+メッセージ(プラメ)はキャリア以外でも使える?小学生にLINEの代わりに推奨

+プラスメッセージ(プラメ)_公式バナー
美魔女ママ
美魔女ママ
小学生にLINEってキケンなの?
定番の連絡手段で知らない人はいないレベルに有名な「LINE」ですが、実は「フィルタリングが効かないのでアダルト・暴力表現のある広告やニュース、タイムラインが表示されてしまう」「知らない相手と簡単に繋がれしまう」など特に小学生には使わせたくないですね。
 
事実2019年にLINE公式が対象年齢を「12歳以上」に変更していますし。
元量販店員 りょう
元量販店員 りょう
美魔女ママ
美魔女ママ
LINEってフィルタリング効かないのね💦
じゃあ子供に使ってもらうメッセージアプリって何がいいの?
子供の連絡用ならドコモauソフトバンクが共同開発した「+メッセージ」が無料でLINEのように使えるので安全面でもお勧めできます💡
元量販店員 りょう
元量販店員 りょう

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(+メッセージ)プラスメッセージ(通称”プラメ”)はドコモ、au、ソフトバンクの3社が共同開発したメッセージサービスで、電話番号さえ知っていれば専用アプリを介して1対1でのやりとりができたり、複数人でのグループトークも可能なサービスです。(利用料は無料)

プラメを使っている画面

+メッセージは2018年5月から提供しているサービスですが、2022年12月時点で利用者は3000万人を突破し、かなり普及した段階と言えます。

【+メッセージの特徴とできる事】

ドコモ、au、ソフトバンク回線の契約がある(電話番号を持つ)同士なら使える
専用アプリ「+メッセージ」をスマホにインストールすれば登録なしで使える
1回で最大全角2730文字までのメッセージが送信可能な他、絵文字、500種類以上の無料スタンプが使える
「未読」「既読」が表示&確認できる
1対1のやり取りのほかに、複数人でのグループトークも可能
スマホ内の「電話帳」とも連携できるので不明な差出人からの連絡でも識別できる

やりとりでは文字によるメッセージの他に、画像や動画、スタンプまで利用可能なので、現在国内で使っていない人の方が少ないであろう「LINE」の国産版をイメージすれば分かりやすいと思います。

iOSダウンロードボタン_400GooglePlayダウンロードボタン_400

LINEと何が違う?+メッセージをドコモauソフトバンクが共同開発した背景

プラスメッセージとLINEのアイコン

「トークとグループ使いたいならLINEでいいじゃん」と思う人も多いと思いますが、わざわざLINEがあるのに+メッセージが開発された理由があります。

そもそもLINEが普及しきった現在、類似のサービスを開発・リリースしたドコモ、au、ソフトバンクとしては「LINEに対抗するというよりは、現在のSMSを機能拡張させた進化させた」というスタンスのようです。

ただ、LINEと比較しても「登録時の認証」や「IDやパスワードでのログイン・ユーザー登録」が不要な点は明らかにメリットで、後半で実際に+メッセージを使っていますが、アプリインストールから数秒で使い始めることができる手軽さがあります。

また、プラスメッセージを使うためには「ドコモauソフトバンクで契約している電話番号」同士でしかできないので、やりとりの相手が誰なのか明確なので安全性もLINEより高いのもメリットです。

参考:「+メッセージ」なぜ開発? 3大キャリアが異例の共同会見

子供に見せたくない広告やニュースも表示されない⇒特に子供(小学生)にはLINEよりもプラスメッセージを

また「+メッセージ」と「LINE」を比較して、ネットリテラシーの低い子供が使う場合、安全面では+メッセージはLINEよりも明らかに優れているので、特に小学生の子供との連絡手段にお勧めしたいです。

というのも、昨今定番のメッセージアプリ「LINE」は、「知らない相手と繋がってしまう」「サードパーティアプリなのでフィルタリングが効かず有害な情報にアクセスできてしまう」など、子供にとっては結構リスクがあり、抵抗のある保護者の方も少なくありません。

【LINEが子供に不適切な理由】

知らない相手と簡単に繋がれしまう
サードパーティ製アプリなのでフィルタリングが効かない
 ⇒子供が有害な情報(アダルトや暴力表現等)が表示される・繋がれてしまう

特に小学生の子供に持たせるキッズスマホにLINEアプリを入れる際には注意が必要で、「フィルタリングを設定しているはずなのに、子供のLINEの広告に性行為やわいせつな画像を使ったマンガの広告等が平気で表示されて焦った」なんて経験がある保護者の方もいるのではないでしょうか。

対して「+メッセージ」には広告やニュース、タイムラインなどの機能はないので、LINEの代わりの連絡手段として小学生の子供でも安心して使ってもらうことができます。(保護者のスマホにも「+メッセージ」アプリを入れれば簡単に子どもと連絡が取れます)

実際に2023年にドコモとauで発売されたキッズ携帯からは、この「+メッセージ」機能は標準搭載されており、「キッズ携帯=LINEが使えない」という欠点を払拭しています。(Softbankのキッズフォン3は未搭載)

参考:+メッセージ(ドコモ公式)

ドコモのキッズケータイKY-41Cの公式バナー画像

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そもそも2019年にLINEは「12歳以上」に対象年齢が変更されている

これらの背景があってかは定かではありませんが、2019年にLINEの対象年齢が「12歳以上」に変更されています。

2019年以前はLINEに対象年齢はなかったのでご存じない保護者の方も多いと思いますが、現在はLINEは12歳以上の対象年齢に変更されているので、小学生の場合はLINEを使う事は推奨されていません。

