サポート終了のiPhone8はいつまで使える?長く使うコツや機種変更の時期

iPhone8
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iPhone 8 / iPhone 8 Plusはいつまで使える?

2017年9月発売のiPhone8ですが、2024年現在も根強い人気がありまだまだ使っている人も多いと思います。(私もサブ機でiPhone8使ってます)

iPhone8と言えば、

【最高傑作とも呼ばれたiPhone8の特長】
  • ホームボタンが廃止され初のディスプレイ加圧式が採用された機種
  • Appleのスマートフォンとしては初めてQiワイヤレス充電に対応(背面がガラス製になったことでワイヤレス充電パッドに置くだけで充電できるように)
  • True Toneディスプレイで周囲の光の色温度に合わせてディスプレイの白色バランスを自動調整し自然な色彩に
  • Touch IDの指紋認証センサーを搭載
  • 12メガピクセルの高性能背面カメラ(f/1.8で光学手ぶれ補正やHDR、4Kビデオ撮影など)
  • 耐水耐塵性能が大幅向上(IP67等級の耐水耐塵性能=水深1Mで最大30分間水没に耐えられる)

など大きく性能向上&機能追加されたiPhoneとして定評があり、現役で使っている人も多いですし中古市場でもiPhoneは発売から6年以上経過した今でも人気の高い機種となっています。

が、

そんなiPhone8ですが、Appleが2023年9月19日に正式リリースされた「iOS 17」のアップデート対象からiPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xの3機種が外れています↓

iOS17に対応しているiPhoneモデルにiPhoneXやiPhone8、iPhone8Plusが外れている
情報源:iOS 17に対応しているiPhoneのモデル(Apple公式)

これによって、今後追加されるiOSの新機能を利用できなくなるだけでなく、セキュリティアップデートの提供も受けられなくなる可能性があります。(iOS 16でストップしてiOS 17以降にアップデートできない)

ただ、Appleは過去に古いiOSバージョンに対してもセキュリティアップデートを提供してきた実績があるので、完全に使えなくなると決まったわけではありませんが。

iPhone 8は2023年9月のiOS17よりアップデートサポート対象外に⇒何が問題?

という事でiPhone8、iPhone8 Plus、iPhone Xを使っている人にとって、このアップデートのサポート対象外になってどんなデメリットが出てくるのかを挙げてみました↓

➀.古いiOSでは非対応のアプリが徐々に増えて使えなくなる

iOSのアップデートが停止するということは、徐々に新しいバージョンのアプリが利用できなくなる事が増えてきます。

というのも一般的にはアプリ開発者が最新のiOSに合わせてアプリを更新するため、古いiOSでは動作しなくなる可能性が出てくるためです。いつも使っているアプリもそのうちアップデートできなくなって使えなくなる日が来るかもしれません。

➁.セキュリティ更新が受けられないので安全面の不安が増える

iOSのアップデートが提供されなくなるとセキュリティ更新もできなくなるので、新たに発見されるセキュリティ上の脆弱性に対する対策が施されなくなります。

これにより、個人情報の漏洩や不正アクセス、ウイルス等のリスクが高まる可能性があります。この定期的なセキュリティアップデートができない」という面はスマートフォンを安全に使用する上で結構なリスクかもしれません。

とは言えiPhone8を使うだけなら壊れるまで使い続けることは可能

とは言えiPhone 8がiOSアップデートの対象外になったからと言って、直ぐに手元のiPhone8が使えなくなる訳ではありません。

更新がないアプリや旧iOSでも使えるアプリもありますし、セキュリティも決まったアプリやサービスを使っているだけならそこまでリスクはないからです。

iPhone8の一般的な寿命は3年以上

iPhone8が発売された時期までApple公式は「iPhoneを含むiOSを搭載したデバイスの使用年数を”3年”と想定している」という記載していました。(現在は記載を削除している)

