2019年9月13日より、ワイモバイルでも違約金や縛りのない新プランに変更となっています。
今までネックとなっていた「1万円強の違約金」が完全撤廃されたので、これを機に「ソフトバンク」から「ワイモバイル」にのりかえようという人も多いと思います。
しかしいざ乗り換えようと思ったときに、
「MNP予約番号?」
「SIMロック?」
「旧プランだと違約金かかるってホント?」
など意外と調べる事って多くて面倒なんですよね。
今回は具体的にソフトバンクからMNPでのりかえる手順と注意点をまとめてみましたよ♪
ちなみに、過去にソフトバンクを使っていた私がワイモバイルに乗り換えた時の感想などは以下のページで詳しく解説しているのでワイモバ検討中のソフトバンクユーザーは参考にどうぞ↓
このページのもくじ→
まずはザックリ「ソフトバンクからワイモバイルへ」のりかえ手順
という事で細かい部分は後回しにして、まずは「大まかなソフトバンクからワイモバイルへのりかえ手順」をザックリとしたフローにしてみましたよ↓(左側は新規契約時の流れ)

ソフトバンク⇒ワイモバイルののりかえ(MNP)の手順は結構あるように見えますが、やる事はそんなに難しくないです。
特に上記のフローの➀➁➂の部分が重要なので順番に解説していきます↓
ワイモバイルへののりかえ手順➀: 旧プランは未だ違約金発生。事前に新プランに変更しておく(違約金回避)
ワイモバイルのデメリットなどは以下のページでも解説しているので確認してもらえばいいのですが、最も注意が必要なのが「ソフトバンクの違約金は旧プランだとかかる」という点です。
2019年9月13日よりソフトバンクでは違約金&縛りを完全撤廃しているものの、旧プランはその対象ではないので、2019年9月13日以降でも旧プランのまま「ソフトバンクから他社へののりかえ」や「ソフトバンクを解約」してしまうと、今まで通り9,500円+消費税という高額な違約金がかかります↓

なので、上記のページでも詳しく解説しているのですが、2019年9月以降ソフトバンクでプラン変更をした覚えがない人は、ソフトバンクからワイモバイルにのりかえる前に、今のプランから新プランにプラン変更し、違約金無しの新プランが適用された時点でワイモバイルへ乗り換え手続きを行いましょう。
ここは意外と盲点だったりするかもしれませんので要確認ですね。知らずにワイモバイルに乗り換えたがために、ソフトバンクから約1万円の料金請求が来るなんて最悪ですからね…
ちなみに2019年9月以降の料金プランであれば、ここの項目は問題ないので次へ進みましょう♪
ワイモバイルへののりかえ手順➁: ソフバン端末がワイモバイルで動作するか確認&SIMロック解除
ソフトバンクからワイモバイルにのりかえる際に考えるのが「のりかえ時にスマホは機種変更するかどうか」でしょう。
選択肢としては以下の3パターンが考えられます↓
- ソフバンで今使っているスマホをワイモバイルでも使う(そのまま持込みパターン)
- 自分でAppleストアや中古などでスマホを買ってワイモバイルで使う(自分で準備して持込みパターン)
- ワイモバイル契約時にセット購入する(セット購入パターン)
一番多いのが一番上の「そのまま持込みパターン」ですが、ソフトバンク端末をワイモバイルで使うにはSIMロック解除が必要な事もあるので事前に「解除が必要か」と「必要ならソフトバンクで解除」をする必要があります↓
➁-1.ソフトバンク解約前にスマホのSIMロックを解除しておこう
特に一番上の「そのまま持込みパターン」の場合、ワイモバイルではソフトバンク版のスマホはSIMロックを解除しないと使えない事が多いので、事前にソフトバンクのマイページなどでSIMロック解除の手続きをする必要があります。
My SoftBankからSIMロックを解除する手順:”とりあえず”でも解除しておいて損は無し
SIMロック解除の方法は「My SoftBank」にログインして「メニュー」>「契約・オプション管理」>「SIMロック解除手続き」を選択し、スマホのIMEI(製造番号)を入力して「次へ」>「解除キーを発行する」で無料で解除可能です。
参考:SIMロック解除をする場合、手続き方法を教えてください。 | ソフトバンクサポート
「SIMロック」はソフトバンク側が他社で使えないように縛りを設定するシステムなので、解除が義務化されている今解除しないメリットは一切ないので、”とりあえず”でも解除しておいて損はないでしょう。
(ちなみにソフトバンクで分割購入している場合は、購入から101日以上経過していないと解除できません。一括購入は問題なし)
ソフトバンク解約後でもSIMロックを解除してもらう事は可能
また、現在はソフトバンク解約後も、SIMロックの解除を受け付けています。(ショップに行けば解除してくれます)
なので、もし解除しないで他社へのりかえ=ソフトバンク解約してしまった場合でも、解約後でもソフトバンクショップに行けばSIMロックを解除してくれます。
参考:ソフトバンクの携帯電話を解約した後の、分割支払金、ご請求金額、SIMロック解除等について教えてください(解約/のりかえ) | SoftBankサポート
➁-2.ワイモバイルで動作が確認されているスマホ機種を要確認!
またワイモバイルでどのスマホでも使える訳ではありません。
ワイモバイル側で動作が確認できている機種を公式ページに記載しているので、事前に、今自分がワイモバイルで使う予定の機種が動作するのかを確認しておく必要があります。
参考:他社が販売する携帯電話をワイモバイルで利用する | ワイモバイル公式
あとから「この機種ワイモバイルで動作しないじゃん 怒」とならないように…
例えばソフトバンクで購入したiPhone8だったら、上記のページに以下のように記載されているので、「動作が確認されている」「SIMロック解除が必要」「SIMカードのサイズは”nano SIM”」といった感じです↓