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SMS(ショートメッセージ)と+メッセージの違い

SMSの例

元々「+メッセージ」の拡張元となっているSMS(ショートメッセージ)とも使える機能を比較してみます。

【プラスメッセージとSMSの違い(比較表)】

機能比較+メッセージSMS
テキストの文字数最大全角2730文字最大全角70文字
写真・動画の送受信〇(最大100MB)×
スタンプの利用×
グループメッセージ×
音声メッセージ×
地図情報×
利用料金○円/1通という形式パケット通信(ギガを消費)

機能面ではSMSに比べても+メッセージが圧勝ですが、地味に料金もパケット消費なので安くなっています。(そもそもSMSは1通当たりで料金が発生していた)

そして「安全面」もSMS⇒+メッセージでかなり向上しています。

SMSと言えば電話番号を知っている同士でやり取りができるメッセージサービスですが、相手の電話番号さえわかれば繋がれる手軽さの反面、フィッシング詐欺などの温床になっている側面もあります。(「○○を装ったフィッシングメール」がたまに届いたりする)

対してプラスメッセージも電話番号を知っている同士でやり取りができるサービスではありますが、電話帳を参照することもできるので話し相手が誰なのか確認でき、安全面でSMSより高いです。

プラメの始め方:専用アプリをインストールすればiPhone(iOS)でもAndroidでも登録不要で使える

実際に+メッセージを始める方法はかなり簡単で、OS毎のストアで「+メッセージ」という専用アプリをスマホにインストールするだけです。

APPストアでのプラスメッセージのアプリページ

+メッセージはiPhoneにもAndroidにも対応しており、各アプリストアで「+メッセージ」と検索すれば見つかると思いますし、以下のボタンからもアプリストアの「+メッセージ」のページに飛べます。

iOSダウンロードボタン_400GooglePlayダウンロードボタン_400

スマホにインストール後は、そのまま「+メッセージアプリ」を起動するだけです。

起動後は各種同意と使い方を確認するだけで、事前登録や認証などもなく直ぐに使い始めることができます。(ニックネームを入力するだけです)

初回でニックネーム等を設定

電話番号を知っている相手であれば、右上の「+」ボタンから電話番号を入力してメッセージを送ることができます。

またスマホに入っている「電話帳」への参照を許可すれば、電話帳に入っている相手もリストに追加されます。

+メッセージの使い方に関してはKDDI公式のブログが最も分かりやすく参考になると思います↓

参考:+メッセージブログ(KDDI公式)

使う方法:ドコモauソフトバンク回線の電話番号を持っていればアプリを入れれば誰でも使える

プラスメッセージのサービスがスタートした20218年時点では、サービスを提供している大手3キャリア契約者同士のコミュニケーションを想定していたため、ドコモ、au、ソフトバンク利用者同士でのみ使えるサービスでした。

が、プラスメッセージの利用者が増えて来るに従って「大手3キャリア以外ともやり取りができないか」というニーズが増し、以下のように徐々に利用できる範囲(プラメが使える通信会社)が拡大しています。

【+メッセージが利用できる通信会社の拡大の歴史】

・2018年5月11日:サービス開始

・2021年9月2日:「+メッセージ」がドコモ、au、ソフトバンク以外にも全ブランドとMVNOまで使える範囲が拡大

・2022年6月28日:ワイモバイルやLINEMO、ソフトバンク回線のMVNOも「+メッセージ」利用可能に

最初はドコモ、au、ソフトバンク利用者しか使えなかったプラスメッセージですが、2023年現在は大手3キャリア以外でも多くの通信会社で利用できるようになっています。

【現在プラメが使える通信会社】

サブブランドである「ワイモバイル」「UQモバイル」
2020年に立ち上がった新ブランド「ahamo」「povo」「LINEMO」
ドコモ、au、ソフトバンク回線を使っているMVNO(複数)

ドコモauソフトバンク回線のMVNOやサブブランドでは問題なく使える

特に多いであろうドコモauソフトバンク回線を使っているサブブランド(ワイモバイル、UQモバイル、ahamo、povo、LINEMO)や、MVNOでも問題なくプラスメッセージを使うことができます。

こちらで確認したのが、ワイモバイル、LINEMO、povo、mineo(Aプラン)回線のSIMカードが差さっているスマホですが、いずれも問題なく「+メッセージアプリ」をアプリストアからインストール&電話番号でやり取りできることを確認しています。(以下はmineoのAプラン(au回線プラン)とのプラスメッセージでのやりとり画面です↓)

mineoのAプラン(au回線)でも問題なくプラスメッセージでやり取りができた

という事で、大手3キャリアの通信回線契約であれば、サブブランドでも格安SIMでも問題なくプラスメッセージを使うことができる=ほとんどの人が使うことが可能です。

例外として、以下の楽天モバイル回線だけは使う事ができませんでした。

楽天回線の電話番号では使えなかった⇒アプリがインストールできない

逆に+メッセージが使えない通信会社としては第四のキャリアと言われる「楽天モバイル」です。

実際に楽天モバイル回線のスマホで+メッセージを使おうとしても、以下のように「対応していない」と表示されてアプリストアにプラスメッセージが表示されませんでした。

楽天回線ではプラスメッセージは使えない

今後は楽天モバイルの電話番号でも使えるようになってくれれば殆どの障害がなくなり、より普及してくるのではと思います。

後述するように前提条件としてドコモ、au、ソフトバンク回線で電話番号を契約していることが条件にはなっていますが、MVNOでもサブブランドでも可能なので楽天回線やIP電話以外であれば大体の人が利用できると思います。

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