なのでiPhone8の寿命は3年間は持つと想定されて作られていると考えて良いでしょう。

実際に多くのユーザーが発売から数年経過しても快適に使用しています。適切な使い方と定期的なメンテナンスを心がければ、長期間の使用が可能です。

iPhone8の修理も2025年くらいまでは対応が多そう

そしてiPhone8のiOSアップデート対象外になった事で最も大きな不安が「iPhone8本体の故障ができるかどうか」という点でしょう。

iPhone8本体の故障に関しては、Appleの公式サポートが終了しても多くの非公式修理店でiPhone 8の修理サービスは提供されています。

画面割れはもちろん、最も多いであろう長期利用で劣化したバッテリー交換など、2017年発売のiPhone8と言えど一般的な故障トラブルはこの先数年は継続して対応してもらえるでしょう。(修理部品の品質や保証の有無は店舗によって異なります)

5G非対応のiPhone8 5Gはまだまだ発展途上なのでしばらくは4G通信だけで十分

通信回線で見ると現在の最先端は”5G”ですよね。

iPhone8は5Gが登場する前に発売されたモデルなので当然5G非対応ですが、正直なところスマホの日常使い程度であれば現在の4G通信だけで十分な速度とサービスだと思います。

特に日常的なウェブ閲覧やSNSの利用においては、5Gと4Gの差を感じる場面は少ないでしょう。iPhone 8は4G通信に完全対応しており、今後もしばらくは十分に活用できるでしょう。

iPhone8を買い替えるベストタイミングはこんな時

という事で使うだけならiPhone8はもうしばらくは使い続けられると思いますが、いずれは現役を退いて新しい出会い(機種変更)するタイミングがくる事になります。

では「どのタイミングまでiPhone8を使い続けられるのか」「どこのタイミングが機種変更し得なのか」についても解説してみました↓

サポート終了でセキュリティ面では徐々にリスク増⇒既に機種変更のタイミングではある

まず先述した通り、iPhone8がiOSのメジャーアップデートの対象外となって時点でセキュリティの更新もストップします。

時間と共に登場する個人情報の漏洩や不正アクセス、ウイルス等などのリスクに対して、既に新機能の利用やセキュリティ面での保護が得られない状態になっているので、時間と共にセキュリティ面のリスクは上がり続けています。

なのでセキュリティ面に敏感な人であれば、既にiPhone 8を買い替えるべきタイミングに来ていると言っていいでしょう。

バッテリーの消耗や劣化が激しいなら機種変更のサイン

2つ目はバッテリーの消耗が激しいと感じたタイミングの機種変更です。

バッテリー劣化のイメージ図

「100%近くに充電しても直ぐにバッテリーが減ってしまい1日中持たない」など、頻繁に充電が必要になるなどの症状が見られたら、もう機種変更を考えるべき時期かもしれません。

先述の通りAppleは利用期間を3年と想定敷いているモデルですので、それ以上使っているのであればそろそろ端末の寿命とみていいでしょう。

もちろん前述した通り当分はバッテリーの修理も可能なところは当分はありますが、交換費用はかかるので次の端末の軍資金に充てる方が賢いかもしれません。

新型に安く買い替えできるタイミングはGO

そして機種変更に踏み切っていいベストタイミングが、機種変更先の端末が安くなっているタイミングです。

2024年にヤマダ電機やヨドバシカメラでiPhone15が1円でレンタル可能に

特にここ最近ではキャリアの投げ売りや値引き、中古新古品の市場も広がっているので、調べれば定価よりも安く機種変更先の機種が見つかるかもしれません。

特に現在iPhone8を使っている人であれば、現行のどのモデルに機種変更しても性能が上がったことが感じられると思います。もし負担が少なく新機種に機種変更することが出来るのなら、アクセスを踏み切るべきです。

iPhone8から機種変更するならこれ!お勧め買い替え先iPhone機種


という事で次に、現在iPhone8を使っている人が機種変更する場合にお勧めのiPhoneモデルについても解説していきます↓

廉価版なのに性能も良い:iPhone SE(第3世代)

