じゃあ子供は大人向けのスマホしか使えないの?
ソフトバンクでは一般向け機種にフィルタリングアプリ「あんしんフィルター」を入れる事で「ジュニアスマホ」としているんです。
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ソフトバンクの子供向けのキッズスマホの機種はどれ?
子供が成長してみまもりケータイを使わなくなってスマホを持たせる際に疑問になるのが、
「ソフトバンクで子供に持たせるスマホの機種ってどれ?」
という事です。
冒頭で解説した通り、ソフトバンクにはキッズスマホというものが存在しません。(キッズスマホ=子供向けに機能制限や設計されたスマホ)
他のキャリアを見てみるとauには「ミライエf」が、ドコモには「ジュニアスマートフォン(※現在は受付終了)」が発売されていますが、ソフトバンクは過去にも今も子供向けに設計したスマホを発売していません。

ソフトバンク側の子供向けスマホ=一般向けのiPhoneやAndroid機種+フィルタリングアプリ
ではソフトバンクで子供にどの機種のスマホを持たせればいいのでしょうか?
ソフトバンクでは以下の「ジュニアスマホ」という公式ページを公開しています。
ジュニアスマホ(SoftBank)
そのページでは「一般向けエントリーモデルのスマホ」に「あんしんフィルターfor SoftBank」を導入したものをジュニアスマホとしてソフトバンク側で推奨しているのが分かります。

ソフトバンクのサイト内で「大人と同じスマホが使えて、中身を子供向けに変えられる」と記載されているのですが、つまり「大人向けのスマホにフィルタリングを入れただけ」という事です。
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つまりペアレンタルコントロールは全てフィルタリングアプリ「あんしんフィルターfor SoftBank」の機能任せという事になります。
つまりソフトバンクは「ジュニアスマホ」があるというよりはフィルタリングアプリ「あんしんフィルターfor SoftBank」の性能依存という訳です。
あんしんフィルターfor SoftBankの性能ってどんなもの?
つまりソフトバンクの「ジュニアスマホ」と呼ばれる子供に推奨しているスマホの安全面は100%「あんしんフィルターfor SoftBank」の機能という事です。
ソフトバンクの「あんしんフィルターfor SoftBank」は2018年に強化され以下の機能が利用可能です。
位置情報の確認 | 〇 |
アプリの起動制限 | 〇 |
アプリストアの有料コンテンツブロック | 〇 |
アプリ毎の起動/利用時間の制限 | × |
スマホ本体の利用時間の制限 | 〇 |
有害サイトへのアクセスブロック (ウェブフィルタリング) |
〇 |
学年毎のフィルタリング制限レベル | 〇 |
歩きスマホ防止 | × |
子供のスマホ利用状況の確認機能 | △(発着信履歴/ウェブ閲覧履歴のみ確認可能) |
※アプリとサイトの制限ジャンルの詳細は以下のページで確認できます。
という事でソフトバンクのあんしんフィルターfor SoftBankは必要な機能は結構揃っているのが分かります。(以前は機能が少なかったのですが2018年になって機能が増えたようです)
注意!iPhoneではかなり劣化するのでお勧めしない
ソフトバンクのあんしんフィルターは上の通り機能が豊富なのですが、注意点としてiPhoneでは使える機能が少なくなります。
これはAndroidとiOSの差でもあるのですが、iPhoneで導入するiOS向けの「あんしんフィルター」アプリはAndroid版と機能が異なり、「位置情報の確認」「スマホ本体の利用時間帯制限」が出来なかったり「利用状況の確認」などが制限されます。
iPhoneでは保護者側でiPhone自体のペアレンタルコントロール機能と併用する必要があるので、子供向けにiPhoneを持たせるのは難易度が高くお勧め出来ません。
ソフトバンクのジュニアスマホの機種はどれがお勧め?
という事でソフトバンク公式が「ジュニアスマホ」として推奨しているAndroid機種に「あんしんフィルターfor SoftBank」を導入するのが一番という事が分かりました。
ソフトバンクでジュニアスマホ向けの機種として、以下の機種がソフトバンクの公式ページに記載されています↓
- iPhoneシリーズ(6~11)
- arrows U
- Xperia 5
- LG G8X ThinQ
- AQUOS sense3 plus
- AQUOS zero2
- AQUOS R3
- Xperia 1
- LG K50
- Xperia XZ3
- AQUOS zero
- HUAWEI Mate 20 Pro
- AQUOS R2
- AQUOS R2 compact
- Android One S5
- Xperia XZ2
- HUAWEI Mate 10 Pro
- DIGNO J
- HUAWEI nova lite 2
- Android One S3
- AQUOS R compact
- Xperia™ XZ1
- AQUOS ea
- DIGNO G
- HTC U11
- AQUOS R
- Xperia™ XZs
ジュニアスマホというか、「安心フィルター」を導入する事が可能な一般のスマホという事ですね。
料金面はスマホデビュー割を使う事で”スマホ代”は安くなる
2019年10月からの電事業法の改正によって端末割引が規制された事で、こちらの「スマホデビュー割」は2019年9月末で終了しています。
ソフトバンク最大の割引と言えば「スマホデビュー割」でしょう。
初めてスマホを持つ人に限って対象機種のスマホ代を大幅に安くする割引(2018年6月28日で終了)なのですが、ソフトバンクの「ジュニアスマホ機種」の中で以下の機種が割引されます。
対象機種 | スマホデビュー割後のスマホ代 |
DIGNO G | 月額1,000円×24ヶ月 |
Xperia XZs | 月額1,000円×24ヶ月 |
シンプルスマホ3 | 月額1,500円×24ヶ月 |
AQUOS R | 月額2,000円×24ヶ月 |




ご存知の通りソフトバンクを含む大手キャリアでは、スマホ代を安くした分基本料金で相殺する料金設計になっているので最終的な合計金額で判断しましょう。
最終的なソフトバンクのスマホ代はそんなに安くない
例えば上記で端末代が月額1,000円の「DIGNO G」という機種でスマホデビューした時の最終スマホ代の内訳を計算してみました。
DIGNO Gの端末代(分割時) | 1,000円×24ヶ月 |
スマホデビュー割 | -2,420円/月 |
スマ放題ライト | 1,700円/月 |
データ定額5GB標準 | 5,000円/月 |
ウェブ使用料 | 300円/月 |
最終スマホ代 | 5,580円/月 |
という事で子供向けでもスマホ代は5,000円以上掛かってしまいますが、ソフトバンクの機種の中ではかなり安い方です。
別のページで解説しているのですが特に子供の場合「格安スマホ」への乗り換えをした方が圧倒的にお勧めですよ。