ちなみに人気のiPhoneであれば、以下のページでワイモバイルで動作するiPhoneについて解説しているので参考になると思います↓(特にソフトバンク版のiPhone6以前のモデルは利用不可なので注意です)
またスマホによって、差し込むワイモバイルのSIMカードのサイズが異なるので、上記のページでサイズも確認しておきましょう。(「micro SIM」か「nano SIM」かを申し込み時に選択します)
ワイモバイルへののりかえ手順➂: Y!の契約プランを決める
2021年2月時点でのワイモバイルの料金プランは以下です↓
ワイモバイル新プラン「シンプルS/M/L」の違い(2021.2~)
3つのプランの違い | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
月額料金(税抜) | 月額1,980円 | 月額2,980円 | 月額3,780円 |
月データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
超過制限時の速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
対応通信形式 | 4G/5G | ||
無料通話 | 無し20円/30秒 (オプションで加入する形式) |
参考:2021年2月~ワイモバイル新料金プラン「シンプルS/M/L」 | Y!mobile公式
2021年2月よりワイモバイルの料金プランは『スマホベーシックプランS/M/R』から『シンプルプランS/M/L』に変更となりました。(新プラン「シンプルプランS/M/L」の詳細に関しては以下ページ参照↓)
シンプルに月データ容量の異なる大中小の3つのプランからの選択ですし、後からでもマイページで簡単にプラン変更可能なので、迷ったらとりあえず真ん中の「シンプルM」を選んでおけば問題ないと思います。
また、2019年10月よりワイモバイルも「契約期間なし&違約金無し」の”縛りなし”になり、今までワイモバイルの数少ないデメリットだった”2年縛り”が無くなったので気軽にのりかえ出来ると思います↓

ワイモバイルへののりかえ手順➃:ソフトバンクに電話でMNP予約番号を聞く
ここからはソフトバンクからワイモバイルに乗り換える手続きに入ります。

ソフトバンクの以下の窓口に電話して、「MNP予約番号」と呼ばれる10桁の番号を発行して(口頭とSMSで教えて)もらいます。ちなみにソフトバンクのMNP予約番号は13から始まる番号です。
携帯電話番号ポータビリティ(MNP)問い合わせ窓口
MNP予約番号発行窓口 | ダイヤル |
ソフトバンク携帯電話から: | *5533 |
フリーコール: | 0800-100-5533 |
受付時間: | 午前9時から午後8時まで |
また本人確認書類をもっていけばソフトバンクショップでも発行してくれますし、My SoftBankからオンラインでも発行できます。
➃-1.MNP予約番号発行時の注意点:有効期限は15日だが発行5日以内に申し込みを
MNP予約番号を発行するのは前記の通り電話で一発なのですが、発行された10桁の予約番号の有効期限に注意が必要です。
MNP予約番号には発行時点で15日の有効期限が設けられていますが、ワイモバイルに申込をする時点で「予約番号の有効期限が10日以上残っている必要がある」という条件があります↓(残っていないと申込エラーで進めません…)

なので、MNP予約番号を発行する電話は、ワイモバイルのりかえの申込の5日前~前日くらいに行うのがお勧めです。
有効期限が10日を切ったら再発行すればリセットできる(もちろん無料)
もし有効期限が10日を切ってしまっても、上記の窓口に再ダイヤルすれば新しい番号を無料で再発行(リセット)してくれますのでご安心を。(有効期限が残っていても再発行でリセット可)
ちなみにMNP予約番号を発行するのに回数制限も手数料もかかりません。
また予約番号とは無関係に、ソフトバンクから他社へのりかえ時に「MNP転出手数料」が3,000円+消費税かかる点には留意です。(ソフバンの最終月のスマホ代に合算されて請求されます)
ワイモバイルへののりかえ手順➄:ワイモバイル公式ページなどから申し込みする
ここまでくるともう一本道です。

上記の流れでワイモバイル公式ページやワイモバイルショップなどで、ワイモバイルに申込をするだけです。
申込ページで以下のようにプランやオプション・契約者情報を入力し、本人確認書類をアップロードしていきます↓

分からない点は右側の「チャットで相談」から気軽に質問できるので、おうちからでもスタッフに質問ながら申し込むことができるのでお勧めの機能です。
申し込み後は審査が行われ、問題なければそのままSIMカード(スマホをセット購入していればスマホも)が送られてきます。
配送住所はMy SoftBankに登録されている住所に配送されるので、事前に配送して欲しい住所が設定されているかMy SoftBankにログインして確認しておきましょう。
商品はMy SoftBankにご登録の住所への配送となります。
必ず申し込みの2日前までにMy SoftBankの情報が正しい住所であることをご確認ください。
届いたら同封の説明書類に沿って、電話の音声案内に従ってワイモバイルへの回線切り替え手続きを行いましょう。(この時点でソフトバンク自動解約とワイモバイルの正式な契約開始になります)
最後にスマホのAPN設定(ワイモバイル回線を掴むための設定)をすればのりかえ完了となります♪
ソフトバンクからワイモバイルののりかえ手順に関しては、ワイモバイル公式ページに細かい情報が記載されているので、確認しておくと良いと思います。