もし安価に新品のiPhoneモデルに機種変更したいのであれば、2022年3月に発売されたiPhoneSE(第三世代)が圧倒的にお勧めです。

iPhoneと言えばナンバリングされているモデルが一般的ですが、SE(スーパーエディション)と呼ばれる廉価版のモデルも一部存在します。特にiPhoneSE(第三世代)はiPhone11(2019秋発売並のスペックなのに端末価格がかなり安いというコスパ重視のiPhoneモデルとなっています。

iPhone SE(第3世代)は、手頃な価格で最新のA15 Bionicチップを搭載しているため、高いコストパフォーマンスを実現しています。iPhone 8ユーザーにとって馴染みやすい4.7インチのディスプレイも魅力です。

iPhone13シリーズ

iPhone13のメインビジュアル_背景アリ版

iPhone 13シリーズは、2021年9月に発売されたiPhoneシリーズで、高性能なカメラ機能と長時間のバッテリーライフを備えており、iPhone8からの機種変更ならかなりの性能の向上が感じられると思います。

先述のiPhoneSE(第三世代)に比べると価格は上がりますが、大手キャリア以外にもワイモバイルでも2023年11月からラインナップに追加されたので、端末値引込で狙っていけるようになったのでお勧めです。

中古のiPhoneはどう?⇒人気増加中のキャリアの認定中古iPhoneで節約もお勧め

直近の円安によってApple製品は2022年7月から10~20%値上げしたこともあって、最新のiPhoneの定価は12万円~とかなり割高で、機種変更先に困っているiPhoneユーザーも多いと思います。

そんな背景もあって、最近ではスマホの中古市場も非常にアクティブです。

特にドコモ、au、SoftbankやグループブランドのUQモバイル、ワイモバイルでは、返却プログラムで回収したスマホの中でも状態の良いものを整備して「認定中古品(Certified)」として格安で販売しており人気があります。

オンラインストア限定Softbank認定中古iPhone_公式バナー

特にスマホの中古品はバッテリーの劣化状態や、赤ロムのリスクなどがあるので上記のような信頼できる販売店から購入するのがお勧めです。

★リンク

ドコモ・au・ソフトバンクの最新機種を2年レンタル(返却プログラム)という手も

前述した「最新iPhone高すぎ問題」に手を焼いているのは私たちユーザーだけではありません。

Appleの正規代理店である大手キャリアも、高額なiPhoneを売るために以下にお客の負担を下げるかを考えた結果「端末返却プログラム」を導入して現在主流になっています。

auの端末返却プログラム「スマホトクするプログラム」の仕組みの説明図

端末返却プログラムは端末を48回分割購入時に加入できるプログラムで「12か月目や24か月目以降に端末を購入元に返却することで残債が免除される」というiPhoneのレンタルのような仕組みで毎月の負担を減らします。

参考:
スマホトクするプログラム(au)
スマホおかえしプログラム
新トクするサポート

最終的には返却するので「iPhoneが自分のものにならない」という反面で、月の負担額を最小48分の1まで減らせるメリットがあり、「大体2年くらいで次のiPhoneに機種変更する可能性が高い」という人にはお勧めできます。(逆に長期的に同じ機種を使用したい場合は、あまり意味はないですが)

iPhone8を長く使うためのコツや注意点


正直なところiPhone8は機種変更するタイミングに来ているくらいには古いモデルですが、ここからはiPhone8を少しでも長く使い続けるためにできる事や注意点についても解説していきます。

定期的にバッテリー交換しよう&バッテリー交換の目安

iPhone8を使い続けるために最重要と言っていいのがバッテリーです。

iPhone8のバッテリー寿命は、一般的に500回の充電サイクル後に最初の容量の80%まで低下するとされています。(完全に放電した状態から完全に充電するプロセスを500回繰り返した後、バッテリーの性能が約20%劣化するという意味)

