステップの0.5~1.5%のポイント還元が発生(コンビニの買い物とか)
+
➁PayPayと合算されたワイモバやソフバンのスマホ代の支払いを、クレカ支払いにすることでクレカのポイント還元が発生
でPayPayで支払う分は➀と➁で二重にポイント還元されている事になります。
以前はYahooカードでポイント二重取りが出来たんですが、現在は出来なくなっています。(ネットでは昔のページも多いので情報錯綜に注意です…)
ポイント二重取りの費用対効果はどのくらいお得に?
例えば自分の例ですが、PayPay決済が月5万円、ワイモバイルのスマホ代が4千円の利用で、PayPay還元率:1.5% クレカ還元率1%とすると、
二重取りしない場合:
➀のPt還元:750
➁のPt還元:40
なので、➀+➁で790円分のポイントを獲得できることになります。
対して、二重取りをする場合:
➀のPt還元率:750
➁のPt還元率:540
なので、➀+➁で1290円分のポイントを獲得できることになります。(設定だけで500円分も還元ポイントが多い)
PayPayの月決済額分が二重に還元対象になっているので、PayPay利用額が多い人ほど二重取りの恩恵があります。
次に➀と➁についての基本的な仕組みを解説していきます↓
➀PayPay決済で最大1.5%のポイント還元がある
まず多くの人が利用しているであろうPayPayですが、ご存じの通りPayPayで残高から支払いをすると最大で支払額の1.5%のPaypayポイントがPayPay残高に還元されます。

詳細なPayPay決済時のポイント還元率については2021年4月より導入された「PayPayステップ」によって、前月のPayPay決済の条件達成の実績に応じて以下の内訳で変化します↓
PayPayステップの条件等に付いてはちょくちょく変更の可能性はありますが、2023年時点では、
基本還元率:0.5%
PayPayステップ「300円以上のお支払い30回以上かつ5万円以上達成」:+0.5%
PayPayステップ「(金メダル)全ての条件達成」:+0.5%
で最大1.5%還元まで上がります。還元率のない現金で支払うくらいなら、最低でも決済額の0.5%だけPayPayポイントが還元されるのでPayPayで決済した方が得という事になりますね。
➁ワイモバイル&ソフトバンクのまとめて支払い
またこのPayPay残高にチャージする方法としては、
銀行口座からチャージ
Yahooカードからチャージ
「ソフトバンクまとめて支払い」
「ワイモバイルまとめて支払い」
セブンイレブン・ローソンの銀行ATMからの現金チャージ
ヤフオク、PayPayフリマの売上金からのチャージ
でチャージ可能となっています。
特に「ワイモバイルまとめて支払い」と「ソフトバンクまとめて支払い」は、「両社のスマホ代を支払う際に他のサービス代金も併せて払える」という機能となっており、PayPayの支払い分もスマホ代に合算する事が可能です。
ソフトバンクとワイモバイルでは、他のショッピング等の代金をスマホ代支払い時に一緒に支払える「ソフトバンクまとめて支払い」「ワイモバイルまとめて支払い」というサービスをそれぞれ提供しています。
スマートフォンやパソコンなどで購入したデジタルコンテンツやショッピングなどの代金、App Store、Apple Music、iTunes Store や、Google Play 上のアプリケーションなどの購入分を、月々の携帯電話のご利用料金とまとめてお支払いいただける決済サービスです。
これによってPayPay残高にチャージした金額をスマホ代の料金支払いにまとめる事が可能となっています。(PayPay残高支払いでポイント還元)
そしてスマホ代をクレカで支払っていれば、PayPay残高にチャージした金額に対してもクレカのポイント還元が付くのでポイントの二重取りが可能です。
ちなみに「まとめて支払い」でソフトバンクやワイモバイルで支払い設定するクレカには指定がないので何でも大丈夫です。(高還元率のクレカがあれば◎)
ポイントの二重取りのためには具体的に何をすればいい?2ステップ
という事で仕組みが分かったと思うので、実際にどのような設定をすればいいのかを見ていきましょう。
PayPayアプリから、「まとめて支払い」を設定
ワイモバイルやソフトバンクの料金支払いをクレカ等のポイント還元がある方法にする
1.ワイモバイル回線のスマホからPayPayアプリで「まとめて払い」の設定方法
具体的な手順ですが、ワイモバイルかソフトバンク回線を使っているスマホにインストールされたPayPayアプリから「まとめて払い」の設定をします。
PayPayアプリの「ホーム」>「チャージする」から「チャージ方法の選択」で「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて払い」を選択します↓

設定するかの確認画面が出るので、利用規約を確認したら「同意して設定する」で先に進みます↓

このPayPayアプリを起動しているスマホがワイモバイルやソフトバンク回線であるかを確認します(WiFiはOFFにします)
支払方法の確認で「チャージPASS」を使うか選択できます。
「チャージパス」は年会費無料で利用できるVisaの電子プリペイドサービスですが、ここでは不要なので、「チャージPASSなしで設定する」を選択して先に進みます。
最後に以下の画面で「設定する」を選択すれば設定完了となります↓

確認のため対象のSMSにも設定完了のエビデンスのメッセージが通知されます。
2.ワイモバイルやソフトバンクの支払い方法をクレカに変更する方法
ワイモバイルやソフトバンクの支払い方法をクレカに変更するには、それぞれのマイページにログインして変更しましょう(割愛)
My Y!mobile(ログイン)
My SoftBank(ログイン)

ポイント二重取りする際の注意点:両方のポイントの上限が存在する
そしてこの方法の注意点として考慮しないといけないのが、➀➁の還元ポイントにも上限があるという点です。
➁のクレジットカードの還元ポイント上限は各クレカによりますのでここでは省略しますが、PayPayにも以下の2つの上限があります↓
PayPay支払いでの還元ポイントの上限は月15,000円相当まで
PayPay残高のチャージ上限は月100万円まで
月にこの還元上限まで使う事は少ないと思いますが、一応頭に入れておきましょう。