具体的な使用期間で言うと、毎日1回フル充電する場合、約1年半で交換のサインが現れる可能性が高いです。

バッテリーの劣化サインとしては、

【iPhone8のバッテリー交換の目安】
  • いつも通りの使い方をしているにも関わらず充電が1日も持たなくなった
  • バッテリー残量が突然大幅に減少する「バッテリー飛び現象」が起こった
  • 予期せぬシャットダウンが起こった

などがあればほぼバッテリーが劣化しています。

これらの症状が見られたら、iOS設定の「バッテリー」セクションにある「バッテリーの状態」を確認し、最大容量が80%未満になっていれば、バッテリー交換の検討しましょう。

iPhoneの「設定」から「バッテリー」>「バッテリーの状態」で80%以上を維持しているかを確認しよう

バッテリー交換は、Apple公式のサービスプロバイダーやApple Storeで行うのが最も安全でお勧めです。

iPhone のバッテリーサービス

Appleまたは正規サービスプロバイダでのiPhone8のバッテリー交換費用は税込11,200円(AppleCare+加入の場合は無料)とそこそこです↓

【iPhone8のバッテリー交換費用】

費用
iPhone8のバッテリー交換費用(保証なし時): 11,200円(税込)
AppleCare+加入時: 0円

参考:iPhone のバッテリーサービス(Apple公式)

Apple純正の充電ケーブルと充電器を使う

あまり意識しないかもしれませんが実は充電器もバッテリーの劣化と結構関係しています。

特にApple純正の充電器はiPhoneとの完璧な互換性が保証されており、iPhoneにベストな電圧と電流で充電するのでバッテリーの健康状態を長期間維持し、充電サイクルを最適化することが可能になります。

また、Apple純正製品はAppleが定める厳しい性能基準を満たしていることを示すMFi(Made for iPhone/iPod/iPad)認証を受けており安全性と互換性が保証されています。

参考:iOSおよびiPadOSでのアクセサリの検証(Apple)

また非純正製品や特に価格が極端に低いものを使用すると充電効率が悪化したり、最悪の場合iPhoneが故障するリスクもあるので充電器はケチらないようにしたいです。(実際、非純正の充電器を使用したことによる過熱や発火の報告も稀にありますので)

画面保護フィルムやスマホケースを装着する

当たり前すぎてアレですが、iPhone8を長く使うつもりであれば保護フィルムやスマホケースで本体をしっかりガードしましょう。

特にiPhone8を使い続けたい人の目的の大部分が節約視点だと思いますので、「落して画面割れで修理」など維持費用が多くかかってしまっては本末転倒です。

特にiPhone 8の背面はガラス製で、割れやすいため保護ケースの装着は必須です。

iPhone8が壊れるとデータが失われる可能性があるので定期的にバックアップを

最後にiPhone8のデータのバックアップについてです。

iPhone8が故障や紛失、不慮の事故によって突然使えなくなった際に最も痛手となるのは、連絡先、写真、ビデオ、アプリ内データなど、デバイスに保存されたデータが失われる事ではないでしょうか。

iPhone8(iOS)は、iCloudとiTunes(またはFinderを使用したmacOS Catalina以降)という二つのバックアップオプションを提供しています。

iCloudバックアップは、Wi-Fi接続下にiPhoneのデータを自動的にAppleのクラウドサーバーに保存してくれます。これにより、デバイスが失われたり壊れたりした場合でも、新しいデバイスに以前のデータを簡単に復元できます。(iCloudは5GBは無料&それ以上のストレージが必要な場合は追加のストレージプランを購入可能です)

参考:iCloud で iPhone や iPad をバックアップする方法(Appleサポート)

一方、iTunesまたはFinderを使用したバックアップは直接PCやMacにiPhoneを接続し物理的なコピーを作成する方法です。この方法はインターネットの接続が不要なので、通信会社のプランのギガ容量を圧迫せずに大量のデータをバックアップできます。

どちらのバックアップ方法を選択するにしても重要なのは定期的に行うことです。

大体毎月1回くらいの頻度でバックアップをスケジュールに入れることで、万が一の時に備えることができます。

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